妊活中でも不妊治療中でも夫がストレスになるのを防ぐ方法

「一番のストレスが夫なんです」

カウンセリングをしていてこう言われることがあります。特に不妊治療中や妊活中では一番の理解者・協力者であるべき夫がストレスの原因になるということは、想像を絶するストレスとなるでしょう。

妊娠するために一番大切なセックスの質や回数という基本の問題すら怪しくもなってきます。

夫とのストレスをなくすことが一番の妊活になるかもしれません。

夫婦間のストレスをなくせばすべてがうまく回りだす!?
夫婦間のストレスをなくせばすべてがうまく回りだす!?

 

「主人在宅ストレス症候群」という状態が妻に起こりえる

基本的には定年退職後の夫が一日中在宅するようになり、妻を束縛し大変なストレスを感じて病気になってしまう事をいうようです。ただ最近は若い世代でもリストラされた夫がずっと家にいて妻を束縛するという事も増加しているようです。

つまりは主人在宅ストレス症候群の字のごとく、夫が家にいることが妻にとって大変なストレスになるという状況の事でしょう。

これはおそらく束縛することだけでなく、同じ部屋にずっと一緒にいる事や24時間顔を突き合わせていると妙な圧迫感を感じることがあります。なんとなく息苦しいと感じてしまうのではないでしょうか。

 

こんな時に妻は夫にストレス感じる

息苦しく感じるわけは普段からの夫の行動にあるかもしれません。
「亭主関白」「自己中心的」こんな言葉が当てはまるような夫は妻のストレスになっているかもしれません。

  • 亭主関白な態度や家族の事は興味がないという態度
  • どんなに妻が忙しそうにしてても、ずっとテレビを見ている
  • 食事に対して文句をいう
  • 妻の外出などを詮索し束縛する
  • 妊活中のタイミングをとる時など、不妊からの心のすれ違い
  • 夫の体臭がストレス
  • モラルハラスメントのような乱暴な言葉づかい

監視されているような感覚や世話をしないと不機嫌になるといった夫は妻のストレスになるのでしょう。まあ、当たり前といえば当たり前ですが。また不妊ストレスや体臭がいやだというパターンもあるようです。。

理想の結婚後の生活と現実とのギャップにストレスを感じている女性も多いようです。それを「気にしなければよい」と切り捨てられるようなこともストレスになっているとの話もあります。そしてやはり夫婦といえども結婚して年月がたつとプライベートな時間が必要になるケースも多いのではないかとも思います。

互いの気持ちに寄り添う姿勢が大事ですね

過去ブログを参考にしてください⇒不妊治療のストレスから夫婦喧嘩の対処法

 

自分中心で家族に気遣いのない夫が妻のストレスになる

さまざまな女性の意見を参考にしていくと以下のような夫は注意が必要です。

  • ◉自分の事を棚上げしたり、自分勝手な言動
  • ◉子育てに参加してくれない
  • ◉妻の行動を束縛する
  • ◉自分の趣味趣向を妻に押し付ける
  • ◉妻の意見を聞かない

こう書いて並べてみても十分感じが悪いですね(苦笑)。夫は妻にとって自分がストレスになっているという「自覚」が大事です。ぜひ相手にとって「いてくれてありがとう」というような存在になれているかどうか自己確認してみましょう。

 

妻が夫のストレスに悩んだ時の対処法の基本は相手が笑顔になるかどうかを意識すること

人間関係ですから夫だけでなく夫婦二人問題として一番大事なのは夫婦関係を見直す話し合いができれば一番です。夫婦を長くやってくると付き合っていたときや結婚当初の気持ちなんかも薄れてくる可能性もあります。夫婦になったが故の油断とでもいえるかもしれません。
互いの助け合いが一番大事という他人同士が暮らしていく上で一番大事な「感謝」の気持ちや、パートナーを笑顔にさせる自分の行動ができているかを確認しましょう。そうすれば相手の気持ちを気にしない自分勝手な行動はできないでしょう。
それがうまくいかない場合は、接触時間を短くする、互いに自分の楽しみを見つけパートナーにそれを強制しないという共通認識をもって置くことが重要です。

 

まとめ

夫が家に家にいるだけでストレスを感じるといった精神状態からは、何も発展しないことが多そうです。気分転換も心がけましょう。フラットな気持ちでないと話し合いもままなりません。意外と自分たちの関係性について夫婦で治していこうという努力は、日本人は苦手なようです。
ついつい我慢して放置してしまいます。
夫婦の関係がスムーズにいくことはこれからの夫婦や家族の幸せにとって一番大事な事かもしれないという共通認識をもっていれば解決に近づくこともあります。夫婦は「なる」ものではなく、「なっていくもの」といいます。そのための努力は固い絆に変わると思いますよ。

人生を左右するほどの大事な事が夫婦関係です

意外と夫婦の問題を放置しがちですね。夫婦という関係性はこじれると厄介です。お互いに自分自身を相手に合わせていく努力をしつづけるというものが夫婦かもしれないなと最近感じています。そうすると「相手を気遣う」というあたりまえの事ができなくなるといったことを防げるかもしれません。大変なようでこれはそういう地盤を夫婦で作っていくものだという共通認識が二人にあればできることだと感じています。一つの習慣にできればいいですね。

排卵日は妊娠しやすいベストタイミングではない

排卵日がタイミングのベストな日と考えている人も多いようです。ただ実際には妊娠しやすいタイミングは排卵日より前にある事がわかっています。
その理由と具体的なタイミングのとり方を知っておこう。

タイミングでベストなのはいつ?
タイミングでベストなのはいつ?

