2人目を不妊治療した芸能人4人

「2人目不妊」という言葉をお聞きになったことはありますか?「初めての子供の時は自然妊娠できたとのに、二人目がなかなかできない。。。」こんなお悩みを相談されることが多くあります。また1人目を体外受精で授かり、2人目の不妊治療に挑んでいる方もいらっしゃいます。

2人目は夫婦二人だけだった初めての妊娠出産とは、「年齢が違う」「妊娠出産によりママの体が違う」「生活環境が違う」「子育てによる疲労度、ストレス度違う」ガラッと変わってしまうのでそれが原因となることも多いです。あと根本的な事ですが、セックスレスそもそも不妊原因があった場合もあります。

トラブルも2人で乗り越えて・・・
トラブルも2人で乗り越えて・・・

 

メディアで2人目不妊を公表している、もしくは2人目不妊だった芸能人をまとめてみました

  • 山本モナ(39歳:2015年4月現在)
  • 東尾理子(39歳:2015年4月現在)
  • 矢沢心(34歳:2015年4月現在)
  • ジャガー横田(53歳:2015年4月現在)

山本モナさんの場合

結婚してから一年ちょっと、、、なかなか子供ができないけど「まあ、いつかできるか」と悠長に構えていた時に友人の勧めで病院に行き、その結果は「多嚢胞性卵巣症候群」(PCOS)。生理不順もなくずっと健康だと思っていたモナさんは排卵障害があったことはじめて知りました。ご主人とのケンカも何度もあったとブログで語ってくれています。

「絶対お母さんになる」と決めて不妊治療36歳で第一子を不妊治療で出産。そして二人目も不妊治療をして双子を妊娠。残念なことに1人は流産してしまいましたが、残る1人は元気に生まれてきて、そして現在3人目に挑戦するため不妊治療を開始しているとのこと。

不妊治療以外の妊活も日々ブログで報告してくれています。頼もしいママとして日々子育てに、妊活に不妊治療に奮闘中です。

山本モナオフィシャルブログ「true self」⇒http://ameblo.jp/nakanishi-mona/entry-11052713918.html

矢沢心さんの場合

結婚6年目で第一子を不妊治療や流産を乗り越えて授かったそうです。不妊の原因が生理不順でその原因は「多嚢胞性卵巣症候群」で体外受精も4回行ったそうです。2014年の秋には第二子を出産されています(不妊治療していたか、していなかったかは不明ですが、どうやら第二子は自然妊娠のようです)。

ただ第二子もつわりがひどかったり、前置胎盤だったりと診断されたりなど一筋縄ではいかなかったようです。前向きで夫婦で支えあって、悲しいこともたくさんあったけど様々なことにチャレンジしていったり、楽しんでいく姿勢は本当に参考になり勇気がでてきます。

矢沢心さんによる本⇒http://review.rakuten.co.jp/item/1/213310_16217265/1.0/

矢沢心さんオフィシャルブログ「コロコロこころ」⇒http://ameblo.jp/yazawa-shin/

常に新しい事やさまざまな事にチャレンジし、気持ちの浮き沈みも赤裸々に語ってくれる芸能人の妊活本やブログは不妊治療中や妊活中の心のコンディションを保つのに役に立ってくれたりするようです。

 

まとめ

2人目不妊は睡眠時間、疲労、ストレス、体重の変化など1人目とまったく環境や体調が違う事も多く、妊娠できる状態にない場合も多いようです。少し昔なら妊娠出産は命をかけるようなことでもありました。しっかり体づくりをして(妊活)、コンディションを整えましょう。

育児による疲労やストレスに加え、働きながらの方も多いので、自分にかけれる時間が少ないなかで効率重視のコンディションニングが重要になってきます。妊活をする事で限られた自分の時間を最大に活かすためにも便利だと思います。

漢方を妊活に使うと、とにかく体が変わるのが「早い」

ご相談に来られる方共通なのですが、みなさん気になるのが「時間」です。年齢なども考えて「急ぎたい」というご要望も多いのです。漢方を妊活に使う最大のメリットはこの「時間」にあると思います。生活習慣や食習慣を変えることでも、妊娠しやすい体にしていく事は可能だと思いますが、仕事の都合で余裕がなかったり、やれても体質が変わるまでいくと年単位かかってしまったりします。ただ漢方を併用することで年単位かかっていた体質や体調改善がものが半年ですんでしまうという「時短」のためにも重要だと考えています。 漢方は妊娠するという本能を引き出す!過去ブログより⇒漢方は古来から不妊に使われてきた

タバコを吸っていると不妊になりますか?

