「男性不妊治療の問題点」が、妊娠するチャンスを減らしてる?

男性が不妊治療に参加することがわが子を授かる最大の近道となりえます。

なぜならWHO(世界保健機構)の発表によると不妊に男性が関係あるのは約半数とされています。

この状況から女性が中心の不妊治療は、妊娠するチャンスをなくしてる,もしくは難しくしている可能性があります。

間違った認識にとらわれないようにしよう
間違った認識にとらわれないようにしよう

間違った認識にとらわれないようにしよう

現在の男性不妊症に対する治療は、特に顕微受精を応用することにより発展しています。

不妊症・不育症 改訂版より抜粋
不妊症・不育症 改訂版より抜粋

 

運動率が低い、奇形率が高い、精子数が少ない(乏精子症、精子無力症)

・精索静脈瘤手術

男性不妊患者の3割の方に精索静脈瘤が存在します。精巣の静脈の血流が逆流し、精索静脈瘤は陰嚢内の温度が上がる等のことから精巣の発育不全などを発症し精子形成に悪影響を与えるため精液所見の悪化がみられます。男性不妊の第一人者である石川智基先生によれば、術後の精液所見の改善率は平均57%報告されています。

精索静脈瘤は無精子症まで行くことはほとんどありません。ただ精液所見が悪い状態であることが多いので精子の質も悪いと予想できます。

その状態で顕微授精を行うことは顕微授精の成功率も下げてしまうことになりえます。精液所見が良くない方は積極的な検査と治療をお勧めします。

 

無精子症の治療法(以下の精子回収術と顕微受精を組み合わせる)

無精子症には閉塞性無精子症と非閉塞性無精子症に分けられます。

  • 閉塞性無精子症
  • 非閉塞性無精子症

閉塞性無精子症は精巣で精子をつくる能力はあるが、精路が詰まり、射出精液中に精子が認められない状態です。

しかし精巣には精子がいるため後述する精路再建術により自然妊娠が望める可能性がある他、精子回収術にて精細管や精巣上体や精管より精子回収が可能です。

非閉塞性無精子症は精巣で精子をつくる機能が低下して、射出精液中に精子が認められない状態です。

ただ精巣内の精細管の中で精子が見つかる場合があり、後述するMDーTESE<別名micro-TESE>(顕微鏡下精巣精子回収術)にて精子が回収できる可能性があります。

・精路再建術

精路に閉塞がある場合に、その部分を取り除き精路を再建します。以下の方法があります。

  1. 精管精管吻合術
    (パイプカット術後や鼠径ヘルニア術後など、精管の閉塞が原因の無精子症)
  2. 精管精巣上体吻合術
    (精巣上体炎後等、精巣上体の閉塞が原因の無精子症)
  3. 射精管解放術
    (前立腺嚢胞等が原因で、射精管の閉塞が原因の無精子症)

ただ技術的に難しい手術なので、この手術ができる医師が多くいない現実があります。

・MESA(精巣上体精子回収術)
精巣上体から精子を回収する方法

・ReVSA(精管精子回収術)
精管から精子を回収する方法

・TESE<別名simple-TESE>(精巣精子回収術)
精巣から精巣組織をランダムに回収し、その中から精子を回収する方法

・MDーTESE<別名micro-TESE>(顕微鏡下精巣精子回収術)
顕微鏡を使って精巣から精子がつくられている精細管を見つけ出し精子を回収する方法

 

精液量が少ない(回収した精子を使って人工授精、体外受精、顕微受精を行う)

・逆行性射精射精時に尿道が閉塞を起こし、精液が膀胱に逆流してしまう状態です。実際には一部の精液が逆流する「不完全」逆行性射精と、全て逆流してしまう「完全」逆行性射精があります。約半数は投薬治療で改善します。

それでも精子が回収できない場合、排尿で空にした膀胱に培養液をいれて逆流した精子を導尿で回収し(尿中では精子の劣化が激しいので)、人工授精や体外受精、顕微授精を行います。

逆行した精子は質が落ちてしまう事も予想できますので、成果が上がらない場合は精巣から直接精子を回収して顕微授精への検討がされます。

 

現在の男性不妊治療の問題点

最近少しずつですが男性不妊の認知度も上がってきていますが今まで産婦人科医が基本となって日本の不妊治療を支えてきたので、圧倒的に男性不妊を担当する泌尿器科医が少ないのも実情です(全国で46人)。

また、不妊クリニックでは精子がとりあえず得られる場合は、精子を直接卵子に注入する顕微授精に頼りがちになることも問題だと言われています。

なぜならやはり精子も卵子と同じように「質」が大事な事がわかっているからです。

 

まとめ

男性不妊の原因の約90%が造精機能障害です。精子をつくり出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれない状態です。

そのような場合、多くの場合ストレスや、アルコール、喫煙、肥満、糖尿病などの生活週間や生活習慣病から派生する事が多いです。

今までは精子の数や運動率だけの評価だったものが、卵子と同じように「精子の質」という事が重要だということがわかってきています。
またその精子の質は精子所見に比例することもわかっています。つまり精子所見が悪いと精子の質も悪いという事です。

質の低い精子で顕微授精をしても妊娠率は低いでしょう。そうして顕微授精を繰り返すようになると、もちろんますます女性側の負担が増えるという事です。

不妊治療もそうですが、男性も積極的に妊娠しやすいカラダ作りをして精子の質を高めるという事が、顕微授精などの高度な生殖補助医療の成功率を上げ、パートナーの負担を減らすという認識の必要性が高まっています。

男性にも妊娠しやすいカラダ作りを!