 

排卵日が妊娠しやすいベストタイミングではない

卵胞は1日に1~2mmずつ大きくなります。直径18~22mm程度になると排卵します。
ここで一番重要なのは妊娠のしやすさのピークは実は排卵日よりも前にあるということです。 排卵の4日前から妊娠の可能性が上がってきて、排卵2日前~前日が最も妊娠しやすいタイミングです。
排卵した卵子が卵管采から卵管に取り込まれ卵管膨大部という所で精子と出会い受精が起こります。

そして精子は平均2~3日の寿命があるといわれます。つまりこの間に排卵があると妊娠しやすいということです。
卵子は寿命が24時間程だと言われているので、つまり精子と卵子の寿命の差を考えると、排卵の時に精子が卵管膨大部で待っているのようなイメージの方が卵子と精子が出会いやすいのです。
つまり排卵前にタイミングをとって精子を送り込んでおく方が良いと考えられています。

 

排卵日は基礎体温や病院、排卵検査薬でだいたいわかります

排卵日は生理周期だけでは正確に知ることはなかなかできないですが、おおよその見当をつけることは可能です。つまり28日周期だとして次の生理がわかるなら高温期である黄体期は14日ぐらいなので、そこから逆算して14日前が排卵日という事です。
基礎体温表をつけていると便利ですね。ただ当然生理周期が安定している人に限定されるということです。生理周期が不安定な人は排卵日近くになり病院へ行って経腟超音波検査で卵胞の大きさを測り、 尿中のLH(黄体刺激ホルモン)の値を調べていくと排卵の20~40時間前でピークに達するので予測が立ちます。
市販でも尿で調べれる排卵検査薬は買う事はできるので便利かもしれません。
もちろん病院での不妊治療の中で行う薬を使って行うタイミング療法は、生理周期が不安定な方は薬で生理周期を安定させるのでタイミングを合わせやすいでしょう。

 

排卵の4日前から毎日もしくは一日置きでタイミングをとるのが理想

精子が女性の体内で2~3日生きているという事であれば、毎日行う必要がありません。できれば毎日が望ましいのですが、 一日置きでも問題ないでしょう。
排卵予測日から2日前から前日までが一番妊娠しやすいということなので、排卵予測日の5日前ぐらいから排卵日の次の日ぐらいまでの一週間はできるだけ性交を持ちましょう。排卵は高齢の場合予想よりも遅れることも多いようなので排卵日の次の日ぐらいまで視野に入れて性交を持ったほうが よいです。
また排卵以降の性行が受精以降の着床までの流れをスムーズにする可能性が考えられていますので、当然ですが性交が妊娠を邪魔することはなさそうです。

 

実は女性側が排卵を調整することもある

実は性交のタイミングが多少ずれたとしても、女性側が排卵を調節し性交のタイミングに合わせたりすることもあることがわかっています。普段から性的な接触を多く持っている夫婦ではそういう事も起きるようなのです。

 

タイミングをとる上での注意点「タイミングにこだわり過ぎない」

性的な能力は基本的には使わなければ衰える傾向があります。性交には子作りという側面と、夫婦との愛のコミュニケーションという側面もあります。タイミングは重要ですがあまりそれだけになってしまうと 夫婦のコミュニケーションから単純に子作り作業化させてしまうこともありえます。

夫婦の愛の営みという部分が失われないよう気持ちの部分やタイミングにこだわりすぎないということがストレスなどをあまり感じず夫婦の絆を強くしていく事につながっていきやすいと思います。

それが夫婦の性的な能力の向上につながり前述した女性側が排卵のタイミングを調整するという事や、男性側の妊娠させる力や女性の妊娠する力の向上につながってくるのだと
考えております。

 

まとめ

子作りをする上で、妊娠しやすい期間を知っておくために排卵日を考えておくことは大事ですね。生理周期が正しい方は基礎体温などをつけておくと自分でも見当がつきます。
排卵検査薬や病院で排卵のだいたいのタイミングもつかめたりします。
ただ大事なのは「排卵の前から性交のタイミングをとっておく」ということが妊娠しやすいポイントだという事は知っておきましょう。
またタイミングだけにならないような夫婦の工夫も考えておきましょうね。

意外と大事にされてない性交回数

妊娠することの基本は「性交回数」です。なぜなら毎日性交した場合の妊娠率は周期あたり37%、隔日で性交した場合は周期あたり33%、週に一回の性交では周期あたりの妊娠率は15%です。やはり毎日性交することで妊娠率が一番上がり、週一のペースでは妊娠率が半分以下となります。なるべく性交回数を下げないために新鮮さを失わないような夫婦の努力や気持ちなども大事なことがわかります(特に日本人は夫婦の性交回数は世界的に見ても低いと言われています)。不妊治療やタイミングも重要ですが、妊娠するために性交回数を高く保つという基本を見直すことは、全ての妊娠する力自体のベースアップとなるでしょう!

男性の不妊治療についての質問のまとめ

「男性の不妊治療ってどんなものがあるのか?」「女性の不妊治療は、なんとなくイメージはあるんですが・・・」不安のお声をカウンセリング中にいただくことがあります。

そこで男性の不妊治療についてまとめました。

ここはしっかり男の甲斐性を魅せる時!
ここはしっかり男の甲斐性を魅せる時!

 

不妊治療は専門の病院に行くことが重要です

不妊専門の病院では、不妊の知識や技術などに特化した医師やスタッフがいるため一般の婦人科や泌尿器科ではわからなかった不妊原因にも広く対応してくれる場合があります。また設備や患者の心理に配慮してくれる体制が整っていることもお勧めできる理由です。最近では男性不妊専門の医師も有名になってきています。

 

男性の不妊治療は大きく分けると3つ

  • 性機能障害
  • 軽度~中等度の造精機能障害
  • 高度の造精機能障害・無精子症

性機能障害

投薬や人工授精が治療の主となります。
射精時膀胱に精液が逆流する症例(逆行性射精)の時に抗うつ剤が処方されることがあります。また勃起障害(ED)には心のケア(カウンセリング)やバイアグラなどの処方をされます。またその次に人工授精を検討します。

軽度~中等度の造精機能障害

中等度までの男性不妊には体のコンディションを保つことや精索静脈瘤がないかどうかの検査も必要です。以下の三つをチェックしましょう

①内科的治療
②人工授精
③精索静脈瘤

①内科的治療

生活習慣の見直し(肥満や喫煙、アルコールの過剰摂取など)や生活習慣病(糖尿病など)の改善に取り組みます。また脳の視床下部や脳下垂体の機能不全により精巣機能が十分に働いていない場合には薬物療法にて劇的な精液所見の改善が見込めます。

②人工授精

夫から精液を採取し、元気なものだけ残し直接妻の子宮内に注入する方法です。人工と名がつくものの、自然妊娠と流れは一緒なので費用も体外受精などに比べると安価で受けやすい治療と言えます。

③精索静脈瘤がある場合はその手術

精索静脈瘤があると精液所見の悪化が見られます。ただ自覚症状としてはほとんどないので、男性不妊専門クリニックや泌尿器科でチェックすることが必要です。日帰り手術で精液所見の改善が見込めます。

 