タバコを吸っていると不妊になるというよりも、確実に不妊に近づくことになります。百害あって一利なしの言葉通りのタバコ。夫婦はどちらかでもタバコを吸うと妊娠率が半分になったり、流産率が2倍になったりと想像以上に妊娠や出産には害となります。

胎児の健康を考えると妊娠してから禁煙するでは遅すぎるという事をしっかり知っておきましょう。現在タバコを禁煙するだけで「妊活」になると言えるでしょう。

精子や卵子はタバコでどんどん老化する
精子や卵子はタバコでどんどん老化する

 

タバコは不妊の原因になる!

タバコには4000種類の化学物質があり200種類は有毒30種類は発がん性物質であることがわかっています。

女性の場合は

  • ・卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌が減り流産率増加
  • ・卵子の老化を早める
  • ・卵巣機能が低下する可能性が高く閉経の時期も早くなる
  • ・着床障害
  • ・体外受精の受精率が低下

男性の場合は

  • ・造精機能が低下し精子数が少なる(20%減少)
  • ・精子運動能力の低下
  • ・精子の奇形率の上昇
  • ・先天奇形の危険性上昇

卵子や精子の質が叫ばれて久しい今、まず一番に考えないといけないことは禁煙かもしれません。

不妊治療を受けながらの喫煙は「せっかくの不妊治療がもったいない」と言わざるを得ないという事と共に、非常に胎児毒性リスクも高く男性が吸っている場合も流産のリスクが高いためパートナーを悲しませる可能性も高いというわけです。

 

夫婦どちらかがタバコを吸うと妊娠率が半分になる

ちょっとショッキングなほどの確率になってしまうということです。これはタイミングでも人工授精でも体外受精でも関係ありません。

全てにおいて妊娠率が半分になるのです。(http://www.reposaka.jp/の松林秀彦先生の講演より)

松林先生は「禁煙はお金のかからない治療」とまでおっしゃっています。

 

妊娠しても流産率が2倍に、妊娠合併症もリスクが大

流産率は2倍
子宮外妊娠2倍
早産時期の前期破水が1.6倍
絨毛膜羊膜炎が1.6倍
常位胎盤早期剥離1.37倍
全治胎盤3倍

ちょっとここまでくると百害あって一利なしという言葉がまさにそうだったと気づきます。とくに高齢出産だと不妊の問題に次いで流産のリスクが高いという事が問題となります(35歳で約20%、40歳で約40%、42歳で約50%が流産)

タバコが流産率をさらに倍にするという事を考えると理論上40歳以上ではほぼ無事出産できるという可能性がなくなるということになります。

血流が悪くなり子宮や卵巣に新鮮な栄養や酸素が届かなくなるので、このような可能性が高くなるのは想像できます。

 

「妊娠したら禁煙する」では遅すぎる

タバコを吸っている方の精子や卵子はタバコの影響を受けています。妊娠が分かってからでは遅すぎるのです。禁煙は愛です。

もし、子供に先天的な奇形や病気を引き起こしたとしたら、責任なんかとれませんよね。生まれる前から子育ては始まっています。

 

それでもタバコ止められない方は「2倍良いことをする」

どうしてもタバコを止められない、もしくはパートナーが禁煙に協力的ではないなどの場面では「タバコは吸っているが、タバコの害を軽減するために抗酸化のサプリ」をとっていただくことをお勧めします。

酸化物質のカタマリがタバコなので、それに対抗するための特に不妊期間中は強力な抗酸化が必要です。

お勧めの抗酸化サプリ
松節の抗酸化力⇒http://www.tanpopostore.jp/foods/s/kousanka.html
アグリコン型イソフラボン⇒http://bit.ly/1EEhm6A
タバコを吸ってない事にはなりませんが、何もしないよりははるかにマシです。悪い事をする代わりに、倍良いことをするという感覚が必要です。

