妊活中でも不妊治療中でも夫がストレスになるのを防ぐ方法

「一番のストレスが夫なんです」

カウンセリングをしていてこう言われることがあります。特に不妊治療中や妊活中では一番の理解者・協力者であるべき夫がストレスの原因になるということは、想像を絶するストレスとなるでしょう。

妊娠するために一番大切なセックスの質や回数という基本の問題すら怪しくもなってきます。

夫とのストレスをなくすことが一番の妊活になるかもしれません。

夫婦間のストレスをなくせばすべてがうまく回りだす!?
夫婦間のストレスをなくせばすべてがうまく回りだす!?

 

「主人在宅ストレス症候群」という状態が妻に起こりえる

基本的には定年退職後の夫が一日中在宅するようになり、妻を束縛し大変なストレスを感じて病気になってしまう事をいうようです。ただ最近は若い世代でもリストラされた夫がずっと家にいて妻を束縛するという事も増加しているようです。

つまりは主人在宅ストレス症候群の字のごとく、夫が家にいることが妻にとって大変なストレスになるという状況の事でしょう。

これはおそらく束縛することだけでなく、同じ部屋にずっと一緒にいる事や24時間顔を突き合わせていると妙な圧迫感を感じることがあります。なんとなく息苦しいと感じてしまうのではないでしょうか。

 

こんな時に妻は夫にストレス感じる

息苦しく感じるわけは普段からの夫の行動にあるかもしれません。
「亭主関白」「自己中心的」こんな言葉が当てはまるような夫は妻のストレスになっているかもしれません。

  • 亭主関白な態度や家族の事は興味がないという態度
  • どんなに妻が忙しそうにしてても、ずっとテレビを見ている
  • 食事に対して文句をいう
  • 妻の外出などを詮索し束縛する
  • 妊活中のタイミングをとる時など、不妊からの心のすれ違い
  • 夫の体臭がストレス
  • モラルハラスメントのような乱暴な言葉づかい

監視されているような感覚や世話をしないと不機嫌になるといった夫は妻のストレスになるのでしょう。まあ、当たり前といえば当たり前ですが。また不妊ストレスや体臭がいやだというパターンもあるようです。。

理想の結婚後の生活と現実とのギャップにストレスを感じている女性も多いようです。それを「気にしなければよい」と切り捨てられるようなこともストレスになっているとの話もあります。そしてやはり夫婦といえども結婚して年月がたつとプライベートな時間が必要になるケースも多いのではないかとも思います。

互いの気持ちに寄り添う姿勢が大事ですね

過去ブログを参考にしてください⇒不妊治療のストレスから夫婦喧嘩の対処法

 

自分中心で家族に気遣いのない夫が妻のストレスになる

さまざまな女性の意見を参考にしていくと以下のような夫は注意が必要です。

  • ◉自分の事を棚上げしたり、自分勝手な言動
  • ◉子育てに参加してくれない
  • ◉妻の行動を束縛する
  • ◉自分の趣味趣向を妻に押し付ける
  • ◉妻の意見を聞かない

こう書いて並べてみても十分感じが悪いですね(苦笑)。夫は妻にとって自分がストレスになっているという「自覚」が大事です。ぜひ相手にとって「いてくれてありがとう」というような存在になれているかどうか自己確認してみましょう。

 

妻が夫のストレスに悩んだ時の対処法の基本は相手が笑顔になるかどうかを意識すること

人間関係ですから夫だけでなく夫婦二人問題として一番大事なのは夫婦関係を見直す話し合いができれば一番です。夫婦を長くやってくると付き合っていたときや結婚当初の気持ちなんかも薄れてくる可能性もあります。夫婦になったが故の油断とでもいえるかもしれません。
互いの助け合いが一番大事という他人同士が暮らしていく上で一番大事な「感謝」の気持ちや、パートナーを笑顔にさせる自分の行動ができているかを確認しましょう。そうすれば相手の気持ちを気にしない自分勝手な行動はできないでしょう。
それがうまくいかない場合は、接触時間を短くする、互いに自分の楽しみを見つけパートナーにそれを強制しないという共通認識をもって置くことが重要です。

 

まとめ

夫が家に家にいるだけでストレスを感じるといった精神状態からは、何も発展しないことが多そうです。気分転換も心がけましょう。フラットな気持ちでないと話し合いもままなりません。意外と自分たちの関係性について夫婦で治していこうという努力は、日本人は苦手なようです。
ついつい我慢して放置してしまいます。
夫婦の関係がスムーズにいくことはこれからの夫婦や家族の幸せにとって一番大事な事かもしれないという共通認識をもっていれば解決に近づくこともあります。夫婦は「なる」ものではなく、「なっていくもの」といいます。そのための努力は固い絆に変わると思いますよ。

人生を左右するほどの大事な事が夫婦関係です

意外と夫婦の問題を放置しがちですね。夫婦という関係性はこじれると厄介です。お互いに自分自身を相手に合わせていく努力をしつづけるというものが夫婦かもしれないなと最近感じています。そうすると「相手を気遣う」というあたりまえの事ができなくなるといったことを防げるかもしれません。大変なようでこれはそういう地盤を夫婦で作っていくものだという共通認識が二人にあればできることだと感じています。一つの習慣にできればいいですね。

40代の妊娠確率と「するべき事」について

最近では有名人や芸能人の高齢での妊娠や出産について、テレビや雑誌で紹介されることが多くなってきました。ただ、それを見て安易に「○○という方も40歳以上自然妊娠できたから私もできる」と考えてはいけないと思います。全体的にみると40代以上の妊娠する確率はそう高くないという現実があることも知っておきましょう。

妊娠確率よりも「やるべき事」に集中する!
妊娠確率よりも「やるべき事」に集中する!

