当店に寄せられる相談でも、二人目不妊で悩んでおられる方が常にいらっしゃいます。そして二人目に関して不妊治療にチャレンジしている方も多くなってきています。第一子がもういるので、自然妊娠以外はあまり考えていないという方もいる一方で、二人目を不妊治療で望まれる方も多いです。
よくあるケースでは一人目を不妊治療で授かり、二人目も欲しいのでまた、不妊治療を考える方が確かに多いのですが、一人目は自然妊娠で妊娠したが、二人目がなかなか妊娠しないということで不妊治療を考えている方も多くいらっしゃいます。
二人目不妊の原因や増加理由を当店のご相談例も交えて説明します。
当店の二人目不妊で不妊治療をしたケース
当店に来られていたA様のケースをご紹介します。当店に来られた年齢が37歳で「二人目を不妊治療で病院にいこうと考えているが、年齢のこともありカラダづくりをしてから不妊治療にのぞみたい」といった内容でした。
実際に3年前に第一子を体外受精で授かっており、その時に凍結した受精卵が病院にまだ3つ保存している状況でした。
一人目も妊娠しにくかった事や、当然ながら第一子よりも年齢が上がっていることを気にされていました。A様は元来冷え性で産後から生理痛はなくなったが生理周期が乱れるようになり経血が少なくなったこともあり、漢方によるカラダ作りを提案し8か月後の2回目の移植で無事妊娠いたしました。
二人目不妊が増える理由は年齢以外にも夫婦関係の変化や多忙さによるものも大きい
日本人の全体的な初産年齢が上がっていることも含めて、第一子よりも以下の理由が二人目不妊の増加原因と考えられています。
- 年齢が上がる事
- ストレスや肉体の老化
- 生活習慣病などの病気
- セックス回数の減少
年齢が上がる事
一度妊娠出産できているといった安心感はある一方で、あたりまえの事ですが第一子よりも年齢が上がり卵巣や精巣の力の低下が落ちる事。また流産率が上がる事もわかっています。
ストレス
女性側としては第一子の育児や家事、仕事との両立に非常に精神的、肉体的なストレスがかかり、男性側も年齢が上がり仕事での責任ある立場になっており場合も多くストレス度数が上がる傾向にある事。
生活習慣病や婦人科疾患などの病気
年齢とともに女性側では婦人科疾患(子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣嚢腫etc)が増加することや、特に男性側においては(もちろん女性もですが)肥満をはじめ高血圧や糖尿病、高脂血などの生活習慣病のリスクが高まり精子の妊娠力が落ちる事も関係しています。
>過去ブログも参考にしてください⇒女性の不妊原因まとめ
セックス回数の減少
第一子の妊娠出産を経て性欲に変化が出る方も多く、育児家事仕事に追われセックスレスになってしまうという事が本当に多くなってきているようです。明らかに一人目よりも二人目をのぞんでいる夫婦のセックス回数は減少傾向にあるようです。
器質的な事は出産後でも生じるのでまずは不妊検査を受けることも非常に大事です。そもそも不妊で、第一子がたまたまできたといったケースもあるので夫婦で検査を受けましょう。
二人目不妊ならではの悩みもある
人によりますが、一人目の不妊とは別の意味で周りの目を気にして悩んでしまう事があります。「一人目で悩んでいる友人には二人目で悩んでいるとは言えない」「二人目不妊という悩みが贅沢だ」など言われたり考えたりすることも多いようです。
悩みを理解してもらいにくいといった悩みといえると思います。
ハッキリ言うと周囲の考えはコントロールできません。「周りの理解に沿うために子供が欲しいわけではない!」と夫婦でしっかり前を向いて二人目のためのカラダづくりや不妊治療を考えてほしいと思います。
まとめ
やはり第一子の時と比べて年齢も上がり夫婦とも「疲れている」ことが多いと実際カウンセリングをしていて思う事も多いです。第一子を授かった時と比べて自分たちがどのように変わったかしっかり夫婦で話し合う事も大事です。
年齢を重ねたり子供ができたりで肉体的に精神的に夫婦関係も含めて変化があることが当たり前といえるかもしれません。
妊娠に向かない変化(冷えや疲れ、ストレス、メタボ、セックスレスetc)がある場合は特に、自然妊娠にせよ不妊治療を考えるにせよ賢く最短距離を二人目の妊娠のために進んでいけるよう改善していきましょう。
子供ができるとまず削られるのが自分の時間です。自分の食事や睡眠時間なんかは健康的とは言い難い状態になったりすることも普通の事だったりしますよね。二人目を望むに当たり、夫婦で考えていく中で不妊治療の選択肢があることも、もう普通になってきてるのだと思います。
多忙な人ほど「効率」を重視するためにカラダ作りを考えましょう!
二人目を希望するご相談を受けてて感じるのは「みなさん自由に使える時間がない」ということです。育児に家事に仕事にと日々の疲れやストレスを感じていることも多いのです。その中で自然妊娠や不妊治療を考えるときに最短距離をまっすぐ進んで妊娠出産につなげれるような「効率化」を図るための妊娠しやすいカラダ作りを提案しています。