「不妊治療しながら仕事は続けられますか?」とのご相談

不妊治療のご相談には、さまざまなお悩みやご質問を頂きます。
今回は、こんなご相談。

「不妊治療しながら仕事は続けられますか?」

不妊治療をしながら仕事ができる場合とできない場合があります。会社の理解の度合いや勤務時間、不妊治療の度合いに個人差があるので、仕事をしながらの治療ができるかどうかの判断は難しいものがあります。

 

不妊治療をしながら仕事ができる場合

時間的な余裕がある仕事や、職場での不妊治療への理解がある場合であれば、不妊治療をしながら仕事ができている方が多いです。

  • 一日置きに注射に通う
  • 体外受精のために採卵日が2~3日前に決まる
  • 急に「来てください」と言われる

などの事態が予想されるので時間的な余裕がある仕事の場合は非常に楽です。SOHOなど、自宅でやれる仕事で勤務時間に縛られない仕事スタイルなどは理想です。

仕事時間が選びやすいフレックスタイム制を採用している企業なども、非常に不妊治療と仕事を両立しやすいでしょう。

また職場での不妊治療への理解がすすんでいる場合も仕事の両立はできるように思います。そのような環境では上司にも相談しやすいと思いますし、思い切って周囲に不妊治療を「宣言」するのも良い方法だと思います。

SOHOは主にパソコンを使った仕事がメイン。
SOHOは主にパソコンを使った仕事がメイン。

 

不妊治療しながら仕事ができない(できにくい)場合

上記と反対の話になってしまいますが、時間的な余裕の無い職場や職場でのポジションがネックになる場合が多いようです。

体外受精においては、出張や会議などが多く時間的な融通がきかない仕事をしている場合は、仕事との両立には厳しい現実があると言わざるを得ません。

おまけに、不妊治療専門クリニックなどでは、待ち時間が1~2時間くらいあるところも多いので、予定が立てにくいのです。

そして、周囲の理解がない場合などでは、上司や周囲に相談する雰囲気もない場合が多く、当店でも良く聞く悩みです。理解があば仕事時間の調整を会社が考えてくれるなどして、仕事と不妊治療での両立が可能になります。

理解がある職場なら、仕事しながらも不妊治療と両立できている方はいらっしゃいますし、理解がない場合だと非常に厳しい状況の方もいらっしゃいます。

 

総評

なるべく両立できるように、ぜひ会社や上司に相談してみましょう!

クリニックの方も、なるべく仕事を辞めないで治療を継続できるような取組み(自己注射など)をしている場合はあります(クリニックや病院によってかなり差があります)

何よりも大事なのは、ストレスをためないことです。

妊娠しやすいカラダづくりは、ココロとカラダを元気にすることでもあります。ストレスはホルモンバランスに確実に作用し、妊娠や不妊治療に影響がでます

漢方の世界では常識ですが、ココロとカラダはつながっています。

そういう意味でも、カラダだけでなくココロも元気にできる漢方の知恵を使った妊活は大事ですよ(^○^)

ストレス軽減の方法

妊娠、出産の過程では、さまざまな課題が待ち構えています。それらに一つ一つ対処していくには周りの理解が必要です。何よりもストレスをため込まないようにしましょうね。そのためには、だんな様と二人で妊活されることが効果的です。練馬区の練馬漢方堂は、二人の妊活を応援します。