 

40代前半での自然妊娠は5%、40代後半では1%

実際のデータ上は20人に1人(5%)妊娠するという状況が40歳前半の方の自然妊娠率の現状のようです。45歳以上ではほとんど難しいレベルまで自然妊娠の確率は下がっています。このことから自然妊娠の可能性はもちろん大事ですが、確率的にいってそれだけにならないように効率や確率を考えて不妊治療を考える事が多いのが40代の方ではないでしょうか。
そういう方が多いようです。

 

40代前半の体外受精妊娠率は15.78%、40代後半では3.58%

体外受精で100%妊娠できるという勘違いをされている方が中にはいらっしゃいますが、実際には受精卵が確保できた状態で40歳前半では15.78%40代後半では3.58%と日本産婦人科学会のデータではなっています。採卵しても卵子がとれず、受精卵を戻すところまでいかない人もいるため実際にはもっと低い確率になると考えられます。

また妊娠しても高齢では流産率も高いため出産までいく確率は40代前半では7.7%40代後半では0.6%と言われています。

50歳以上で妊娠などと言われているケースでは、おそらく卵子提供を受けて妊娠されたケースが多いのではないかと推測されます。

やはり高齢では卵子がとれる事が少なくなってくるためです。
日本産婦人科学会「2010年高度生殖医療データベース」⇒http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2010data.pdf

 

まとめ

現在の日本の問題点として「妊娠出産の現実に関しての教育の不足」があると思います。「妊娠は避妊しなければすぐできると思っていた」や「高齢になっても病院にいけばできると考えていた」と意外と店頭でも聞きます。事実女性のキャリアを積むことと妊娠出産を同時に考えるのは難しい場面が多いと思います。

現状様々な問題はあると思いますが、大事なことは高齢での妊娠や出産を望む方は、「知識」と「準備」を事前に備えておくことが40代からの妊娠出産をスムーズにいかすために大事な事でしょう。高齢になればなるほと時間との戦いにもなってくるので効率と確率を重要視していく必要があると思います。そのための準備やサポートといえますね。

実は40代で初めて妊娠出産を考えた時の治療成功率は3割を超える!

実は40代で初めて妊娠出産を考えた時の治療成功率は3割を超える! 確かに40代の妊娠出産を考えるときに、実際の妊娠確率なんかをみると絶望的な気持ちになる方もいますが、ここにはある「誤り」も含んでいることも知ってほしいと思います。治療自体には失敗したが、その後自然妊娠した方や40歳までずっと治療されている方は重度の不妊の可能性も高まります。すなわち、純粋に40代で初めて妊娠を考えたり、不妊治療を始めたという数字とは違う可能性が非常に高いのです。 ある報告によると40代で初めて不妊治療した場合に3割りを超えたという事もよく治療実績としてあがってきています。また2011年では40代以上の女性の出産総数は3万8280件(人口動態調査)あります。その中のでは、実はビックリすることに3万5000件ほどは自然妊娠で出産できているという事実も知っていてください。 ネガティブな数字に振り回されすぎないように前を向いて「自分でやれること(妊活)」を進めていく必要があると毎日カウンセリングでお伝えしております。

不妊原因で一番多いのは卵管のトラブルによるもの

女性不妊の原因のなかで一番頻度が多いのは卵管因子といわれ、子宮や卵管の問題により不妊症になる方の割合は35~40%とも言われております。

卵管性不妊は痛みなどの自覚症状もなく不妊検査でも分かりにくいので不妊治療を考える時にはアプローチの仕方を変えながら治療していきます(タイミング⇒人工授精⇒体外受精などのステップアップ)。ここでは卵管性不妊についてまとめています。

二人でしっかり学んでいこう!
二人でしっかり学んでいこう!

 

卵管の役割

卵管は片側約12cm、内径の直径が約1mmという非常に細い管状の器官です。そして卵管は卵巣と子宮を結びつける重要なパイプとしての役割を担っています。

  1. 卵巣から排卵された卵子をキャッチする
  2. 精子を卵子と出会わせるための受け入れ
  3. 卵管の先(卵管膨大部)にて受精の場を提供する
  4. 受精卵を発育させる
  5. 受精卵を着床させる子宮へ運ぶ

いかがでしょうか。単純に精子や受精卵が通る通り道という認識だけの方も多いのではないでしょうか。卵管は複雑な妊娠する流れの中で非常に重要なポジションを担当しているのです。 そしてこの卵管が狭くなってしまったり、詰まってしまったり、動きが悪くなってしまうと上記に書いたすべての事に支障が出てくるようになるのです。

 

卵管性不妊(卵管障害)の原因

卵管は細めのパスタくらいの太さなので簡単に狭くなっていたり、詰まってしまったり、動きが悪くなったりするようです。その原因としては以下の3つ

  • 感染による炎症
  • 子宮内膜症による癒着
  • 過去の手術による癒着

感染でもっとも多いのがクラミジア感染症

もっとも若年層に増えている性感染症で本人も全く自覚がなかったりします。なので感染が広がりやすい。卵管などに炎症を引き起こすことによって癒着がおきて卵管障害になる場合があります。

子宮内膜症や過去の手術の影響

子宮内膜症は不妊の方の20~30%にみられるということで不妊にとても関係が深いです。過去の腹部の手術による癒着(卵管や子宮、盲腸の手術など)も不妊に関係がある場合があります。
ただ子宮内膜症の重症度によっても卵管の動きが妨げられる度合いが違うというので不妊と深く関係あるかどうかは専門医の意見を聞いた方がいいでしょう。また過去の手術歴があったとしてもそれが不妊と関係があるのかどうかも専門医の意見を聞いてからになります。いずれにせよ必ず卵管に障害がでるわけではない点にご注意ください。

性感染症や子宮内膜症の増加に伴って卵管障害も増加!