高度の造精機能障害・無精子症

男性の高度な不妊治療は精巣精子採取術と顕微受精が中心です。以下の三つをチェックしましょう。

①精巣精子採取術(シンプルTESE・マイクロTESE)
②精路再建手術
③非配偶者間人工授精

①精巣精子採取術(シンプルTESEとマイクロTESEがあります)
シンプルTESE

陰嚢の皮膚を小さく切開し、精巣組織の一部を採取し精子をその組織から探します。精子が確認されれば顕微授精に使用します。閉塞性無精子症の症例で精路再建術が困難もしくは不成功であった時に行います。

閉塞性無精子症の場合は精巣の中での精子形成に問題ないため精子の採取がほとんどの場合可能となります。

マイクロTESE

顕微鏡下精巣精子採取術といいます。非閉塞性夢精子症の場合、精巣内の精子形成が極度に障害されていることが多いため、陰嚢の皮膚切開から精巣を体外に出汁、顕微鏡を用いて精子形成のある場所を探し出し精子の採取を試みます。

非閉塞性無精子症の場合は、この方法を用いても精子を採取できないこともあります。

②精路再建手術

精子の通り道である精路に閉塞がある場合その部分を取り除いて精路を再建します。精路が再建できれば射精精液中に精子が認められ自然妊娠が可能となります。閉塞部位によって方法が異なり以下の通りです。

精管精管吻合術

パイプカット術後や鼠径ヘルニア術後など、精管の閉塞が原因で無精子症の場合用いる手術です。

精管精巣上体吻合術

精巣上体炎症などにより精巣上体での閉塞が原因で無精子症の場合に用いられる手術です。

射精管解放術

前立腺嚢胞などが原因で射精管に閉塞がある場合に用いる手術です。
閉塞性無精子症は造精機能自体に問題がないので、精路の通過障害が解除できれば精液量や精液所見の改善が大いに期待できることが多いのです。
ただ男性不妊は約90%が造精機能障害です。精子を作り出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれない状態です。そこからどのように精子を回収するかという事が男性不妊の重要なこととなります。

③非配偶者間人工授精

精巣精子採取術を行っても精子を採取できない無精子症などで、治療を行っても妊娠に至らない場合に、ご夫婦の強い希望があれば非配偶者(夫以外の提供者)の精子を用いた人工授精を考えることができます。

ただ遺伝的なつながりが子供と夫にはなくなるということや、その事実を子供に伝えるかなどの問題もありどの夫婦にも勧めれる治療法ではありませんので、専門医に相談して慎重に検討しましょう。

 

不妊治療や検査に関しては抵抗はあるが前向きに考えてくれる男性も多数

不妊治療は女性だけがするものではないとわかっていても「自分に原因があるとわかるのが怖い」「恥ずかしい」などの抵抗感があるようです。もちろん女性も同じだと思いますが、決めると女性の方が不妊治療に積極的にできる方が多いとも感じます。
ただ男性の不妊治療においても重度であれば結局顕微授精などの方法をとることが多いので女性に負担がかかる事が多くなります。
抵抗は感じつつも頑張っている妻夫としての責任感、または信頼できる医師やカウンセラーの説明を受けて前向きに自身の不妊治療を考える男性も多くなってきているのも事実です。

 

男性不妊の場合は特に正しい知識と互いの思いやり

男性不妊の場合は重度の不妊の場合は病院での不妊治療が必要な場合が多いです。手術が必要な場合もあります。スムーズに不妊治療に取り組めるように男性側の正しい知識や良好な夫婦関係が重要です。まずは医療機関での二人での検査や医師の診断や説明を受けるようにしましょう。
二人で一緒に正しい知識や現状を知っていくようにしないと、妻だけが焦って不妊治療を男性にすすめるとうまくいかない場合があると思います。
また互いに対しての気遣いや思いやりも十分誤解がないように気をつけていく必要があります。

 

まとめ

男性不妊はかなり広く認知されるようになってきましたが、いざ自分の事となると行動できなくなる事もあるかもしれません。メタボリックシンドロームのや喫煙、飲酒ような生活習慣が性機能や精子に影響している事も男性の場合は多いです。女性と比べ男性は重度の不妊理由がシンプルな場合も多いので(ED、造精機能障害、精路通過障害など)、不妊治療がどうしても必要な場合も多くあります。
放置して年月が経ち女性側の年齢によるリスクを上げる事(高齢になることによる妊娠率の低下など)を避けるために、必要な検査や不妊治療のタイミングを失わないようにしましょう。

男性にも妊活が必要です

夫が男性不妊で必要な不妊治療を受けないということは、その期間は妻の年齢も上がっていく事となります。時間が経過することにより妻の妊娠する力が落ちていく事を夫はしっかり知っておく必要があります。今自分たち夫婦に必要な事や必要な知識は何か?そういうきっかけとしてもぜひ子宝カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。そして何より女性の卵子に比べ男性の精子は漢方によるカラダ作りの変化も反応が早く出やすいです。また男性不妊専門のクリニックに紹介も行っております。

不妊が原因の離婚を防ぐ心構えを持っておこう

不妊は避妊をしていないのに子供がある一定期間授かれないという状態の事を指します。だいたいある一定期間とは一年以上にわたる期間の事をいうようです。

夫婦の悩みとして不妊を共有し、妊娠するしないにかかわらず二人の答えをみつけて色んな意味で不妊を乗り越えている夫婦も多くいる一方で、離婚という選択肢にたどりつくケースもあります。「どうして離婚してしまうのか」をここではパターンに分け解説していきます。

不妊期間は目の前パートナーの事を一番に考える
不妊期間は目の前パートナーの事を一番に考える

 

離婚の原因の多くは「ストレス」

不妊による離婚原因はやはり夫婦間の行き違いや考え方のズレ、不妊治療によって生じるストレスで離婚してしまう事が多いようです。ストレスを感じて離婚になりやすい状況を考えてみましょう。

  • ①不妊や不妊治療に関しての知識の差が離婚の原因になる
  • ②男性不妊が離婚の原因になる
  • ③夫より子供のことだけしか見えなくなるから離婚の原因になる

離婚の原因①:不妊や不妊治療に関しての知識の差

基本的に女性の方が不妊や不妊治療に関して知識量が多いことが多いです。不妊や不妊治療についてネットなどで情報を集めていくのも女性が多いと感じます。その知識の差が問題で離婚の原因になることがあります。

男性の知識量が乏しいと、不妊や不妊治療を「どう考えていったらよいか」「どれほど大事なことなのか」がわからない状況になり、妻から見て協力的ではなく映ったり、頑張っている妻に対しての心無い発言妻の孤独感を増してしまう原因になり得ます。