 

まとめ

タバコを吸いながら元気な子供を授かった方もいらっしゃるでしょう。ただ子供を望んでいる方や不妊治療中の方においては「できたらやめた方がいいというレベルではないリスクがある」という事を知っておきましょう。

タバコを止めるストレスなどは比べられないほど些細なことです。なにより禁煙することができるなら当然健康的になることなので、ぜひ禁煙に取り組みましょう。健康的なパパママの準備をしましょう。

「奥さんやわが子のために」禁煙スタートしませんか

カウンセリングしている中で、よくご主人が禁煙してくれないといった奥様の声を聞きます。もしくは仕事を頑張っているからタバコぐらいは認めてあげたいという奥様もいます。ハッキリ言いますがタバコはできたら止めたらいいものなどではなく、さまざまなデータを見てしまうと不妊期間や不妊治療中は特に「絶対に止めるべきもの」です。それでも無理ならしっかりタバコの害を軽減できるような取り組みをしましょう。その方がずいぶん前向きですよね。ご相談くださいね。

花粉症とアレルギー性鼻炎の改善は、妊娠力アップとなる

花粉症やアレルギー性鼻炎などアレルギーは日本の国民病とも呼ばれ、最も身近な病気です。およそ3人に1人がなんらかのアレルギーを持っているとされています。

ほんの50年前まではアレルギーは日本において、そんなに問題にならなかったと思われます。ただ現在において爆発的に増えたアレルギーの要因と、妊娠力の低下や不妊についての関係も日々感じております。

花粉症は妊娠力低下の証拠!?
花粉症は妊娠力低下の証拠!?

 

アレルギー性鼻炎の一つである花粉症

アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が主な病気です。空気中の鼻炎を起こす抗原となる物質(ハウスダストやダニなど)が刺激となり、それを私たちのカラダが「敵」と認識し体内から追い出そうと症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)がでます。
主にハウスダストやダニによるものが多いので一年中症状がでるものを私たちはアレルギー性鼻炎と呼んでいます。一方で花粉に敏感に反応する場合は花粉が飛んでいる時期だけなので、季節性があります。ですので、季節性アレルギー性鼻炎という言い方が正しいとは思いますが、「花粉症」と呼ぶことが多く呼び方に混乱があるようです。

 

アレルギーの原因は「冷え」と「糖と油」

食生活の変化、アレルゲンの増加、環境汚染、ストレスなど様々なことが言われています。ただアレルゲン(抗原)があるからアレルギー症状がでるのではなく、反応しない人はアレルギー症状はでません。ということはアレルギーを持っている方は外的要因よりも、アレルゲンに反応しやすい敏感な状態にあることが一番の原因でしょう。
実際にアレルギーになってる人の共通点として日々私が感じていることがあります。それは「冷え」です。冷えている方に圧倒的にアレルギーのお悩みが多いです。あと付け足すならば甘いものや加工食品(コンビニなど)の食事が多いことです。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎などのアレルギーがあると妊娠力は低くなる

少し乱暴にいうと発展途上国にはアレルギーや不妊の問題が少なく、先進国といわれる経済発展が進んだ国ではアレルギーや不妊に悩む方が多くなります。アレルギーの増加は不妊症の増加と相関関係にあります。
もっと詳しく言うとアレルギー症状が出るような体内環境だと、不妊になりやすいということだと考えていいでしょう。
アレルギーも不妊にとっても根本的な原因に体質としての「冷え」「食生活」があるからです。

 

妊娠力向上(妊活)はアレルギーも良くなる

特に花粉症の時期に漢方では、【温める】といったタイプの漢方薬をよくおすすめします。飲んだその日から「ずいぶん楽になった」と喜んでいただけます。温めると花粉症が良くなる。。。それぐらい冷えているという事ですね。当然冷えを招いてしまう食生活も気をつけていただきます。
妊活も花粉症やアレルギー性鼻炎と同じ漢方薬を使うわけではないのですが、体を芯から温めていき食生活の改善や工夫をとっていくと花粉症やアレルギー性鼻炎の持ってた人も3~6か月で症状もほぼ改善を実感できます。