なぜ卵管障害が多いかの理由は、やはり性感染症(特にクラミジア感染)や子宮内膜症などの婦人科疾患の増加によるものが大きいと思われます。特に子宮内膜症などは現在の女性の冷え体質アレルギー体質から引き起こされる可能性があり増えてきているという側面もあるようです。生理痛が強い人は特に要注意でしょう。

 

不妊治療での対処法は以下の4つ

  • 子宮卵管造影検査
  • 体外受精
  • 卵管鏡下卵管形成術(FT)
  • 腹腔鏡手術

子宮卵管造影検査

まずは子宮卵管造影検査で卵管が通っているか、子宮の形、お腹や卵管周囲に癒着がないかを調べていきます。この検査には治療効果もあり注入した造影剤が卵管を通るときに卵管を広げる作用があり軽い詰まりや癒着の影響を取り除いてくれます。

体外受精

女性不妊は男性不妊と比べて複雑な事が多く検査ではわからない不明な事も多いですが、卵管のトラブルによるものが多いと言われているので不妊専門のクリニックでは体外受精という卵管を経由しない不妊治療を行う事が治療の流れとしてあります。タイミングや人工授精では何回挑戦しても妊娠しなかったものが、たった一回の体外受精で妊娠に至ったというような事はよく聞く話です。

卵管鏡下卵管形成術(FT)

膣より卵管のなかに細い内視鏡を入れて風船(バルーン)を膨らませて詰まっている所を広げる方法で子宮と卵管の接合部付近に有効です。卵管采に近い遠位部分は腹腔鏡にて観察します。

腹腔鏡手術

お腹に小さい穴をあけて細いスコープを通して卵巣や卵管の状態を検査しながら、卵管采という卵管の開口部(卵巣から排卵された卵子をキャッチする場所)が子宮内膜症などにより癒着している場合があります。
その癒着を剥離していく方法ですので、上記の卵管鏡下卵管形成術(FT)と同時に手術も行われる場合もあります。
子宮卵管造影検査ではわからなかった癒着も腹腔鏡でみるとわかったりします。卵管が通っていても動きが悪く卵管采が卵子をキャッチできないキャッチアップ障害も原因不明不妊には非常に多いと言われています。

卵管をそもそも通さない体外受精も有効ですが、自然妊娠を希望する場合には腹腔鏡やFTは体のダメージも少なくてすむので子宮内膜症や原因不明不妊の方には大変有効といえます。

 

漢方治療は予防に治療に大活躍

子宮内膜症をはじめ様々な生理にまつわる「痛み」に関してはほおっておく事は非常に将来的なリスクとなります。痛み止めを使うことは治しているわけではないので症状の悪化を招き重症化を招く可能性もあります。
クラミジアなどの感染症を除けば不妊治療の一環で外科的な処置で卵管の詰まりや癒着をとったとしても詰まりや癒着がおきた環境が変わったわけではないのでまたできる可能性もあります。
その病気や障害ができる環境自体を変えていけるのが漢方の良い所です。例えば生理痛で冷えを伴った痛みであれば、温めながら血流を良くしていくといったように体質や症状に応じてその病気や症状がでない様な体の状態に変えていきましょう。

 

まとめ

今ある不妊検査は万能ではありません。現在カップルを不妊検査で調べても判明する不妊理由は50%と言われています。半分はハッキリとはわからないのです。
ただ不妊原因として卵管のトラブルが一番多いのは間違いない事実だと言われています。しっかり妊娠を見据えて準備する時にまず卵管障害を防ぎ元気な卵管でいるために性感染症予防や生理痛があればその解消に努めましょう。
痛みを鎮痛剤でごまかさないようにしましょう。漢方が有効です。検査や治療も遅らせないように知っておきましょう。

痛みがあるのが当たり前と思わず生理痛があればまず良くしましょう!

まず自分の体やリスクに興味を持っていきましょう。性感染症に関する知識や生理痛にどんなリスクがあるのかも。生理痛や排卵痛、生理不順などホルモンバランスや子宮や卵巣、卵管周囲の血流の乱れから発生するものに関しては漢方薬がお勧めです。病院の治療と共に併用できることもメリットでしょう。ぜひカウンセリングを受けてみてくださいね。

男性の妊活編!精子の力を上げるために避けるべき10箇条

1996年では男性が関与する不妊は48%だったのが、2015年現在では55%となり女性だけ妊活に取り組むのではなく男性も妊活に取り組む必要性がどんどん増しています。

男性も当事者としてパートナーと一緒に精子の力を上げるため、避けるべき10箇条についてまとめてみました。

「妊娠させる力」は男性の心がけでバッチリ上がります!
「妊娠させる力」は男性の心がけでバッチリ上がります!

 

男性の妊活!精子力アップのために避けるべきNG10箇条

  1. タバコ
  2. お酒の飲みすぎ
  3. 長風呂・サウナ
  4. 不規則な生活
  5. 育毛剤た筋肉増強剤を控える事
  6. 過度のストレス
  7. 膝の上でのノートパソコン
  8. ブリーフやボクサーパンツ
  9. ロードバイクに載らない
  10. 長期の禁欲

タバコ

タバコを吸うと血管が収縮し血流が悪くなりED(勃起不全)の原因になるばかりか、喫煙は精子のDNAを傷つけ母親になるパートナーの不妊症流産のリスクや生まれてくる子供の病気のリスクを上げます。男性の妊活の基本です
また夫の喫煙がART(生殖補助医療)に与える影響は大きい事を知っておきましょう。

体外受精(IVF)喫煙習慣有り 18% 喫煙習慣無し 32%

顕微授精(ICSI)喫煙習慣有り 22% 喫煙習慣無し 38%

「喫煙習慣有り」は、いずれも妊娠率が約半分にダウンすることを知っておきましょう。

お酒の飲みすぎ

タバコと違い、適量であれば完全にダメとは言えない状況ですが、体外受精においてはアルコールを飲まないほうが受精率、妊娠に至る確率は高いという報告があります。
精子を作る作業の中心である男性ホルモンとアルコールの関係でいえば、毎日の飲酒の習慣は男性ホルモンの落ちが早くなるようです。適量ならまだしも、深夜まで大酒を飲んで。。。男性的な感じがするように思いますが、確実に男性ホルモンは弱っていくようです。
アルコールは多くなればなるほど精子の力を下げるという予測がたつので目安は週に1~2日少量(ビールでいうと200~400cc)ぐらいにする方がいいと言われています。

長風呂、サウナ

陰嚢はなぜ体外に出ているのか?その答えは睾丸を冷やすためです(女性の卵巣は温めておくべきなので体内にあります) 。実は睾丸は体温よりも2~3度低い温度環境で活発に精子を作ります(33.5度のときに一番元気な精子を作るようになります)。
睾丸は通常の体温36.5度まで上がると精子を作ることができません。つまり長風呂やサウナはそれだけ精子に大ダメージだという事を知っておきましょう。
もちろんよく言われるブリーフやボクサーパンツなんかも体温と同じぐらい熱がこもり睾丸温度が上がりやすいためトランクスが良いとされています。