離婚の原因②:男性不妊

男性不妊ということが不妊検査で分かった場合、男性が不妊治療を受けない場合に離婚の原因になる事が多くなってきているようです。男性も検査を受ける事が多くなり男性が関わる不妊理由が半数を越えることがわかってきました。
女性よりも男性の場合不妊治療の選択が必要な場合が多いのですが、女性の場合は妊娠できる年齢のタイムリミットを意識するのに対して、男性にはその意識がうすい場合があります。行きたくないといった気持ちや仕事の多忙を理由に不妊治療を受けない場合もるようです。

上記でも書きましたがしっかりとした知識も必要です。男性不妊の不妊治療でも肉体的な負担は女性にかかること多く(顕微授精での投薬や注射や時間の拘束など)、ストレスがたまりやすいでしょう。

離婚の原因③:夫より子供のことだけしか見えなくなる

「妻は子供を、夫は妻の方をみる」とよく言われます。家族はそれぞれだと思いますが、そういうケースは多いのではないでしょうか。実際に子供がいるならそれでも成り立つ事も、まだいない子供の事をみて全く夫の事をみえなくなるのは夫婦関係を健全に保つうえでリスクの場合があります。

「子供が欲しい」という気持ちは大事ですが、目の前の夫はもっと大事ですよね。妊娠出産は一人では成し得ないのですから。

 

夫婦の考え方の温度差をあらかじめ知っておくこと

妻は「子供が絶対に欲しい」と考えて夫は「子供はできるなら欲しい」と考えているケースが多いと思います。この子供を授かることに関しての温度差をあらかじめ知っておいて、理解を深めておくことが大事なのです。そうすると相手の気持ちを理解しようと努めれるのではないでしょうか。そうでなければ上記に書いたような種類のストレスが発生しやすいでしょう。

「自分はそう思う」ではなく「パートナーがどう思うか」という気持ちを優先していく事が、不妊という夫婦の悩みをより深い夫婦の愛情や絆を育んだ時間となり得ると思っています。

 

「あなたの笑顔がみたい」この思いだけですれ違いが防げる

辛い時は自分の事ばかり言ってしまいます。「あなたの笑顔がみたい」という行動基準を夫婦お互いに共有しておきましょう。意外と夫婦間で不妊や不妊治療、将来的な自分たちの考え方について話し合う事が少ないようです。
「気づかってくれている」「愛されている」「一人じゃない」といった良い循環が互いに生まれやすいと考えています。
やはりストレスをとる最大の方法は愛情を感じる事です。愛が先で子供はその次にあるものだという基本に戻る事が大切ではないでしょうか。

 

もちろん離婚するしないに正解があるわけではない

もちろん互いに協力して取り組んでいたのにもかかわらずうまくいかない場合や、どちらかの不妊が決定的で子供が望めない場合(例えば早期閉経精子がつくれないなど)子供を望むという互いの価値観によっては離婚という事になり得る場合はあると思います。

ただ話し合いや考え方や知識が足りなかったせいで離婚してしまうという事は、先々の後悔になる場合が多いでしょう。そうならないために、どういう結果になろうとも不妊を乗り越えるために知っておく知識や話し合いや相手への気づかいは必要だと思います。

 

まとめ

近年は夫婦ともに忙しく、不妊や不妊治療などによって特に女性側が特に多忙になったり、周囲のこころない言葉などでストレスを非常に感じやすい可能性があります。一番なのは自分たちの起こり得る可能性としてお互いの子供に対しての気持ちや、心の持ち方なんかを事前にしっかり話して決めておくことだと思います。

妻が20%なら夫が80%、夫が10%なら妻が90%、夫婦合わせて100%を目指すという考え方が夫婦の力を強め離婚の危機や不妊を乗り越えていけるのだと考えています。

夫婦で何を話し合ったらいいかのアドバイス

自分たち夫婦の将来や子供の事について、しっかり話し合って「どういう夫婦でいたいのか」を決めましょう。それが自分たちの価値観になります。何も考えずに忙しくしているだけだと問題が起こったとき世間一般的な価値観に巻き込まれてしまう時があります。起こり得る問題を知っておき、夫婦の価値観の違いをお互い分かったうえで同じ将来を見据えて互いに協力していく事が大事ではないでしょうか。その不妊の事で夫婦揃って当店のカウンセリングを受けるという事が、将来や子供の事に関しての話し合いのキッカケになったという方も多いですよ。恋人から夫婦になるという事はそういうことかもしれませんね。

妊活中はゴールデンウィークの過ごし方で「幸せホルモン」大幅アップ

最近は共働きで多忙の上、不妊治療での長時間の拘束など様々なストレスにさらされている夫婦も多いです。ゴールデンウィークなどの長期連休では、妊活中の夫婦ではぜひ楽しい体験や非日常を楽しんで息抜きと共に夫婦の絆を確かめ高める時間にしたいものです。

不妊治療中の方は特にストレス管理のために大事な時間にしたいですね。このゴールデンウィークの過ごし方で妊活中や不妊治療中における夫婦の絆やストレス管理について非常に重要な「幸せホルモン」についても、大幅にアップできるという側面があります。

妊活中・不妊治療中の夫婦にお勧めするゴールデンウィークの過ごし方

大自然の中で確かめ合う夫婦の愛
大自然の中で確かめ合う夫婦の愛
  • キャンプなど自然を楽しむ
  • スポーツや体を動かすことを始める
  • 温泉
  • 子宝神社・パワースポットめぐり

キャンプなど自然を楽しむという過ごし方

夫婦で自然の中で過ごすということは、興味がある方はぜひやってみてほしいと思います。メディアをシャットアウトでき二人で生活をすれば気持ちも安らぎ、想像以上にストレスをとってくれます。パパママになったときにもキャンプは子供に喜ばれますしね。

徳島のお勧めのキャンプ場⇒http://outdoor.ymnext.com/camp-639.html

スポーツや体を動かすことを始める過ごし方

ウォーキングジョギングなど二人だけで始められるものもありますが、お勧めはピラティスヨガなどまずはトレーナーがついて教えてくれるものに参加してみるのもいいと思います。トレーナーがいる方が続きやすいしヨガのリラクゼーション効果やピラティスの体の歪みを正してくれることは、直接妊活に繋がりますし日々の疲れをとってくれます。健康で素敵なパパママになっておきましょう。