卵子と同じように精子の「質」が注目されています。基本的に多くの場合は生活習慣や喫煙、アルコール習慣や肥満などにより精子の数や奇形率、そして「質」も落ちていることを多く店頭で見受けられます。漢方の服用により男性は2~3か月で精子の検査所見が変わることも本当に多いです。また勃起不全(ED)や膣内射精障害(中折れ)のご相談も本当に多くなってきています。ぜひぜひご相談くださいませ。男性不妊専門医の紹介も行っております。

高齢出産のメリットはあるの?

35歳以降の出産を高齢出産といいます。妊娠率や流産率、子供の障害などリスクばかり取り上げられますがメリットはあります。

  1. 親の精神的余裕
  2. 親の経済的余裕
  3. 母親の若返り
  4. 頭が良く怪我をしない健康な子供が生まれる
高齢出産のメリットとは?
高齢出産のメリットとは?

 

精神的余裕

高齢出産では20代の頃よりも年齢を重ね母親の精神が安定しているケースが多いため、余裕を持って妊娠や出産・子育てができるとされています。実際に出産&育児に自信がないと答える世代は20代前半の母親に多いというアンケートも多く見受けられます。
逆に、30~40歳前後の母親は「ゆったりとした気持ちで出産&育児ができる」と答える人が多いようです。高齢ならではの豊富な人生経験や精神力が影響しているのでしょう。これは実は本当に赤ちゃん、ママにとって大きなメリットです。もちろん、個人差はあります。

経済的余裕

精神的余裕がみられる高齢出産も、体力面では若い頃に比べ劣るでしょう。育児は体力を使います。そんな時に若い時にはない「経済力」です。ベビーシッターや託児施設を利用するなど、体力面での不足を経済力で補うことができます。育児に専念できる経済的な余裕もメリットとなるでしょう。

若返り

さまざまな医学的リスクを抱える高齢出産は、肉体的に負担がかかることばかりと思われがちですが、高齢出産すると若返るという見方もあります。年齢とともに落ちていく女性ホルモンが妊娠すると急激に上がります。お肌もツヤツヤになり、冷えや体の不調もよくなるなどの声も多いです。
若い頃は妊娠しても基本的にホルモン値が高いので実感できないのでしょう。あとリスクを自覚している分、生活に気をつけて妊娠中を過ごされる方が多いため、生活も整い若返りにつながるのではないかと言われています。

頭が良く怪我をしない健康な子供になる

高齢出産が5歳までの子供の健康と成長に影響しているとイギリスで報告がありました。母親が高齢であるほど、治療が必要なほどの怪我をしないことがわかり肥満になりにくく、また社会的発達の問題も少なくなり、言語能力も高くIQも高い傾向にあるとのことです。

 

まとめ

高齢出産は流産リスク、胎児の奇形リスク、母体のリスク、早産リスクなど高まることは確かですが、その中で生まれた母体や生まれた子供にはメリットしかないのかもしれませんしっかり体のコンディションを整えるための妊活を行って、妊娠出産に備えたいですね。

高齢出産のリスクを減らすために

日本人女性の初産平均年齢は30歳を超えています。今後も高齢化は進む可能性が高いでしょう。高齢出産のメリットは確かにありますが、リスクがなくなるわけではないのです。しっかり妊娠しやすい体作りをして、母子ともに元気に妊娠出産を行えるように準備をしていきましょう。徳島の高齢出産を応援します。

不妊治療を諦めるという選択をするときとは?

様々な理由で不妊治療を諦めるという選択をしないといけない時があります。

そのような時にどのように考えるか。
私自身の考えと、私が出会った方の体験を交えてアドバイスさせていただいています。

不妊治療のやめどきっていつ?
不妊治療のやめどきっていつ?