不規則な生活

肉体の疲労をさけるために、規則正しく決まった時間に寝るようにしましょう。睡眠時間が特に大事です。夜更かしすると男性ホルモンが減少していく事がわかっています。
女性ホルモンが女性の美容と健康の鍵であるように、男性の健康は男性ホルモンが鍵をにぎっています。精子の力を高く保っておくためにもしっかりとした規則正しい生活習慣を心がけましょう。
また男性の精子の力はメタボリックシンドロームの関わりが非常に強いです。肥満に気をつけることも大事な事です。十分な男性の妊活です

ストレス

ストレスは脳内の脳下垂体に影響を与え、ホルモンバランスを乱します。女性においてはよく言われることですが、男性においても全く同じです。質のいい精子を作るためにもストレスの管理はしておく必要があります。男女ともストレスは妊活において重要な問題ですね

育毛剤

医薬品として男性型脱毛症の治療薬には「ミノキシジル」「フィナステリド」があり精子の数が減少する男性ホルモンに関係するのは「フィナステリド」です。「ミノキシジル」は問題ないようです。
もともと「フィナステリド」は男性ホルモン由来の疾患である前立腺肥大症の治療薬です。その反応の一つとして男性ホルモンの作用を抑えることから男性型脱毛症に効果がありますが、そのぶん精巣の機能を低下させて精子の数が減少したり、性欲が減退したりなどの副作用が伴います。

膝の上のノートパソコン

パソコンは使用していると徐々に熱を発してきます。膝上のノートパソコンの使用が陰嚢の温度上昇につながるとの研究データもあります。パソコン作業が多い方は当たり前のように毎日行っている危険性もあるので注意をしましょう。
また携帯電話やパソコンから発生する電磁波も精子の運動率や奇形率に関与があるという報告もあり、避けておきたいところです。

ロードバイクにのらない

運動不足を解消する手段としてエコでもある自転車が今流行っています。ただその自転車の中でもロードバイクなど特に股間にあたる部分のサドルが固いものに関しては男性器周辺の血流が特に悪くなりやすいです。ハードな自転車での刺激はお勧めできません。

長期の禁欲

最近では卵子と同じように妊娠に大切なのは、精子の数ではなく精子の質であることが分かってきたために、子作りには禁欲日数が短い新鮮な精子のほうがよく、禁欲生活が長いとかえって妊娠しにくくなることがわかっています。

精子力を上げるためには何を「する」かよりも何を「やめる」か男性の妊活の中心

妊娠させるという本能を呼び起こすためには、それを邪魔しているような上記の10箇条をどれだけ止めれるかが男性の妊活となるでしょう。「足す」よりも「引く」発想が人間としての本来の機能を取り戻すのには近道です。それにまず取り組んでからさらに精子の力を引き出すような漢方薬を合わせる事がより重要です。
仕事などでライフスタイルを変えれない方は特にご相談ください。

まとめ:男性の妊娠させる力は精液検査だけでは測れない、妊活で精子力を上げよう

精子については量や数の問題が言われるけれども、卵子ほど「質」の問題が気にされていないような感じに受けとられているような気がしてなりません。卵子と一緒で、素晴らしい卵子に出会ったとしても精子の質が悪ければ受精しなかったり、受精できても正常に育たないというようなことが起きてしまいます。
質が悪い精子では妊娠させる力は低く、体外受精や顕微授精でも流産率が高くなることがわかっています。
精子の量や数だけではなく「質」に男性も目を向けましょう。すなわち睾丸や精子にダメージな事は避け、遺伝子の損傷を避ける必要があります。まずはこのNG10箇条をしている方に関してはココから取り組んでいきましょう。立派な男性の妊活となります。

男性不妊は特に健康状態が反映されやすい

普段相談させてもらっていて、男性不妊に関しては普通の健康状態が良くない場合が多いと感じます。メタボリックシンドロームや喫煙や睡眠不足など普段の生活習慣が精子の状況を反映していると感じます。 このことは女性も同じですが、男性は特に自身の体調に頓着がない方が多いと感じます。ただ精子は毎日つくられる分、改善のスピードも速い事が多いです。生活習慣を含めカウンセリングをさせてください!さまざま男性のお悩みにも対応できるのも漢方のいいところでもあります。

練馬区で不妊治療中にネイルサロンへ行く場合の注意点

女性にとってネイルをすることはストレスのリフレッシュや前向きになれたり精神的にも良い効果があるようです。不妊治療中の方でも気持ちの部分で子供だけにならないように精神的にバランスをとるような意味でも「ネイルをしたい」と言われるお声をよく聞きます。不妊治療中にネイルをするにあたっての注意点をまとめてみました。

不妊治療中のオシャレはどこまで?
不妊治療中のオシャレはどこまで?

 

不妊治療を行う上で「原則」禁止ではない

体外受精など不妊治療を行う上で、ネイルに関して特別禁止はされていません。ドクターやネイリストに聞いても「問題ない」と言われることがほとんどです。

ただ一部の不妊専門クリニックによっては採卵周期にネイルをすると採卵しないケースもあるようです。薬剤による卵子への影響を気にして中止する場合もあるようです。ですので採卵前(採卵周期)のパ―マやヘアカラーも控えた方が良さそうです。

ただ外科手術が必要な場合はネイルはできないのでご注意ください。

 

全身麻酔をかける場合にはネイルはできない

全身麻酔をかける場合(外科手術)は、体内の酸素濃度を測る器械を指先につける必要があります。マニキュアやジェルネイルなど正しく測定できないのでとっておく必要があります。基本的に外せるものはすべて外すのが原則なので、入れ歯やコンタクトレンズも同様です。不妊治療で全身麻酔(外科手術)を考えるのは卵管鏡下卵管形成術(FT)などがメインの対象になります。

 

妊娠中避けた方がいいことは不妊治療中もやめた方が良い

妊娠中は肌が敏感になりアレルギー反応が出やすいため、ネイルは避けた方が良いです。あとネイルの臭いも嗅覚が鋭くなる妊婦さんが多いのでそういう面でもやめておいた方がいいでしょう。当店のスタンスとして妊娠したら止めておいた方がいいものは、妊活中・不妊治療中から止めた方が良いとお勧めいたします。

