不妊治療のストレスは、共に「自分たち夫婦の子供が欲しい」という願いあう夫婦の関係にも影響を与えて夫婦喧嘩を起こしてしまうケースが多いです。
ただ不妊治療のストレスに夫婦で立ち向かう時には十分な心の準備をしておくことや、話し合っておくことや夫婦喧嘩になりそうなときの対処で、逆に不妊治療のストレスを夫婦の絆や愛に変えていける事を知っておきましょう。
様々なストレスは夫婦の愛を高める時間だと考えること
不妊治療中は「彼の赤ちゃんを産みたい」「彼女に自分たちの赤ちゃんを産んでほしい」この想いを共有するという愛すべき妻(夫)の存在を何よりも気を使う事を忘れてはいけないと、できるなら不妊治療に入る前に話し合っておくことが大事です。
実は赤ちゃんよりも目の前の妻(夫)のことしか考えなくて良いぐらいでしょう。赤ちゃんは夫婦の愛の結果であるという考えを夫婦で共有しておくことが重要です。
不妊治療のストレスを解消してくれ逆に絆を強めてくれるのは当然夫婦の「愛」でしょう。夫婦はなるものではなく障害があった時に夫婦で乗り越えていくことで夫婦になっていくものだと再確認しておくという事です。
どっちが悪いではなく、「ストレスがかかっている妻(夫)」を助ける気持ちで
よくカウンセリングで「夫が悪い?」「私が悪い?」といった話になることがあります。
そういう気持ちになるのは痛いほどわかりますが(特に不妊治療に通ってストレスにさらされることの多い女性側が)、実は不妊治療を含め不妊の悩みは夫婦で100%になったらよいという考え方をしてみましょう。
夫が20%しか力が出せないのであれば、妻が80%の力を出せば良いだけです。妻が30%なら夫が70%出せばいいだけ。夫婦でこの考え方を浸透させておきましょう。
目の前にいるあなたの大切な人をを救うのは当然あなたしかいません。
ストレスはホルモンバランスを崩し不妊治療の成績を悪くする
子供を授かるための不妊治療が、不妊治療のストレスのせいで不妊治療の成績を悪くするという本末転倒なことがよくあります。
ホルモンは脳にある脳下垂体という場所から女性であれば卵巣に、男性であれば精巣に指令を送ることから始まります。そしてストレスが影響するのも脳なのです。
つまりストレスのせいでホルモンバランスが崩れるというのは当然のことなのです。不妊治療を考えるときは常にストレスを意識していく事が大事です。
まとめ
できることなら不妊治療の前に、不妊治療のストレスに対してどのような夫婦の考え方で対抗していくか話し合いがあるといいと思います。
不妊治療についても知識や考え方は夫婦でも違う事が多く、すれ違いが良く起きることなんだという事を夫婦で理解して互いに助け合い夫婦の愛を育てていく意識が大事です。
「ストレスがかかりそう」というイメージが不妊治療には強いです。不妊治療中の夫婦喧嘩は共通した悩みを唯一もつ当事者同士なだけに孤独感が増しそうです。そういう事にあらかじめ「備える」ということが大事なのですね。それを越えていくことや相手を気遣う過程が夫婦の力を育てるという事はよくわかりました。
夫婦で共通の認識を持っておくことが重要です
基本的に不妊治療中の夫婦喧嘩は、不妊治療や子供に関しての夫婦の知識や考え方の差が生んでしまう事が本当に多いものです。夫婦の差を認めつつお互い夫婦としてどういう形を目指していくかを考えておきましょう。それも不妊や不妊治療のストレスをとっていくことに繋がるのでこれも妊活です。ぜひ夫婦でカウンセリングを受けるという事が、不妊または不妊治療中の考え方や夫婦の方向性をまとめていくキッカケとなります。ぜひ当店のカウンセリングをご活用くださいませ。 こちらの記事も参考にしてください、過去ブログより⇒不妊のストレス対処法