温泉で癒される過ごし方

ゴールデンウィーク中に行くとなると、コストがかかってしまいますが贅沢な時間を過ごす事ができます。子供ができてしまうと二人の贅沢な時間はとれないかもしれません(子供中心になることが多いでしょうから)。今のうちに二人の贅沢な時間を楽しみましょう。

徳島のお勧め温泉⇒http://www.yukoyuko.net/onsen/area09/pre36

子宝神社・パワースポットめぐる過ごし方

子宝神社やさまざまなパワースポットをめぐったり、徳島であればゴールデンウィークに四国八十八か所をめぐるのを夫婦でスタートしたりなど夫婦ではじめれる体験をして過ごしてみるのはいかがでしょう。個人的な意見ですが仏閣などは特に疲れストレスがとれやすい場所だと思います(パワースポットと呼ばれる場所はそう感じれる所が多いですね)
子宝神社紹介⇒http://子宝神社.net/

四国八十八ヶ所公式ホームページ⇒http://www.88shikokuhenro.jp/

 

濃密な二人の時間は幸せホルモン「オキシトシン」が増加

妊活中ではより夫婦としての力を高める時間として、またパパやママになるための精神的肉体的に準備する期間として考えておきた方がいいとよく言われます。その家族として成り立つために最重要なホルモンが幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」です。
愛情ホルモンとも呼ばれ、セックスやスキンシップ、濃密なコミュニケーションなどにより分泌量が増加することがわかっています。
子育てにも非常に重要なホルモンと言われています。日々夫婦ともに多忙な毎日を過ごされている方にとって長期連休であるのゴールデンウィークの過ごし方としては「オキシトシン」を意識するのは重要です。

オキシトシンが増えると精神安定・絆を深める・疲労回復・幸福感などの効果があります。家族への愛や絆はオキシトシンによって作られるといっても過言ではありません。

家族の最小単位は夫婦です。ゴールデンウィークなどの長期連休は目の前のパートナーとのスキンシップやコミュニケーションを見直したり、深める時間にしましょう。

 

まとめ

現在の日本人は「オキシトシン」が不足していると言われております。妊活中の方もお仕事や家事、不妊治療など日々のやらないといけないことに追われている方も多いのではないでしょうか。あらゆるストレスや疲労に対抗する最大の武器が二人の「愛」という事です。
愛を感じて二人の絆を深め、ストレスと疲れをとり幸福感を与えてくれる「オキシトシン」は子供を望む夫婦にとって必須と言えます。妊娠する準備を整えるという事はオキシトシンが増えるような夫婦関係を作るという事でもあります。そんなゴールデンウィークの過ごし方をしてほしいと思います。これも立派な妊活となります。

日本では夫婦で質の良い休日を過ごしている方が少ない

欧米では夫婦や家族のために休日を使ったり、どこかに出かけたりするのがある種のステイタスにもなっているぐらい当たり前ですが、日本では休日が少ないというような労働環境も手伝って、意外と夫婦になって出かける機会が減ってしまったという話をよく耳にします。不妊治療も重要ですが、自然の流れを考えるとまずは目の前にいるパートナーとの絆や愛情の結晶が子供という事になります。ストレスは大きくホルモンに影響がでます。パートナーの疲労感や幸福感などは自分自身が握っているということを再確認し、ゴールデンウィークをその足がかりに使ってみてはいかがでしょうか。子供を望むうえで一番大事なことかもしれませんね。

不妊ストレスでなる「うつ」病は、誰でも起こりえる脳の病気

不妊や不妊治療でのストレスが原因でのうつ状態にお困りの方は、現在非常に多くなっていると感じます。

女性だけでなく男性も不妊ということを知った時のショックが大きい場合もあり、不妊期間や不妊治療期間はうつと関係性があるという事を理解してストレス管理をしながら、この不妊期間に向き合っていくことが重要になってきます。

もうダメって時はどうする?
もうダメって時はどうする?

 

不妊期間や不妊治療中と「うつ」との関係

 

不妊治療でいえば肉体や精神、金銭的なストレスがどうしてもかかってきます。

あとは夫婦共通の目標や夢として、パートナーと一緒に頑張っているといった感覚が最大のストレスの対処法です。

それがなければ、特に女性側が非常に孤独感を感じてよりストレスの度合いが増すこともあります(負担はどうしても女性側に多くかかります)

 

ストレスが原因で起こる脳のトラブルが「うつ」

きっかけは様々なストレスが原因として起こることが多く、不妊のストレスを原因とした「不妊うつ」といった言葉もあるくらいです。

結局うつとは何かといえば脳の神経伝達がうまくいかない病気、もしくは状態の事をいいます。

一時的なうつ状態などは経験されたことがある人もいますが、長期化慢性化すると情緒不安定や前向きな思考、涙があふれる、自律神経失調、ひどい場合はベットから起き上がることすら出来なくなる場合などもあります。

 

うつになったら不妊治療をいったん休むことが大事

不妊治療でつらい状況の中で結果が出ないことに対して、自分の価値がないような感覚になってしまうことが多くあります。

決して自分を否定しないように、妊娠することやしないことと、人間的な価値はまったく無関係だと客観的に自分自身をみるという事を、パートナーと一緒に振り替える時期だと思います。

せっかくの不妊治療も、ストレスによってよりカラダのバランスを崩すことになる場合もあります。

 

東洋医学や漢方は、うつと妊娠しやすいカラダづくりを同時にできる

心身のバランスがとれている状態を漢方では「健康」であると考えています。つまりうつを良くする提案も妊娠しやすいカラダ作りも同じ心身のバランスをとるといった事になってくるのです。