卵子や精子の質は生活習慣や食習慣が大きく作用します。妊娠してから気をつけるのでは遅すぎるのです(タバコなどが良い例です)。化学物質というネイルやネイルの臭いも意味では同じです。ネイルでまだ深刻な卵子や胎児の影響ははっきりしていませんが、ないにこしたことがないことは止めておきましょう。

 

シールタイプやチップでのネイルをネイルサロンでお願いする

爪のオシャレはストレスを軽減させる効果があることがわかっています。特に女性にとって気分転換になったり好きな人も多いことでしょう。妊活中や不妊治療中はシールタイプやチップで爪のオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。化学物質の使用をなるべく減らすという事においてお勧めできると思います。

 

まとめ

赤ちゃん待ちの方や不妊治療中の方は、同時に妊娠しやすいカラダ作りも意識していく事をお勧めしております。気持ちやストレスのリフレッシュの為にオシャレや癒しはお勧めしておりますが、より安全性の高いものを選ぶ感度を磨いていきましょう。
妊娠や妊娠しやすいカラダ作りは「解毒」の考え方が最重要です。妊娠して少しでも健康的にリスクと考えられるものに関しては避けた方が良いものに関しては、妊娠する前から避けておくことを考えておきましょう。解毒を考えると同時に化学物質などを「ためない」ことも重要です。

どんなことでも気になる事は、カウンセリング中にお聞きください

カウンセリング中のオシャレは大事ですね。良い「癒し」にもつながります。ストレスをためない事はなかなか難しい世の中です。どんどん気分が良いことをすることが不妊治療中においては、立派な妊活になります。今までチャレンジしていなかったオシャレや癒しにチャレンジしていく期間に不妊治療中をしても良いと思いますよ。そこでわからない事はどんどん不安に思ったことはお聞きくださいね。

練馬区で不妊治療中に美容室に行く場合の注意点

不妊治療中では美容室に行ってキレイになることで、気持ちのリフレッシュやストレスの発散などになると感じる女性は多いようです。ただ美容室で使うパーマカラーなどに使う薬液には、安全性において気になってしまうというお声をカウンセリングで聞くことがあります。

不妊治療中の髪のオシャレはどこまでいいの?
不妊治療中の髪のオシャレはどこまでいいの?

 

不妊治療を行う上で禁止ではない

体外受精など不妊治療を行う上で、パーマやカラーに関して特別禁止はされていません。ドクターや美容師に聞いても「問題ない」と言われることがほとんどです。
ただできる事なら美容師にそのことを伝えてより安全性の高いものを選んでもらう事も良いかもしれません。

 

なるべく化学物質との接触をさける

美容師で扱うパーマ剤やカラーリング剤は体に使用するものなので、安全性に関しては一定の基準あるのだと思いますが、材料的には石油から合成された化学物質です。敏感な人ならアレルギーから使用できない人も中にはいるようです。
経皮毒慢性毒性を心配する声もあります。不妊治療中に医師からパーマやカラーを止められたという事はあまり聞きませんが、当店ではなるべく化学物質に触れるようなことは不妊治療中にも避けるようにアドバイスしております。

 

妊娠中避けた方がいいことは不妊治療中もやめた方が良い

妊娠中は肌が敏感になりアレルギー反応が出やすいため、パーマやカラーは避けましょう。ただ当店のスタンスとして妊娠したら止めておいた方がいいものは、妊活中・不妊治療中から止めていく事をお勧めいたします。
卵子や精子の質は生活習慣や食習慣が大きく作用します。妊娠してから気をつけるのでは遅すぎるのです(タバコなどが良い例です)。化学物質という意味では同じなので、美容室でのパーマ剤やカラー剤は皮膚からの吸収という事で直接的ではないものの体内に入ることはなるべく防いだほうが良いでしょう。

 

使用するなら安全性の高いものを

ヘナを使ってのカラーリングが人気です。通常のカラー剤などではかぶれて無理な方でもヘナを使ってのカラーリングなら大丈夫という事が多いようです。
ヘナカラーはヘナの葉を乾燥させて物を使います。染料としてではなくハーブとして使われることもある生薬で、髪や頭皮のダメージはほとんどないぐらいだそうです(それでも植物アレルギーがある方は注意が必要でしょう)。

 

まとめ

赤ちゃん待ちの方や不妊治療中の方は、同時に妊娠しやすいカラダ作りも意識していく事をお勧めしております。気持ちやストレスのリフレッシュの為に美容室などはお勧めしておりますが、より安全性の高いものを選ぶ感度を磨いていきましょう。
妊娠や妊娠しやすいカラダ作りは「解毒」の考え方が最重要です。妊娠して少しでも健康的にリスクと考えられるものに関しては避けた方が良いものに関しては、妊娠する前から避けておくことを考えておきましょう。解毒を考えると同時に化学物質などを「ためない」ことも重要です。

妊娠する前から始まっている子育て

妊娠するためには精子や卵子が必要です。そしてその精子の成長には72日ほどかかり、卵子は180日かかると言われています。つまりこの間の食べものや生活習慣などが大きく影響してつくられます。良いことも悪いことも。妊娠してからでは遅すぎるのです。元気な赤ちゃんを元気に生むために精子や卵子、子宮環境も含め妊娠する前から整えておく感覚を持ちましょうね。妊娠する前から子育ては始まっています。

「不妊症の遺伝」はあまり考えなくてよい!

不妊症の遺伝はあまり考えなくてもよいと思います。なぜなら現代の医学でもハッキリと遺伝のせいで不妊症になるといった結論にはなっていません。もしあったとしても「考えても仕方がない」部分です。

今後遺伝子治療の進歩の中で解明されて新しいことがわかるかもしれませんが、不妊の遺伝を心配されながら元気な子供を授かっているパターンを多く経験するうちに「不妊症の遺伝」に関してはあまり考えなくてよいと考えております。

不妊に遺伝は関係ない?
不妊に遺伝は関係ない?