 

時には残酷な不妊治療

不妊治療の技術の進歩は素晴らしいものがあり、以前なら子供を授かれなかった人でも
子供を授かることができるようになり多くの方に笑顔をもたらしています。
ただ不妊治療は時に残酷な面もあると言われます。

新しい技術は可能性を生み出し、46歳で妊娠できた、50歳を越えて妊娠出産できた有名人などの話などにより希望や夢は広がります。
ただあくまで可能性の話で、残念ながらすべての方に子供が授かるということではありません

もしかしたらずっと不妊治療を続けてきた夫婦にとっては、
通院をストップすることが、子供を諦めるといったような感覚に陥ります。
子供を授かるために通院していたわけですから。。。
肉体的、精神的、そして金銭的に辛くなる方が多いのも事実です。

「本気だったらどこまででも努力すべき」といった空気感におされて、
可能性のある限りチャレンジしないと、本気じゃなかったことになる感じがつらいと言われたことがあります。

いろんな複雑な心境になるでしょう。
そしてこうすればいいという正解もありません。
「2人で生きる」という覚悟や準備ができるまで、不妊治療を諦めれなかった。。。方も多いと思います。

 

赤ちゃんの都合もあるという考え方

ただあくまで赤ちゃんは「つくる」ではなく「授かる」
胎内記憶の第一人者である池川明先生の言葉を借りれば、
「子供に親は選ばれる」のだそうです。
赤ちゃんの都合もあるという事でしょう。

不妊治療はどうしても赤ちゃんを「つくる」という感覚になりがちです。
ただ、不妊治療中でも心の中は子供に選ばれる親になる事や、
選ばれる夫婦になって赤ちゃんに来てもらうような努力の一つとして
不妊治療というものがあるという感覚を持つように心がけるようにお伝えしています。

心の状態をフラットに保つことが大事ですから。
自分の悩みを整理し、パートナーへの感謝へ心をシフトする
不妊治療中は子供が授からなければ不幸という、感覚になりがちです。
しかし子供がいなくても幸せなカップルは世界中大勢いますし、
もともと子供を望んでいないカップルも中にはいるでしょう。

 

まとめ

そもそも不妊治療に関しての悩みは、「子供が欲しい」と思わなければ、悩まなかった悩みでもあります。
子供が欲しいの前に、目の前のパートナーと共に生きたいと思えて結婚したはずです。

不妊治療を諦めたり、やめるというのは選択をするときには、
「この人の子供が欲しい」「産んで欲しい」と思わしてくれたパートナーへの感謝へ立ち返る作業が必要なのがかもしれません。

不妊治療を頑張った人ほど、ここまで頑張ろうと思わせてくれたパートナーに感謝を改めてするという感覚を思い出すという事が必要かもしれませんね。

不妊治療を諦める時は2人の幸せをもう一度考えるタイミング

不妊治療中や不妊治療を続けていくか迷った時に、いつでも戻ってくるのは目の前のパートナーのことです。2人の幸せのカタチを考え直したときに不妊治療を諦めるという事に心の整理がつくのではないでしょうか。不妊治療は万能ではありません。現在悩まれている方に何か参考になればと思います。

「不妊治療で疲れた」方へ、疲れを癒やす方法

不妊治療には様々は辛さがつきまとうと言われることが多いです。
ただ事前に知っておくと良い疲れた時のテクニックや考え方、良き相談者を得ることで疲れを残さずむしろ前向きに不妊治療に臨めるようになった方も多くいらっしゃいます。
不妊治療で心身のバランスを崩してしまうような事は本末転倒ですが、
陥りやすいので以下を参考にしてください。

  1. 癒し
  2. 夫婦関係
  3. ペットを飼う
  4. カウンセリング

癒し(ヨガやマッサージ、温灸など)

積極的にストレス解消に努めることが必要だと考えています。 やってよかったと思えるようなことを一生懸命に入れるということで、精神的に充実感が生まれます。

妊活マッサージやヨガ、リフレクソロジーなど積極的にすること(行くこと)。
行動が先で気持ちは後からついてくるといった思い切りが必要です。家でいつでもできる事として、温灸器を使った耳温灸をオススメしております

耳はツボが多くあり温灸すると不眠に効果があり、さまざまなストレスの解消に働きかけます。
おへそや子宮のツボを温める事も癒しですよ~

癒しの耳温灸は脳内エステ♪
癒しの耳温灸は脳内エステ♪

夫婦関係

「どんなストレスも、夫婦の絆を確かめる作業にしか過ぎない」そう言われたカップルが実際にいました。
「不妊や不妊治療で夫婦の関係を見直すことができ、改めてちゃんとした夫婦になれた気がする」と言われたカップルもいます。

どんな難題やストレスも2人いっしょに解決していこうと改めて夫婦で確かめ合う時間だという認識をもって取り組んでいくということです。

仲の良い夫婦はさまざなストレスに強いですよね。

ペットを飼う

「犬を飼うと不妊になる」といったような話がありますが、根拠のない迷信なのでご安心ください。むしろ、犬好きの方であれば犬とのスキンシップによりオキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンが増えることがわかっています。

ストレス解消に働いてくれるホルモンなので不妊治療で疲れた心を癒してくれます

カウンセリング

以外と不妊や不妊治療の悩みは自分の親や親友にも言いにくいものです。専門家でないという事と気を使わせるという意味において、ストレスがたまっても言える相手がいないと言われることが多いです。

