特に女性に関しては不妊治療は、3タイプの辛さを感じると言われる方が多いです。
- 肉体的な辛さ
- 経済的な辛さ
- 精神的な辛さ
不妊治療の辛さは、3タイプあります
女性の不妊治療の辛さである、肉体的な辛さ、経済的な辛さ、精神的な辛さをくわしく紹介していきます。
肉体的な辛さ
病院に通う事、待ち時間、検査、内診、注射などの負担のことです。
特に体外受精などで仕事を持たれている方は、仕事の都合をつけながら通院することに疲労感を感じることが多いです。
また人気の不妊専門クリニックでは1〜2時間待つこともざらにあります。住んでる場所によっては、病院までの移動時間も大変になるでしょう。
また検査では卵管造影検査は痛みを伴うことがありますし、注射も連日のように打つこともありますので、アザができたりすることもあります。
経済的な辛さ
不妊治療の初期の検査や治療においては保険診療が可能ですが、高度生殖医療である体外受精や顕微受精の費用は保険適応外になり非常に高額になります。
保険適応外の場合は自由診療となり、かかった費用はすべて患者負担となります。妊娠できない時間が長引けば長引くほど、費用面も負担が上がっていきます。
医療機関によって費用はかなり違いますが、一般的に人工授精は1〜3万円程度で体外受精は20〜40万円程度のところが多いのではないでしょうか。
保険診療で行える治療(3割負担)
タイミング療法(排卵時期時期を予測する)
クロミッド療法(内服の排卵誘発剤を使い卵胞を育てる)
HMGーHCG療法(注射で卵胞刺激ホルモンや排卵刺激ホルモンを打ち、卵胞を育てて排卵させる)
保険適応外の治療(10割負担)
人工授精
体外受精
顕微受精
ただし、最近では不妊治療に対して助成金が出るようになりました。
所得や年齢、治療回数に制限はありますが、子供を授かりたい夫婦にとって非常に大事な費用となるはずです。
徳島の不妊治療助成金について
http://www.midori-funin.com/blog/2013/11/post-98.html
精神的な辛さ
「どうして自分だけ」という思いや「生理のたびに涙が出る」という話はよく聞きます。
また、結局は上に書いた肉体的な辛さや経済的な辛さも精神的な辛さとなって降りかかってくるという感じでしょう。
不妊治療は、出口の見えないトンネルにいるかのような気持ちになることもあるといわれます。「いつまで」「どこまで」と考えると辛く感じますよね。
精神的なストレスは減らせれる‼︎
相談相手がいないというのも、非常にストレスがたまります。
そういう場合は、当店のような相談を専門にやってるお店に相談されるのもいいと思います。
意外と不妊の話や辛さを話せる相手はいないものです。ストレスはホルモンに影響を与え、ホルモンバランスを崩す可能性があります。
不妊治療に病院に行っているためにストレスが増え、妊娠から遠ざかるなんて話もありえます。
そのストレスを緩和するために、現在カウンセリングが有効と不育症の治療指針だと出されています。
ストレス(精神的な辛さ)は、カウンセリングである程度緩和できる
原因不明で流産、死産を繰り返した73人を調べると、カウンセリングを受けた人は81%出産したが、受けなかった人は53%にとどまるというデータが厚生労働省研究班が発表しました。
カウンセリングで辛さを吐き出すことで、また正しい知識や考え方などでストレスはある程度は減らすことはできます。
まとめ
女性の不妊治療の辛さは、3タイプあります。
3タイプとは、肉体的な辛さ、経済的な辛さ、精神的な辛さ、です。
「誰にも相談できない」というのはストレスがたまります。
女性の辛さを理解してくれる男性も、女性が孤独になるのを防ぎ、苦しみストレスのかかる時間ではなく、二人の将来に向けて一緒に助け合って行くというお互いの愛情と理解を深め夫婦の信頼感を育む時間とすることもできると思うのです。
不妊治療をしている時間は近い将来、自分たちにとってかけがえのない時間になったと言えるような夫婦の時間にしたいですね。
不妊治療には辛いというイメージがありましたが、3タイプの辛さがあるというのは、よく分かります。何も考えることなく病院の治療に流されるままでいると、さまざまなストレスが降り積もるでしょう。病院に任せるのではなく、夫婦の話し合いを重ねられる感じがいいですね。素敵なパパとママになるために、妊活や男性不妊や病院選びのポイントなども、このサイトが参考になれば嬉しいでん。
まだ見ぬ子供よりも考えるべきはパートナーこと‼
当店にも様々なストレスや悩みを抱えて多くの方がいらっしゃいますが、ストレスにより順番が逆転している場合によく出会います。考えるべきは、まだ見ぬ子供よりもパートナーのことです。子供ができるまでは、奥様はご主人のことしか考えなくていいし、ご主人は奥様のことしか考えなくていいはずです。子供を作ろうと思って結婚したわけではないはずです。 「夫婦が幸せになること」 おそらくどの夫婦も考えた最初の願いに立ち返りましょう。不妊治療の時間は、そのために必要な時間かもしれません。夫婦の愛や信頼が深いところに赤ちゃんは、来るように思いますよ。