そもそも不妊が遺伝するならあなたは生まれてきていない

そう考えられる理由について、不妊が遺伝しているなら長い人類の歴史の中で命のバトンが繋がり続ける事はないでしょう。人類が繁栄して人口が増加している事実を考えると不妊の遺伝に関しては深刻にならなくてよいという根拠になると思います。

不妊を招く病気の体質は遺伝する

ただ不妊自体は遺伝しないとしても、不妊に繋がるような病気が遺伝で発症しやすいケースはあると思います。有名なのが糖尿病です。または糖尿を発症しやすい生活環境で育つという事です。血糖が高い状態の糖尿病や血糖値が上がりやすい食生活(炭水化物過多や甘いもの、ジュースなど)は卵子や精子のミトコンドリアの活性を落とし確実に質を落としてしまいます。

不妊になるのは遺伝ではなく過ごしてきた生活習慣との関係が圧倒的

生活習慣肥満過度なダイエット運動不足ストレスなど)が積み重なり,妊娠出産するという本能的な能力が発揮できない状況にある方が本当に多いのではないでしょうか。
そういう状態だとたとえば検査データに問題なくとも、質の問題となり最先端の不妊治療も結果がでにくい状況が考えられます。この状態の事を「未妊(みにん)」といいます。不妊ではなく妊娠できる準備が整っていないということですね。

未妊についての過去ブログも参考にしてください

 

国が裕福になると不妊が増える

先進諸国は軒並み出生率が下がってきます。一方で新興国(発展途上の国)に関しては子だくさんの国も多く出生率が高いです。国が裕福になると結婚年齢が上がったりすることも大いに関係あると思いますが、国が裕福になると糖と粗悪な油の摂取量が多くなります。具体的にはお菓子やジュース、ジャンクフードや菓子パンなどです。
過剰な糖と油は卵子や精子の質を落とします。明らかに栄養状態などが日本の方がいいのにもかかわらず出生率が下がるということは、「何を摂るか」よりも「何を摂らないか」に重きを置く方が妊娠出産という本能の力が発揮できると考えております。

 

妊娠するという本能を発揮できない環境にある日本

先進国である日本では日本人として普通の生活をしているだけで、卵子や精子の質を落としてしまうようなことが当たり前にあるという事を意識しておきましょう。
日本では当たり前のことでも、新興国ではありえないことが数多くあります。例えばコンビニなどはいつ行ってもお菓子屋ジュース、加工食品や菓子パンなどがそろっています。コンビニができる社会は裕福な社会と言っていいでしょう。コンビニを含めて私たちの当たり前のライフスタイルが妊娠出産の力を落としているかもしれません。

 

まとめ

不妊は遺伝しないと考えております。その証拠はあなたが生まれてきているから。それよりも後天的に妊孕力(にんようりょく:生殖能力のことです)を落としていることの方が重要です。
妊孕力は冷え、運動不足、ストレス、食生活など加齢以外に当たり前のような日常によっても落ちていく環境に日本はあるという事を意識しておきましょう。逆にいうと妊孕力を下げている習慣を減らしていく事で妊孕力を上げれるということでもあるんですね。

漢方では妊孕力を上げる効率化ができます。

漢方は人間が本来持ってる自然治癒力を引き出すということに特化している医学です。症状を抑えることに特化している西洋医学とはそもそも違うのです。妊孕力といった人間が本来持っている力を引き出すことも漢方薬が得意な部分という事です。自力でやるよりも漢方を使う事によって明らかな効率化がはかれるということに最大のメリットがあるのです。

不妊に良い食べ物とは、「スーパーで一番安いものを買う」

妊娠しやすいカラダ作りの基本は何かと問われれば、まずは何を食べて何を食べないかという事が基本です。人間の体を維持するには食べ物が必要です。その体からつくられる卵子や精子も同じです。不妊治療を考えるのであればなおさら、初めにとりかかるのは食事の見直しでしょう。

大豆を食べれば不妊にいいのか?
大豆を食べれば不妊にいいのか?

 

「スーパーで一番安いもの」が不妊によい【気】のある食べ物

不妊に効果のある食べ物として、様々な食べ物が「子宝食材」として取り上げられていますがお勧めしているのはスーパーで一番安い食べ物という事です。つまり「旬」のものという事です。

コンビニや冷凍食品やファーストフードやお菓子などはカロリーは多いが栄養素に偏りがあり添加物が非常に多いのです。次世代の命を繋ぐカラダをつくる食材としては向かない命が宿っていない力のない食べ物です。

食べるなら栄養素が多い(おまけに美味しい)旬の食材を選んで食べるようにご提案しております。栄養素が多く力のある=旬のものは漢方用語で【気(エネルギー)】のある食べ物という言い方をします。

 

旬の食べ物には栄養素も多く体調を整える力がたっぷり

旬の食べ物を意識することは、その時の季節に合った体調を維持し整えてくれるという事です。季節関係なく○○の成分がいいからといって同じ食材をとることは、旬を外していることで栄養素も少なくなるばかりか季節に合ったカラダ作りのコンディショニングができません。(例:冬に夏野菜を食べることで体を冷やすなど)

  • 春が旬の食べ物は解毒作用の力がある
  • 夏が旬の食べ物は熱気から守ってくれる力がある
  • 秋が旬の食べ物は免疫を強くする力がある
  • 冬が旬の食べ物は体を温める力がある

このように漢方では考えます。

春の食べ物はは冬に溜まった老廃物を出す作用があるとされる解毒作用夏の食べ物は体内の余分な熱をとってくれ熱気から守ってくれる力があります。

秋の食べ物は乾燥や冷気から身を守ってくれる免疫をあげてくれる力で、冬の食べ物はもちろん冬の寒さから守るために体を温めてくれるといった食性があると言われています。

 

不妊を克服する食生活の改善に食べ物の旬を取り入れよう!