大丈夫ですよ
積極的なカウンセリングを受けよう

実際にカウンセリングをするだけで、不育症に効果があるというデータもあります。話を聞いてもらったり、アドバイスをもらうだけでストレスにも良いようです。

そして専門的な知識で実際に考えなければいけないあなたに必要な考え方な情報を絞ってもらうことでより多くのストレスが排除できます。

 

まとめ

「リラックスすることを取り入れるということ」「夫婦関係を見直すこと」「ペットを飼うこと」「カウンセリングを受けること」全てが『妊活』となります。 特にカウンセリングは、まず話せる場ができるということと 今一番何を考えなくてはいけないか?をアドバイスしてもらうことで 考えが整理でき精神的な疲れにピッタリです。

不妊治療の疲れや不安はストレスを招きホルモンの状態を悪くします。しっかりと今自分ができる事と
しなければいけないことに集中できるとストレスが軽減できるはずですよ。

積極的なカウンセリングの活用を

不妊治療に病院に通うことは、多くの場合ストレスがかかるものです。その中で不妊治療を有効に活かすかどうかは貴方次第という事を心得ている知っておきましょう。しっかり休養するのも、夫婦で話し合ったりデートするのも立派な妊活です。そして自分の体調を整えて、不妊治療に臨むということが不妊治療を本来の有効なものにしてくれるはずです。まずは貴女が妊娠するために必要な事を知っておくために、疲れを残さないようにカウンセリングを受けましょう。

不妊治療のせいで障害児が生まれるリスクはどうなりますか?

不妊治療で障害児が生まれるリスクは自然妊娠の場合と同程度です。
国内外の報告から不妊治療のせいで障害児が生まれるリスクが上がることはありません。

大丈夫ですよ
大丈夫ですよ

 

不妊治療の障害児のリスクは自然妊娠と同程度

母親の年齢にかかわらず染色体異常などの障害児が生まれるリスクは誰にでもあります。
ただ高齢の方は卵子や精子も高齢であるために染色体異常も起きやすく流産の危険性が高く障害児のリスクが若い年齢の時よりも非常に高くなります。
(確かに20代と比べると40代は「ダウン症」出生率は10倍に増えます)

ただ高齢の方は不妊治療を利用している割合が高く不妊治療のために障害児が多く生まれるなどの誤解を生むことになったのだと想像できます。

ただ実際は自然妊娠した時とリスクは変わりません。

 

精子や卵子の質を上げることことはできない不妊治療

妊娠は授かりものと言われます。 その理由はどんな薬や技術でも卵子や精子の質を上げることはできないのです。 だから高齢化による卵子や精子の老化が問題となるのです。

最先端の不妊治療といえど、最終的な所は自然の摂理に沿っていると考えています。

なぜなら「受精」や「着床」などを現代医学は手助けはできても、させることはできません。

あくまで「受精」や「着床」をするのは卵子や精子の質や力により行うことができます。

 

自然でも不妊治療でも妊娠できたということは生命力があるということ

生命力のない卵子や精子では、自然淘汰されます。
生きていくことが不可能であれば受精や着床、そしてその後胎児が体内で生きていく過程のなかで命のステージを降りる(流産)こととなります。

つまり「受精できている」「着床できている」「妊娠が継続できている」という事自体選ばれた命であり、生命力があるということになるわけです。
そのお手伝いに人工の医療の力が入ろうが入らまいが関係はないと考えています。

不妊治療は無理やり不完全な命を人工的に作りえるわけではないのですから。

 

自分の分身である卵子や精子

卵子や精子の質の低下を防げるのは、卵子や精子をつくるあなた自身のカラダの能力を向上させること以外に
方法がありません。病院で困るのはやはり「質」なのです。

自分自身のコンディション以上の卵子や精子はつくりえないのです。
食生活が悪ければ、それを材料としてつくられる卵子や精子ができます。

冷えがあれば、冷えている卵子や精子が、運動不足であれば、運動不足の卵子や精子が、
ストレス状態の方は、ストレス状態の卵子や精子が、疲れているのなら、疲れている卵子や精子がつくられるわけです。

 

まとめ:だから大事な妊娠しやすいカラダ作り

精子や卵子が自分の分身という事から妊娠しやすいカラダ作り(妊活)が大事なわけです。精子や卵子をつくる肉体をより若く生殖能力を高めるという事です。

受精しやすい状況や場は不妊治療が作りえますが、実際には質を伴った卵子や精子がなければ受精もしないし着床もできないし、胎児がそのまま育ちはしないのです。

不妊治療だけでなく妊活しましょう。

自然でも不妊治療でも決め手は卵子や精子の質!