当店でのご提案は以下のとおり、ただ実際には以下を人によって組み合わしていきます。

  • カウンセリング
  • 漢方
  • 温灸

カウンセリング

まず話をお聞きして一緒に情報を整理していきます。何が問題なのかを明らかにしていきます。

そして夫婦関係も重要です。夫婦の関係も不妊のストレスがキッカケになりうまくいかなくなる事も非常に多いものです。

夫婦2人で解決していく問題として考えていくため、夫婦2人で初回はカウンセリングを受けていただくことも大事だと思います。

漢方

もちろん西洋医学が必要になる場合もあると思いますが、妊娠を望むのであればできるなら避けていきたいでしょう。

そこで、東洋医学の知恵や漢方が重要になってきます。

漢方は心と体は繋がっており、様々な症状を良くするために心と体同時に考えて服用していただく処方を組み立てます。

基本的にストレス(気滞と言います)は様々な症状を招きます。

特に精神状態の抑鬱が激しくなり(肝鬱と言います)、自律神経を乱しホルモンバランスに影響を及ぼします。

そのバランスをとっていくことが漢方のもっとも得意とすることです。

温灸

うつには耳に温灸することもおすすめしています。耳には全身のツボが集まっており、耳を温める事により自律神経のバランスがとれ、リラックス効果が期待されます。

血行がよくなり、ポカポカして脳下垂体から卵巣へのホルモンでの指令も良くなると言われております。

また妊娠の妊は任脈の任からきているといわれ、命の源が宿るといわれる妊娠三穴(神闕・関元・鼠蹊部)を温める事が重要です。

黄体ホルモンが増えたり、子宮の血行が良くなると考えられます。またセロトニンという自律神経を安定させストレスをとる働きがあるホルモン(別名・幸福ホルモン)があります。

実はずっと脳で作られていると思われていたのですが、セロトニンの95%は腸で作られていることが最近わかりました。

妊娠三穴の一つの神闕(しんけつ・おへその位置)は腸を温めるのですが、おそらくお腹を温めることによっても腸が元気に活発になり、セロトニンの分泌を良くするのではないかと考えられています。

温灸で腸を温めることによっても、ストレスに対抗できるということです。特に不妊治療中は、なにかとストレスも溜まりがちです。

気分もリフレッシュし、質の良い深い眠りも期待できます。妊活中でうつに対抗する手段として非常によいでしょう。

温灸器で命の火をともそう!
温灸器で命の火をともそう!
温灸器なら耳を温灸できるっ!
温灸器なら耳を温灸できるっ!

 

「あなたの子供が欲しい」という気持ちを大事にしましょう。

しんどいのは頑張った証拠。
少しだけ休みましょう。
その時間でちょっとだけ考えてみましょう。
あなたが頑張った理由は何でしょう。
誰のためでもありません。
周りの評価のためでもありません。

あなたの目の前にずっと当たり前にいてくれる
パートナーがいるからこそ子供を持ちたいという気持ちにさせてくれたはずです。

不妊期間中は、夫婦の絆を何度も何度も試されます。

ちょうど良い機会だと思って感謝の言葉をパートナーに伝えてみてください。

いつも一緒にいてくれるパートナー

夫婦なら当たり前のような気がどうしてもしてしまいますが、
絶対的に今後も保証があるわけではありません。

「あるべきもがある」という喜びやありがたさに気付いた時だけでも感謝の言葉を伝えてください。

どんなことも、目の前にあることは「当たり前」じゃない。

当たり前は幸せなことです。

人生の「当たり」は、今あなたの目の「前」にあるそうですよ。

 

基本方針はうつも不妊相談も同じ、「心身のバランスをとること」

普段の子宝相談での漢方治療でも、うつを良くするのも基本方針は同じです。

不妊という期間はストレスを産むので、常にストレスの関与を念頭においてご提案できるのが漢方の良いところですね。

心身のバランスととることが漢方の真髄といえるでしょう。バランスを崩してさまざまな病気になったりうつ状態や不妊状態になったりするのです。

それがうつを良くすることは自律神経をよくし、ホルモンの状態を良くすることにつながっていくので「妊娠しやすいカラダ作り」に結局つながっていきます。

うつは脳のトラブルと考えましょう

うつとは脳のトラブルです。精神的に弱いとか自分がダメなせいだと思わないでください。パートナーもそういうものではないという事を理解してください。うつ状態にある人は自分でどうにかするという事をなるべくさけて、心身のバランスをとるような東洋医学の知恵が必要です。それが妊娠しやすい状態に近づいていくでしょう。ぜひご相談くださいませ。

不妊治療を諦めるという選択をするときとは?

様々な理由で不妊治療を諦めるという選択をしないといけない時があります。

そのような時にどのように考えるか。
私自身の考えと、私が出会った方の体験を交えてアドバイスさせていただいています。

不妊治療のやめどきっていつ?
不妊治療のやめどきっていつ?

 

時には残酷な不妊治療

不妊治療の技術の進歩は素晴らしいものがあり、以前なら子供を授かれなかった人でも
子供を授かることができるようになり多くの方に笑顔をもたらしています。
ただ不妊治療は時に残酷な面もあると言われます。

新しい技術は可能性を生み出し、46歳で妊娠できた、50歳を越えて妊娠出産できた有名人などの話などにより希望や夢は広がります。
ただあくまで可能性の話で、残念ながらすべての方に子供が授かるということではありません

もしかしたらずっと不妊治療を続けてきた夫婦にとっては、
通院をストップすることが、子供を諦めるといったような感覚に陥ります。
子供を授かるために通院していたわけですから。。。
肉体的、精神的、そして金銭的に辛くなる方が多いのも事実です。

「本気だったらどこまででも努力すべき」といった空気感におされて、
可能性のある限りチャレンジしないと、本気じゃなかったことになる感じがつらいと言われたことがあります。

いろんな複雑な心境になるでしょう。
そしてこうすればいいという正解もありません。
「2人で生きる」という覚悟や準備ができるまで、不妊治療を諦めれなかった。。。方も多いと思います。

 

赤ちゃんの都合もあるという考え方

ただあくまで赤ちゃんは「つくる」ではなく「授かる」
胎内記憶の第一人者である池川明先生の言葉を借りれば、
「子供に親は選ばれる」のだそうです。
赤ちゃんの都合もあるという事でしょう。

不妊治療はどうしても赤ちゃんを「つくる」という感覚になりがちです。
ただ、不妊治療中でも心の中は子供に選ばれる親になる事や、
選ばれる夫婦になって赤ちゃんに来てもらうような努力の一つとして
不妊治療というものがあるという感覚を持つように心がけるようにお伝えしています。

心の状態をフラットに保つことが大事ですから。
自分の悩みを整理し、パートナーへの感謝へ心をシフトする
不妊治療中は子供が授からなければ不幸という、感覚になりがちです。
しかし子供がいなくても幸せなカップルは世界中大勢いますし、
もともと子供を望んでいないカップルも中にはいるでしょう。

 

まとめ

そもそも不妊治療に関しての悩みは、「子供が欲しい」と思わなければ、悩まなかった悩みでもあります。
子供が欲しいの前に、目の前のパートナーと共に生きたいと思えて結婚したはずです。

不妊治療を諦めたり、やめるというのは選択をするときには、
「この人の子供が欲しい」「産んで欲しい」と思わしてくれたパートナーへの感謝へ立ち返る作業が必要なのがかもしれません。

不妊治療を頑張った人ほど、ここまで頑張ろうと思わせてくれたパートナーに感謝を改めてするという感覚を思い出すという事が必要かもしれませんね。

不妊治療を諦める時は2人の幸せをもう一度考えるタイミング

不妊治療中や不妊治療を続けていくか迷った時に、いつでも戻ってくるのは目の前のパートナーのことです。2人の幸せのカタチを考え直したときに不妊治療を諦めるという事に心の整理がつくのではないでしょうか。不妊治療は万能ではありません。現在悩まれている方に何か参考になればと思います。

不妊のせいで夫婦仲が悪くなる原因とは?