旬を意識しなくなってしまった現代だからこそ、しっかり意識していきましょう。

参考に旬と食材の例を挙げておきます。

たけのこ・春キャベツ・春タマネギ・山菜類・たんぽぽ・アスパラガス

梅雨

シソ・山椒・ラッキョウ・ワカメ・小魚

キュウリ・トマト・冬瓜・オクラ

根菜類・キノコ類・銀杏・ナシ

白菜・ゴボウ・春菊・ホウレンソウ・人参・みかん
ぜひ旬を意識して参考にしてくださいね。

 

旬を意識した上で「妊娠体質づくり」に必要な栄養素は鉄・亜鉛・カルシウムのミネラル3種

日本人女性が妊娠しやすいカラダをつくっていくに際して、本当に足りてない栄養素があります。それはミネラルという非常に微量だけど絶対必要な栄養成分です。妊娠を考える際この栄養素は日本人女性には慢性的に足りてない方も多くいらっしゃるのが現状です。

特に以下の3つは意識しましょう。

  • 亜鉛
  • カルシウム

普段の食事としてはやはり旬を意識するという事が基本ですが、現在不妊でお悩みの方は上記のミネラルを意識しましょう。

女性は生理での出血により鉄が失われやすいので、男性よりも鉄のを多くとる必要があります。鉄が不足すると黄体ホルモンの機能が低下することがわかっており(赤ちゃんのベットである子宮内膜をつくるホルモンです)着床にトラブルが出てきます。

 

亜鉛

不妊に関して有名なミネラルの亜鉛。タンパク質の合成や細胞分裂に必須のミネラルで、卵子や精子、胎児の成長に不可欠なミネラルです。生殖能力に必須のミネラルと言えるでしょう。

カルシウム

カルシウムは日本人の不足ミネラルとして有名ですが、細胞の分裂や分化に関わり受精能力にかかわってくる非常に重要なミネラルです。精神的なバランスにも関与しています。

基本となる食事をした上でも、ミネラルはもともと吸収しにくい上食材に入っている量も微量なので妊娠しやすいカラダに変えていくようにするためには、質の良いサプリメント健康食品を利用するのが効率的でしょう。

ただ粗悪なものを摂らないように専門家の意見を参考にして選びましょう。

 

まとめ

まず基本として命を育む体になるためには、命のある食べ物を摂ることが大前提です。その上で短期間で効率よく妊娠しやすいカラダを目指すには、質の良いサプリメントや健康食品を利用するといいでしょう。

日本人にとっては頑張ってバランスよく食べてても、なかなか必要摂取量に満たないミネラル(鉄・亜鉛・カルシウム)が特に重要です。細胞分裂や代謝、生殖に必須のミネラルです。不妊で貧血傾向がある方や、コンビニや買ってきた弁当や冷凍食品、外食が多い人はうまく利用しましょう。

食事を見直す事はママになるための準備でもある

「妊娠したら」「出産したら」今までの生活を変えます、というのでは遅いという事を意識しておきましょう。生まれる前から子育てが始まっているという意識が必要です。十月十日はママのお腹の中で育てるのです。妊娠してからでは遅すぎるのです。生まれた子供に食べてほしい命ある食べ物を、妊娠前からしっかりママも食べて体を作っていきましょう。短期間の効率アップや多忙な方はサプリメントや健康食品を利用しましょう。ただ自分に必要なもので質のいいものを専門家に選んでもらいましょう。大事な事ですよ。

二人目不妊で不妊治療をおこなった時のご相談例

当店に寄せられる相談でも、二人目不妊で悩んでおられる方が常にいらっしゃいます。そして二人目に関して不妊治療にチャレンジしている方も多くなってきています。第一子がもういるので、自然妊娠以外はあまり考えていないという方もいる一方で、二人目を不妊治療で望まれる方も多いです。

よくあるケースでは一人目を不妊治療で授かり、二人目も欲しいのでまた、不妊治療を考える方が確かに多いのですが、一人目は自然妊娠で妊娠したが、二人目がなかなか妊娠しないということで不妊治療を考えている方も多くいらっしゃいます。

二人目不妊の原因や増加理由を当店のご相談例も交えて説明します。

二人目を不妊治療で考えることも珍しくない!?
二人目を不妊治療で考えることも珍しくない!?

当店の二人目不妊で不妊治療をしたケース

当店に来られていたA様のケースをご紹介します。当店に来られた年齢が37歳で「二人目を不妊治療で病院にいこうと考えているが、年齢のこともありカラダづくりをしてから不妊治療にのぞみたい」といった内容でした。

実際に3年前に第一子を体外受精で授かっており、その時に凍結した受精卵が病院にまだ3つ保存している状況でした。

一人目も妊娠しにくかった事や、当然ながら第一子よりも年齢が上がっていることを気にされていました。A様は元来冷え性で産後から生理痛はなくなったが生理周期が乱れるようになり経血が少なくなったこともあり、漢方によるカラダ作りを提案し8か月後の2回目の移植で無事妊娠いたしました。

 

二人目不妊が増える理由は年齢以外にも夫婦関係の変化や多忙さによるものも大きい

日本人の全体的な初産年齢が上がっていることも含めて、第一子よりも以下の理由が二人目不妊の増加原因と考えられています。

  • 年齢が上がる事
  • ストレスや肉体の老化
  • 生活習慣病などの病気
  • セックス回数の減少

年齢が上がる事

一度妊娠出産できているといった安心感はある一方で、あたりまえの事ですが第一子よりも年齢が上がり卵巣や精巣の力の低下が落ちる事。また流産率が上がる事もわかっています。

ストレス

女性側としては第一子の育児や家事、仕事との両立に非常に精神的、肉体的なストレスがかかり、男性側も年齢が上がり仕事での責任ある立場になっており場合も多くストレス度数が上がる傾向にある事。

生活習慣病や婦人科疾患などの病気

年齢とともに女性側では婦人科疾患(子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣嚢腫etc)が増加することや、特に男性側においては(もちろん女性もですが)肥満をはじめ高血圧や糖尿病、高脂血などの生活習慣病のリスクが高まり精子の妊娠力が落ちる事も関係しています。

>過去ブログも参考にしてください⇒女性の不妊原因まとめ

セックス回数の減少

第一子の妊娠出産を経て性欲に変化が出る方も多く、育児家事仕事に追われセックスレスになってしまうという事が本当に多くなってきているようです。明らかに一人目よりも二人目をのぞんでいる夫婦のセックス回数は減少傾向にあるようです。

器質的な事は出産後でも生じるのでまずは不妊検査を受けることも非常に大事です。そもそも不妊で、第一子がたまたまできたといったケースもあるので夫婦で検査を受けましょう。

 