不妊治療でも自然妊娠でも、結局のところ根本的な妊娠率を左右するのは、 生命力がある卵子や精子であるかどうかです。妊娠する力とは、そういう卵子や精子を 作り上げる力のことを指しています。それを引き上げれるのは漢方であり、妊娠に向かない 普段の生活をどれほどしないかによって来るのです。卵子の成長には180日です。 そんな期間を集中して6か月(180日)つくりましょう。

「不妊治療が痛い」とよく言われるのは、この4つの治療や検査があるためです。

痛みの感覚は個人差が大きいのですが、不妊治療の中で痛いとよく言われる事が多いのは以下のことです。現在のところやはり女性の痛みの声をよく聞きます

不安で一歩前に踏み出しにくいよね
不安で一歩前に踏み出しにくいよね

 

不妊治療でよく痛みを感じること(女性)

  • ◎子宮卵管造影検査
  • ◎筋肉注射
  • ◎採卵時

子宮卵管造影検査

細い卵管や子宮に粘度のある造影剤を流し込む時に痛みを感じる方が多いようです。 ただ、そのおかげで卵管が広がり妊娠率が上がると言われるのですが、、、 造影検査の前処置で子宮口に器具を入れるときに痛み(生理痛のようなと言われます)を 感じるという意見もよくあります。

筋肉注射

不妊治療で多い注射は明らかにホルモン剤の筋肉注射です。これも薬剤に粘度があり 筋肉になかなか入りこまず痛みを感じると言われます。 基本的に大きい筋肉がある肩や腰とお尻の間の部分などに打つことが多いですが、 その後の筋肉の痛みが強いことがあります。
しっかり注射後に揉んでおくことが大事で、痛みも随分揉むことで楽になるようです。

痛みには敏感な場合自己注射を打つという選択肢もあり得ます。
筋肉ではなく皮下なのでほとんど痛みがないです。

ただこれが使えるかどうかは医師に相談してみましょう。
ホルモン注射により乳房の張りや痛みもよくお聞きします。
よくある症状なのであまり必要以上に神経質になりすぎるのは良くないと思いますが、そういう痛みがある事もあると理解しておきましょう。

採卵時

通常麻酔をかけて行いますが、局所麻酔や全身麻酔の種類があります。 全身麻酔でない限り意識がありますので痛みを感じることはあると思います。

採卵するとき膣壁から針を刺して卵巣から採卵していくのですが、
卵巣の位置(子宮の陰に卵巣がある場合)や子宮筋腫がある場合に子宮を突き通して卵巣にたどり着かないといけない位置関係だと、子宮は筋肉の塊なので太い針を使わないといけない場合があります。その場合は痛いことが想定できます。

実際には卵子の状況や排卵誘発の方法などによって麻酔方法が違ってきます。
全身麻酔か局所麻酔になるかは患者の状況によりますし、医師と患者が相談しながら決めていくこともよくあります。

 

不妊治療でよく痛みを感じること(男性編)

  • ◎TESE(精巣精子回収術)

TESE(精巣精子回収術)

夢精子症や不動精子症、重度の射精障害などの男性不妊の場合、精巣から直接精子を回収する手術のことです。 陰嚢の皮膚を切開して、そこから精巣組織を採取してそこから精子の回収を目指します。

麻酔を行っての手術で日帰りで行え、入院は必要ないのですがやはり切開をしているので、術後痛みが出る事が予想されますが痛み止めでコントロールできる程度の事が多いようです。

 

まとめ

不妊治療の辛さの一つである「痛み」は、たしかにあります。女性が痛い事が多いみたいです。 検査や打つ注射の数もメインは女性になるからです。 男性の場合一般的な不妊検査や不妊治療共に痛みはないでしょう。

ただ痛みには個人差があるので、あまり痛くなかったという声や、体調や処置をするドクターによっても痛みは違ってきます。

痛みのコントロールも含めて主治医と相談していきましょう。

緊張や恐怖感は余計に痛みを生みます

心理的に、肉体的に恐怖感や緊張は痛みを増幅させてしまう恐れがあります。 痛みをそこまで感じなかったという方も実際にはけっこういらっしゃいます。 局所麻酔や全身麻酔、痛み止めなど痛みのコントロールも相談にのってくれる場合も多いので、ぜひ相談してみましょう。

高齢出産した有名人、芸能人まとめ(35歳から53歳)

一般的に35歳以上で出産した方を高齢出産と呼びます。

高齢出産した有名人を以下に列挙します。

35歳過ぎても元気に妊娠出産したいよね
35歳過ぎても元気に妊娠出産したいよね

35歳以上で出産した有名人

  • 戸田菜穂(39歳で第2子妊娠)
  • 辺見えみり(36歳で出産)
  • 宮沢りえ(36歳で出産)
  • 橋本聖子(36歳で出産)
  • 生田智子(37歳で出産)
  • 吉村由美(37歳で出産)
  • 黒木瞳(37歳で出産)
  • 小沢真珠(37歳で出産)
  • 梨花(38歳で出産)
  • 江角マキコ(38歳で初産で43歳第2子出産)
  • 松坂慶子(39歳で出産)
  • 麻生祐未(39歳で出産)
  • 永作博美(39歳で出産)
  • 中澤裕子(39歳で出産)