まず不妊において夫婦仲が悪くなる原因は、以下の2点の不足からきています。

「知識」の不足
「気づかい」の不足

解決方法は、互いの意思を確認するため「話し合う」ことです。これをおそろかにすると、不妊から夫婦仲が悪くなり、離婚を考えるご夫婦もいらっしゃいます

 

1つ目の原因は、知識の不足

パートナーの知識格差(主に夫の知識が不足している)のために、妊娠出産の意識のズレが夫婦間で生じてしまう場合です。

例えば、「男は不妊に関係がない」「最悪不妊治療すればできる」など夫が考えている場合です。

女性はタイムリミットがあるという意思が強いため、急ごうとし不妊治療にあまり抵抗が男性より少ない方が多いのに対し、男性は自分たちは自然に授かると思いたい、今でなくて良いなどと考えがちです。

女性は本能的に子供を持ちたいと思うことが男性よりは多いので、色々不妊に関して調べたり聞いたりしています。

そして調べるうちに不安感がより強くなっていくことが多いです。妻が調べてストレスを溜め込んでいる姿をみてうんざりしていたりします。

その意識のギャップも夫婦それぞれの孤独感を出してしまい,、夫婦仲が悪くなる原因になる思われます。

ストレスたまっていませんか。
ストレスたまっていませんか。

2つ目の原因は、「気づかい」の不足

まず誰の子供が欲しいのでしょうか?ここをはっきりお互い意識することが大事です。

「子供が欲しいの」「あなたの子供が欲しい」「自分の子供を産んでほしい」は大きく違います。

子供を願うあまり目の前の相手のことをないがしろにしてしまう事はよくあります。これが夫婦仲が悪くなる原因となりえます。

今いない子供がより、あなたが気遣うべきは目の前のパートナーです。その結果としての子供です。

この順番を間違ってしまうと今いない子供が先に来て、それに協力しないパートナーという図式になります。

子供が生まれるまでは、夫は妻のことだけ、妻は夫のことだけ考えるという意識で十分だと思います。

 

解決方法は「きちんと話し合うこと」

当たり前と思うかもしれませんが、
意外と話し合うことのないままのカップルが多いのが現実です。

相手の意思を確認していく作業をサボってしまうのです。夫婦という関係ゆえの甘えかもしれません。

まず聞くのは、「本当に子供が欲しいのか」です。

相手の意思を確認しないまま自分だけの思いで走ってしまうと、パートナーが置いてきぼりをくらうこととなりり、互いに夫婦間での孤独を感じるということになりかねません

また夫は妻の不安を消そうとして「たいした問題じゃない」というスタンスをわざととっていたりすることも。

あくまで妻を思ってのことですが、逆に妻はわかってくれないと感じることもあるようなので、話し合いは非常に大切ですよ。

 

まとめ

不妊で夫婦仲が悪くなる原因は、「知識」と「気遣い」の不足のどちらか、もしくは両方です。

解決方法は、「きちんと話し合うこと」。話し合いをしないでいると夫婦間での孤独を感じることもあります。

夫婦という関係ゆえに甘えてしまうこともありますが、当たり前のこともきちんと話し合っていくことが大切です。

つらい気持ちを、落ち着いて話せる時間を!

夫婦は話さなくてもわかる、、、では当然ですがわかりません。不妊期間の夫婦仲の問題は、「協力していく」という前提のもとの話し合いを重ねることこそが大事でしょう。 ポイントは話し合いの時間をわざわざとることです。「大事な話がある」と前置きするぐらいでちょうどいいかもしれません。みなさん忙しいので、しっかり落ち着いて話せる時間が必要ですよ。

精子も老化するってほんとなの?精子の老化を防ぐには?

精子の老化は35歳からはじまり、受精能力が低下し流産率も上昇します

 

精子の老化も35歳から

不妊は晩婚化などを背景に、女性の「卵子の老化」が主な原因と言われていますが、精子の老化も関係していることが明らかとなっています。

「卵子と違って精子は毎日つくられるからそんなはずはない」

そんな声が聞こえてきそうですが、実はそうではないことがわかってきました。精子をつくる男性の肉体は年齢とともに老化しているので、当然そこから作り出される精子の老化は間違いなくおきると考えられます。

妻の年齢が若くても、男性が35歳ぐらいから受精能力が落ちていき40歳をこえると明らかに妊娠させにくくなります

 

流産率が上がる

加齢は男性ホルモンに影響を与えて、DNAの損傷精子が多くなることがわかっています。その結果、染色体異常が原因の初期流産が増えます。

 

精子の老化を防ぐために

精子力を高める7ヶ条

  • 1、禁煙すべし
  • 2、禁欲するなかれ
  • 3、ぴっちり下着は避けるべし
  • 4、サウナ・長風呂は控えるべし
  • 5、膝の上でのパソコン操作に注意すべし
  • 6、自転車で股間を刺激するなかれ
  • 7、育毛剤に気をつけるべし

http://maleinfertility.jp
男性不妊バイブル(独協医科大学越谷病院泌尿器科 岡田弘教授 参照)

上記のことは最低限避けましょう。

簡単に説明すると、1の禁煙は基本といえますね。勃起不全や運動率や精子数が下がり、DNA損傷する精子が増加するので女性の流産率を増やします。

2は禁欲していると、古い精子がたまり(寿命がつきると精巣のなかではゴミとなる)精子の質が下がってくることがわかっているので、積極的なセックスやもしくはマスターベーションをすることも良いでしょう。毎日でもいいくらいですが、、、週に1~2回は最低射精しましょう。

345は精子は熱に弱いということへの警告です。35℃が精子は一番理想で、36℃以上になると精子は弱っていきます。(だから、わざわざ体温より下げようと急所をぶら下げているのです)