二人目不妊ならではの悩みもある

人によりますが、一人目の不妊とは別の意味で周りの目を気にして悩んでしまう事があります。「一人目で悩んでいる友人には二人目で悩んでいるとは言えない」「二人目不妊という悩みが贅沢だ」など言われたり考えたりすることも多いようです。

悩みを理解してもらいにくいといった悩みといえると思います。

ハッキリ言うと周囲の考えはコントロールできません。「周りの理解に沿うために子供が欲しいわけではない!」と夫婦でしっかり前を向いて二人目のためのカラダづくりや不妊治療を考えてほしいと思います。

 

まとめ

やはり第一子の時と比べて年齢も上がり夫婦とも「疲れている」ことが多いと実際カウンセリングをしていて思う事も多いです。第一子を授かった時と比べて自分たちがどのように変わったかしっかり夫婦で話し合う事も大事です。

年齢を重ねたり子供ができたりで肉体的に精神的に夫婦関係も含めて変化があることが当たり前といえるかもしれません。

妊娠に向かない変化冷え疲れストレスメタボセックスレスetc)がある場合は特に、自然妊娠にせよ不妊治療を考えるにせよ賢く最短距離を二人目の妊娠のために進んでいけるよう改善していきましょう。

多忙な人ほど「効率」を重視するためにカラダ作りを考えましょう!

二人目を希望するご相談を受けてて感じるのは「みなさん自由に使える時間がない」ということです。育児に家事に仕事にと日々の疲れやストレスを感じていることも多いのです。その中で自然妊娠や不妊治療を考えるときに最短距離をまっすぐ進んで妊娠出産につなげれるような「効率化」を図るための妊娠しやすいカラダ作りを提案しています。

不妊相談でよく受ける内容ベスト5

毎日不妊のご相談を受けていて、多い相談内容を順にベスト5としてまとめてみました。あなたのお困りの事も入っているかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。

まずは電話で聞いてみよう!
まずは電話で聞いてみよう!

 

当店で受ける不妊相談内容ベスト5

  1. 体外受精において質の良い卵子が数取れないことについて
  2. 子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群など不妊原因の改善
  3. 冷えや生理不順や生理痛を良くして妊娠したい
  4. 原因不明不妊(体外受精したくない、自然妊娠したい)
  5. EDや精子数や精子運動率が低いなどの男性不妊

それぞれ少し補足を加えて説明していきます。

 

1.体外受精において質の良い卵子が数取れないことについて

一番多いのは、やはり高齢における卵子の質の低下を心配して来られる方や、実際に現在体外受精を行っているがうまくいかないという相談が多いです。子宮や卵巣の力の低下を防いで卵子の質の向上や流産を防ぎたいと来られます。

 

2.子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群など不妊原因の改善

子宮内膜症多嚢胞性卵巣症候群などの不妊原因になる病気を良くしたいというご相談も多いです。不妊原因になるという事では、肥満の方が妊娠しやすくするために減量(ダイエット)したいという相談もあります。

 

3.冷えや生理不順や生理痛を良くして妊娠したい

次いで多いのは、冷えや生理不順や生理痛を良くして妊娠しやすくしたいというご相談です。特に冷えが気になる方が多いです。冷えホルモンバランスにもかかわってくるので妊娠するには重要なことです。

 

4.原因不明不妊(体外受精したくない、自然妊娠したい)

検査の結果は何も問題ないが、なぜか妊娠しないという相談です。実際には不妊治療をしたくないという事を言われることも多いです。実は検査を夫婦で受けても原因が判明するのは50%いわれています。検査では問題なくとも、妊娠しやすいコンディションを整える事が重要になってきます。

 

5.EDや精子数や精子運動率が低いなどの男性不妊

特に最近多くなってきているのが、EDの悩みです。他にも乏精子症や精子無力症など精子の数や運動率に関してのご相談が多いです。最近では男性も検査を受けることが多くなり、相談も増えてきています。

 

電話相談でよく受けるのもやはり「卵子の質」の問題

最近では県外からの電話相談も増えてきています。その相談で一番多いのは、やはり「高齢のため妊娠しにくい」という相談です。高齢のため卵子の質を良くしたい、体外受精をうまくいかせたいといった相談内容が多いです。病院でうまくいかない部分「卵子の質」ということで、ホルモン剤でどうにもできない部分です。

実年齢はどうしようもありませんが、卵巣年齢は個人差が大きいのです。体外受精などを考えている方は、質の良い卵子を作れるような漢方生活習慣食習慣を聞きたいと相談にお電話いただきます。

 

病院で聞いた方がいい、検査しておいたほうがいい男性不妊

実は男性不妊では病院でやれることが限られています。精子数や奇形率や運動率が悪い場合などは漢方などで2~3か月で良くなる方は本当に多いのですが、無精子症などで精管の通過障害など物理的な問題で上手くいかない場合も多いのです。

精巣でつくられない場合であっても、精巣の表面などに精子がいる場合があるのです。日帰りの手術で大丈夫な場合も多く検査をまず受けて、そのような物理的な問題がないか確認し聞いておきましょう。

 

まとめ

高齢を心配している方病院で不妊治療をしている方病院で不妊治療をしようか迷っている方自然妊娠を希望している方冷えや生理不順のお悩みなど多岐にわたります。ただ多くの方が「卵子の質」を気にしている現状を感じています。

妊娠したいが実際に日々何に取り組んだらいいかわからない、どんな食生活をしたほうがいいのか、せっかく体外受精を行う予定なので卵子や精子に良いことをに取り組んで妊娠率をあげたい、などのご要望をいただきます。

迷ったらまずは専門家に相談してみましょう。

カウンセリングを受けると流産率が下がる

カウンセリングを受けるだけで、流産率が下がるという記事が新聞に出ていました。どうやらしっかりしたカウンセリングや悩みを話せる場、それに対しての適切なアドバイスでストレスが軽減し流産率が下がるといった事ではないかと思います。家庭や病院以外で、しっかりとした専門家がいる場所が必要ではないかと思っています。町のくすり屋こそがその役割を果たせると日々研鑽を積んでいこうと思っております。 過去のこちらの記事もご参考ください⇒不妊でストレスがたまります。どう解消したら良いですか?