40歳以上で出産した有名人

  • 伊藤さおり(40歳で出産)
  • 松嶋尚美(40歳で出産)
  • 財前直見(40歳で出産)
  • 古内東子(41歳で出産)
  • 相田翔子(41歳で出産)
  • 山下久美子(41歳で出産)
  • 落合信子(42歳で出産)
  • 長山洋子(42歳で出産)
  • 松本志のぶ(42歳で出産)
  • NOKKO(42歳で出産)
  • 田中美佐子(43歳で出産)
  • 加藤貴子(44歳で出産)
  • 横山智佐(44歳で出産)
  • 兵頭ゆき(44歳で出産)
  • 林真理子(44歳で出産)
  • ジャガー横田(45歳で出産)
  • 戸川昌子(46歳で出産)

50歳以上で出産した有名人

  • 坂上みき(53歳で出産)

結構ざっと上げるだけでも公表している有名人はいますね。
有名であればあるほど、若い時期に交際ができなくなったり結婚も遅くなったりと
有名人ならではストレスもあり
一般人とは事情も違うことが有名人の高齢出産が多い理由になると思います。

ただ金銭的な負担があまり気にならないようなお金持ちであったり、周囲のサポートが万全であったり高齢出産するなかでも一般人とは違うということも忘れずにしましょう。

現在の日本ではいわゆる高齢出産の女性は全体の2割といわれています。
つまり5人に1人は35歳以上で出産しているという事になります。
有名人に限らず今や珍しいことではないんですね。

今後も増えていく高齢出産

晩婚化が進んで出産時期が遅れてしまうことや
経済的なことが理由で、すぐに子供を持つことに踏み切れないこと
また医学の進歩によって子供をあきらめていた方にも
妊娠出産の可能性が増えてきたことなどからこれからも
高齢出産は増えていくという事が予想されます。

40歳以上でも妊娠できると思っている方は72%

NHKが実施したアンケートによると72%の方が40歳以上でも妊娠できる
答えています。もちろん間違いではないですが、高齢出産した有名人の話が
そのまま自分にも当てはまるかは確実に違いますし、医学の進歩の恩恵が
確実に自分にも受けれるかはまた違う話です。

体外受精で100%妊娠出産できるわけではありません。
40歳での出産率は「7.7%」で、およそ13人に1人です。
(日本産婦人科学会2010年)

まとめ

残念ながら妊娠出産にはリミットが確実に存在します。
結婚をして「子供がほしい」と思う時期はひとそれぞれかもしれません。
しかし妊娠適齢期は存在し、それ以降はさまざまなリスクが増えていくのです。
もし、今ではなくそ高齢出産になるが子供が欲しいと思っているあなたは、
なるべく年齢的には急ぐということと、妊娠・出産に備えてリスクを減らす
カラダ作りは最低限してから高齢出産にのぞみましょう。

あなたの妊活プログラム、見直しませんか?

一個の卵子が排卵するのに20代で約1000個、30歳で約500個、35歳で約100個、40歳で10個から選ばれます。 年齢が上がれば上がるほど、「排卵する卵子の質を上げること」が必要になることがわかります。卵子の成長には180日かかります。いまこそ、妊活プログラムを見直していきましょう。

不妊のせいで夫婦仲が悪くなる原因とは?

まず不妊において夫婦仲が悪くなる原因は、以下の2点の不足からきています。

「知識」の不足
「気づかい」の不足

解決方法は、互いの意思を確認するため「話し合う」ことです。これをおそろかにすると、不妊から夫婦仲が悪くなり、離婚を考えるご夫婦もいらっしゃいます

 

1つ目の原因は、知識の不足

パートナーの知識格差(主に夫の知識が不足している)のために、妊娠出産の意識のズレが夫婦間で生じてしまう場合です。

例えば、「男は不妊に関係がない」「最悪不妊治療すればできる」など夫が考えている場合です。

女性はタイムリミットがあるという意思が強いため、急ごうとし不妊治療にあまり抵抗が男性より少ない方が多いのに対し、男性は自分たちは自然に授かると思いたい、今でなくて良いなどと考えがちです。

女性は本能的に子供を持ちたいと思うことが男性よりは多いので、色々不妊に関して調べたり聞いたりしています。

そして調べるうちに不安感がより強くなっていくことが多いです。妻が調べてストレスを溜め込んでいる姿をみてうんざりしていたりします。

その意識のギャップも夫婦それぞれの孤独感を出してしまい,、夫婦仲が悪くなる原因になる思われます。

ストレスたまっていませんか。
ストレスたまっていませんか。

2つ目の原因は、「気づかい」の不足

まず誰の子供が欲しいのでしょうか?ここをはっきりお互い意識することが大事です。

「子供が欲しいの」「あなたの子供が欲しい」「自分の子供を産んでほしい」は大きく違います。

子供を願うあまり目の前の相手のことをないがしろにしてしまう事はよくあります。これが夫婦仲が悪くなる原因となりえます。

今いない子供がより、あなたが気遣うべきは目の前のパートナーです。その結果としての子供です。

この順番を間違ってしまうと今いない子供が先に来て、それに協力しないパートナーという図式になります。

子供が生まれるまでは、夫は妻のことだけ、妻は夫のことだけ考えるという意識で十分だと思います。

 