サウナや長風呂はもちろん、ぴったりしたブリーフやボクサーパンツは熱がこもりやすく、膝上でのパソコン操作も股間が熱くなりやすいのでご注意を

6最近流行っているスポーツタイプのロードレーサーなどのサドルは非常に硬く、男性器周辺の血行が悪くなりEDや精子の減少、運動率の低下などをまねく恐れがあるそう

7最後に育毛剤はAGA(男性型脱毛症)の治療薬フィナステリドを主成分とする薬には男性ホルモンを抑える働きがあります。意外な盲点ですが妊活中には避けましょう。

奥様の気持ち、だんな様は汲み取ってくださいね。
奥様の気持ち、だんな様は汲み取ってくださいね。

 

今まで精子はあまり重要視されていませんでした。

精子は毎日つくられること、女性のように閉経ということがないことから、精子さえ取れれば、運動能力がたとえなくとも顕微授精のように卵子に精子を直接送り込むという解決法まであるからだと思われます。

しかし、男性不妊専門のドクターからは、以前から精子の老化や能力差には晃かな違いがあると言われていたようです。

肉体の老化が精子の老化につながるのであれば、肉体を若々しく保つことが、よりダイレクトに精子の老化に効果的ということです。

実際に男性の精子の能力とメタボリックシンドロームが深くかかわっています。

当店でも漢方や東洋医学を使っての男性機能や精子の質向上、20歳の頃より太られた方などはダイエットをからめての妊活もおこなっております

不妊治療と一緒に男性自身もいち早く行動をとりましょう!

 

総評

男性もいつでも子供を持てるなどとは思わず、パートナーがいるのであればぜひしっかりと自分たちの将来について話をしましょう

男性の知識不足や協力不足などの理由で時間が経過していくこともよく問題となります。その間、パートナーの年齢も当然上がります。不妊治療や妊活の話の中では若すぎるといったことは、ほとんどありません。

「もっと早くに考えて行動しておけば」といったことを本当に良く耳にします。2人の将来の事をしっかり考える時間を持ってくださいね。

未来は、夫婦の問題です

最近の研究で、子宮だけでなく精子も老化することが分かってきました。したがって、みどり薬店では、積極的に男性の妊活をすすめています。「もっと早く行動しておけば。。」という言葉を、本当によく聞きます。急ぐのは、夫婦の問題です。二人で話しあって早く行動しましょうね。みどり薬店は、夫婦の将来をサポートします。

なぜ男は病院へ行くのを嫌がるのか?

東京都練馬区で子宝を漢方の知恵で応援する
練馬漢方堂の 上田晃平 です。

今日のお題・・・・
「なぜ男は病院で検査を受けることをいやがるのか」

日々カウンセリングをしているときに、
「一度は病院でご夫婦で不妊検査を受けておくといいですよ」
とまだ、病院に行かれたことがない方には言います。

不妊治療をするかどうかは置いといて、
病気が隠れていたり、卵管が詰まっているなどの物理的な理由も
多いからです。

そして、検査はやっぱり「夫婦で」が基本。
不妊の原因は男女半々で、女性側だけでなく男性の精液検査が必須なのです。

それにもかかわらず、検査を受けるのは奥様だけ・・・(-“-)
というようなケースは少なくありません(-_-;)

なぜ、男性は検査を受けたがらないのか?

恥ずかしい?
面倒?
自分が原因だとわかりたくない?
知らないから?

女性からみるとそう思えてしまいがちですが、、、

実は男性側にも深い事情があるのです。
(私も男なのでよ~っくわかります(^_^;))

この中で特に嫌がるケースが多いのが、

「精液検査」

です。

男性にとって、精液検査は男のプライドに関わる問題、
耐え難い屈辱・・・そのぐらい重く考えている方も多いです。

「私だって恥ずかしい思いをしているんだから、我慢してよ!」
なんて無理に押し付けるのは、ご主人のプライドを傷つけてお互い
いやな思いになるだけです。。。
子供が真剣に欲しいと思っていても、どうしても精液検査だけは
ゆるせないのです。

それを理解したうえで、誠意をもって慎重に、一緒に不妊検査を受けてもらえるようにしましょう!

まずは、、、、

男らしいタイプのご主人には

①ご主人にお願いしましょう!
「一人では怖いので話を一緒に聞いてほしい」
かわいく言ってください(^○^)
②さらに、ドクターへの事前の質問など考えておき、この内容でいいかご主人の聞く
ご主人をたてて、ご主人を主体にすすめることです。

優しいタイプのご主人には
①子供を本気で欲しいか聞く
②不妊の原因は男女で半々。なので検査は一緒に受けたいと言う

このタイプの方にはしっかり説明することが大切です。

そして、精液採取の時には、
「ホントは、アナタにはこんな思いをさせたくなかった」
と言ってあげてください。

それぐらい、、、
男性にとって精液検査は耐え難い場合があるのです。

それでも理解が得られなかったら、

「仕方ない」

って考えてください(^_^;)

ここはもうあっさり行くしかないです。
旦那さんを責めたりせず、
検査などは単純な準備にすぎないと思ってくださいネ。

それにとらわれすぎないことも大事。

検査以外にも、色々することやトライすることは山ほどあります。

なんでも聞いてください♪
応援させていただきますので(*^。^*)
参考になれば幸いです(*^。^*)

 

以下の地域からご来店いただいております

徳島県 徳島市 板野郡 鳴門市 阿波市 吉野川市 小松島市 名東郡 勝浦郡 美馬市 三好市 美馬郡 三好郡 阿南市 那賀郡 海部郡 香川県 高松市 さぬき市 東かがわ市 兵庫県 南あわじ市 淡路市 洲本市

以下のクリニックに行かれている患者さんがいらっしゃっております

英ウィメンズクリニック 夢クリニック 恵愛レディースクリニック さいじょう産婦人科 メイプルクリニック高橋産婦人科医院 祖川産婦人科クリニック しんくら女性クリニック 平尾レディースクリニック ルナウィメンズクリニック 河野美香レディースクリニック だいとうレディースクリニック レディースクリニック兼松産婦人科 吉田レディスクリニック 鳴門病院 徳島大学病院 ホウエツ病院 中山産婦人科

病院の紹介も行っております

費用の目安は
女性の場合:一ヶ月2万円〜
男性の場合:一ヶ月1万円〜

練馬漢方堂

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