解決方法は「きちんと話し合うこと」

当たり前と思うかもしれませんが、
意外と話し合うことのないままのカップルが多いのが現実です。

相手の意思を確認していく作業をサボってしまうのです。夫婦という関係ゆえの甘えかもしれません。

まず聞くのは、「本当に子供が欲しいのか」です。

相手の意思を確認しないまま自分だけの思いで走ってしまうと、パートナーが置いてきぼりをくらうこととなりり、互いに夫婦間での孤独を感じるということになりかねません

また夫は妻の不安を消そうとして「たいした問題じゃない」というスタンスをわざととっていたりすることも。

あくまで妻を思ってのことですが、逆に妻はわかってくれないと感じることもあるようなので、話し合いは非常に大切ですよ。

 

まとめ

不妊で夫婦仲が悪くなる原因は、「知識」と「気遣い」の不足のどちらか、もしくは両方です。

解決方法は、「きちんと話し合うこと」。話し合いをしないでいると夫婦間での孤独を感じることもあります。

夫婦という関係ゆえに甘えてしまうこともありますが、当たり前のこともきちんと話し合っていくことが大切です。

つらい気持ちを、落ち着いて話せる時間を!

夫婦は話さなくてもわかる、、、では当然ですがわかりません。不妊期間の夫婦仲の問題は、「協力していく」という前提のもとの話し合いを重ねることこそが大事でしょう。 ポイントは話し合いの時間をわざわざとることです。「大事な話がある」と前置きするぐらいでちょうどいいかもしれません。みなさん忙しいので、しっかり落ち着いて話せる時間が必要ですよ。

不妊でストレスがたまります。どう解消したら良いですか?

不妊でストレスがたまることはよくあります。不妊が原因で、精神的にプレッシャーがかかり、ノイローゼというか、うつ症状になったりして、夫婦間の悩みになったりすることもあるでしょう。

また妊娠できない原因として、不妊のストレスが原因であることもあります。ですので、不妊でイライラすることもあります。

今回は、そんなストレスをどうやって解消するのかをご紹介したいと思います

ストレスが、不妊の原因になることは明らかです。ストレスの対処法は人それぞれ違うと思いますが、私は次の事をオススメしております。

不妊で悩んでる期間の「意味づけ」をする

です。

単純に不妊の期間として悩んで過ごすか、子供を待っているこの不妊の期間をどういう時間として意味づけして将来夫婦のかけがえのない時間とするようにするかでストレスのかかり方は違います。

まずはお互いについて、二人の将来についていっぱい話をする所からはじめましょう。以下のステップがオススメです。

ストレスを減らすには?
ストレスを減らすには?

 

  1. パートナーとの相互理解を深める
  2. ストレスを解消するためには目標をもって行動する(食事、生活習慣、漢方、温灸など)
  3. カウンセリングを受ける

パートナーとの相互理解を深める

意外と子供について、不妊治療について、二人の将来について二人の話し合いがない場合が多いことです。

互いの意思疎通がとれてないまま不妊治療に進んでたりすると、「夫が協力的でない」や「ケンカが絶えなくなった」など、一番味方になるべきパートナーとうまくいかないという事態に発展してしまう事もあるようです。

まずは「本当に子供がほしいのか?」しっかり改めて話してみてください

このステップが大事なのです。特に男性の当事者意識を高めて、お互い支え合うために。

夫婦とはいえ他人です。話をしなければわからないことがたくさんあるものです。

そこをサボってしまっては後のトラブルを招きます

妊娠は二人で100%になればいいとよく言われます。妻が20%しか出せなければ、夫が80%だせばいいのです。夫が30%なら妻が70%を出すと言ったイメージです。

カバーし合うという意識が大事です。当たり前のことですが、子供ができるまでは、夫は妻のことだけを、妻は夫のことだけを考えるくらいでちょうどいいのですから。

まだ見ぬ子供より目の前のパートナーをしっかりみましょう。ここができているかどうかがストレスに対して負けないキモの部分です。

ストレスを解消するためには目標をもって行動する

協力体制が整ったなら、二人の生活改善の目標を決めましょう

まずは食事や生活習慣を見直すことです。病院ではあまり言いませんが、当然自分の食べた物と生活習慣で私たちの体は100%できています。

その体から作られる精子や卵子も同じです(運動不足なら運動不足の精子や卵子になるということです)

基本的に健康になることなので、この期間に見直していきましょう。

目標をもって二人で努力できていると、ストレスを受けにくいようです。
またストレスから体を守るタイプの漢方や温灸も有効です。

西洋医学にはない「温めること」「ホルモンや自律神経のバランスをとる」という考え方から生まれた漢方や経絡がたくさんあり、ストレスをためにくいようにできたり、ストレスからの体調不良を回復させたりできます。

また食事や生活習慣改善の効果大幅にアップさせることができるはずです。

私が漢方や温灸の効果のイメージをお伝えする時に言うのが、食事や生活習慣だけで冷えや低体温を改善しようとすると、年単位でかかったものが、漢方や温灸を使うと1〜2ヶ月でできてしまうイメージです。

3、カウンセリングを受ける

不妊の悩みは、誰にでも話せる悩みではありませんよね。

もし話せたとしても相手が困ってしまったり、専門家でないために的確なアドバイスもない場合が多いのではないでしょうか。

つまり、「相談する所がない」というのもストレスになります

実は人に話したり相談するだけでストレスって解消されます。

相手がカウンセラーなら、違う目線や考え方、今一番考えないといけないことなど的確にアドバイスをもらえたり一緒に考えたりしてストレスに対抗する有効な手段です。

 

まとめ

不妊のストレスを解消するには、上記3つのステップにしたがって行動するのをおすすめします。

不妊が原因で、うつになったり、プレッシャーを感じて、ノイローゼになったり、悩みが多くなったりする方もいらっしゃいます。妊娠できない原因は、原因不明の場合もあるからです。

まずは、夫婦間で話し合い、目標を持って行動するために、カウンセリングを受けてください。

不妊の期間が、ご夫婦にとって良い期間となることを祈っております。

夫婦の力を高める良い期間です

結婚したから夫婦になるわけではなくて、自分たちに起こる様々な問題を二人で協力して解決していく中で本当の夫婦になっていくものだと思います。互いがそういう思いになると、不妊の時期を「子供がいないこの時期だからこそできること」を考えるようになりえます。不妊の期間を夫婦の力を上げる期間としたカップルはストレスにも強いですよ。

自覚症状がない?! クラミジアと不妊の恐ろしい関係

不妊とクラミジアは、大きく関係あります。性感染症(STD)の中で一番不妊につながり問題となっているのがクラミジアです。

クラミジアをほっておくと不妊になる?
クラミジアをほっておくと不妊になる?

 

5人に1人がクラミジアが原因で不妊に

クラミジア感染症は、女性の性感染症の約半分を占めるといわれ、セックスで感染しますが、オーラルセックスでも感染します。

現在クラミジア感染症やその後遺症で不妊になる方が急増し、問題となっています。この感染症で厄介なのは、自覚症状がない、または少ないということです。

おりもの量が増える、おりものの臭いが強くなる、下腹部痛などの自覚症状が出る場合がありえますが、70%は無自覚や、無症状とも言われます

つまり自覚症状のないまま感染し、不妊の原因になるの可能性が高いのです。

その自覚症状のなさが、治療のタイミングを逃し、他人への感染拡大や自分自身も子宮頸管や子宮内膜、卵管などの感染が広がっていきます。

その結果後遺症である不妊が増加していくのです。現在では不妊の20%(5人に1人)がクラミジアが原因と言われています。

クラミジア感染症自体は薬物療法で簡単に治る病気ですが、その後遺症が不妊の原因になり得るのです。後遺症で卵管や卵管采の癒着が起きて自然妊娠ができなくなる可能性が高くなるのです。不妊症でクラミジア抗体陽性者の80%に卵管の癒着があり、60%に卵管の閉塞があります。

検査に行きましょう
検査に行きましょう

 

クラミジア感染症の検査にはどういうものがあるの?

クラミジア感染症の検査は、抗原検査抗体検査の2つがあります。

抗原検査

抗原検査では、今現在感染しているかどうかを調べます

女性の場合は、子宮頸管分泌物を綿棒でこすって分泌液を採取し、男性は出始めの尿(初尿)を採取し検査します。ただし子宮頸管にクラミジア菌がいない場合、つまり卵管や腹部内部だけにクラミジア菌の感染を受けている場合は見つけることができません。

抗体検査

抗体検査とは感染した時に体を守るために作り出す物質クラミジアの抗体を調べる血液検査

ただ、抗原検査をしなければ、今も感染をしているかどうかはわかりません。

さらに抗原検査で陰性であっても、卵管の感染は抗原検査では出ませんから、治療を受けてなければ感染が続いている可能性があるとして治療を受けた方がいいでしょう。

クラミジアは感染力が強い

クラミジア感染者とセックスすると50%を超える確率で感染するとも言われます。感染力が高く自覚症状がないので、若年者を中心に感染者が増加しています。

まずは抗体反応が出た場合は、子宮卵管造影検査を受けて卵管の癒着や閉塞がないかの確認をしましょう

 

まとめ

女性の性感染症の中でも最も感染者数が多いクラミジアは、ほうっておくと不妊の原因となってしまいます。

自覚症状のないので不妊症の女性のうち20%がクラミジアが原因とも言われています。

まずは、検査にいきましょう!

不安を取り除いてほしい

自分は、もしかしたら性感染症(クラミジア)なのでは?とストレスをためることが、一番良くありません。まずは、検査へ行って不安を取り除きましょう。万が一、病気にかかっていたら、ゆっくりと治していけば良いのです。まずは不安を取り除いてほしい。練馬漢方堂は、あなたの妊活をサポートします。