 

花粉症・アレルギー性鼻炎の対策術

漢方薬以外での花粉症やアレルギーの日常生活の注意点はコチラです。

  • アレルゲンの除去(外出時のマスクや鼻うがいなど)
  • 冷やす食生活を避ける(ビールやアイスなど)
  • 糖と油を避ける(お菓子やジャンクフード)
  • 睡眠不足を避ける(免疫バランスが崩れやすい)

鼻うがいを実施する場合は、粘膜を強くするためにクマザサエキスでの鼻うがいをご提案しております。アレルゲンである花粉を洗い流すだけでなく、抗炎症、抗菌作用に鼻粘膜の免疫力アップを期待して行いますが、間違ったやり方をすると効果的でありませんので、ぜひお尋ねくださいね。

 

まとめ

花粉症やアレルギー性鼻炎などのアレルギーは、反応しなくてもいいものに反応してしまう免疫異常です。花粉やハウスダストなどの毒性のないものに本来反応しなくても良いのです。最近問題になっている【抗精子抗体】(精子に対する抗体)もアレルギーですね。
不妊の原因として有名な子宮内膜症もアレルギーの関与が疑われています。アレルギーが起きるような体内環境を改善していく事は、妊娠力アップに直結します。

アレルギー抗体値を下げることは流産予防にも有用

アレルギーがあるという事は、さまざまなものに反応しやすい可能性があります。胎児は自分ではないですよね。医学用語では胎児に自分の免疫が働かないように受け入れる【免疫寛容】というシステムが働きます。ただこの免疫システムが盤石でない可能性がアレルギー疾患を持っている方には心配されます。習慣性流産の方は特に免疫バランスを正しアレルギーを良くしましょう。それが流産予防に繋がります。ご相談くださいませ。

なぜ不妊の原因が「子宮などの冷え」と言われているか?

当店にも不妊の相談で「冷え」を気にされる方は本当に多いです。ただ意外になぜ「冷え」はいけないかをきちんと知っている人はいないです。「冷え」にまつわる質問やお悩みをまとめました。

年々冷えてないですか?
年々冷えてないですか?

 

冷えと不妊が密接に関係あるワケ

この【自律神経】【免疫】【内分泌(ホルモン)】の3つのバランスがとれていることが健康
この【自律神経】【免疫】【内分泌(ホルモン)】の3つのバランスがとれていることが健康

この【自律神経】【免疫】【内分泌(ホルモン)】の3つのバランスがとれていることが健康

上記の図でわかるように私たちの健康はホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる【自律神経】【内分泌(ホルモン)】【免疫】の3つが上手くいっている時に健康という状態になれると考えられています。この三角形では互いに影響しあい自律神経が乱れれば、ホルモンバランスも悪くなり、免疫にも影響が及ぶといった具合です。

つまり少し乱暴ですが冷え→自律神経レベルを落とし、それがホルモンに影響するので不妊に状態を招きやすいのです。

 

不妊は未病(みびょう)

不妊は病気ではありません。未病の状態であると考えています(そういう方が本当に多い)。未病とは病気ではなく病気の一歩手前の状態のことを未病といいます。すなわちホメオスタシスのバランスが乱れた状態です。その発想から不妊でなく未妊(みにん)であるという言い方もされています。

妊娠は本能です。ただ本来の「妊娠するという力が発揮できるコンディデョンでない」もしくは、「妊娠できる準備が整っていない」ことを未妊と呼んでいます。

現在の検査では原因のわからない不妊の多くはホメオスタシスの乱れが関わっています。体内環境が命が芽吹きやすい土壌でないのかもしれません。

 

子宮は冷えている

実際には子宮は体内の深部にあり冷えに強い臓器のはずです。ただ不妊相談をしていると「お腹が冷えている」と言われる方も少なくないのです。

実際の冷え性と低体温が違うように、例えばサーモグラフィなどでの低温感覚としての冷えは違うように思います。

私は感覚としての冷え自律神経の乱れのサインだと考えています。

以前は冷えていなかった部分(例えばお腹や手足)が冷えるようになって違和感を感じるという事は、カラダが「以前とは違ってきているから良くしてほしい」といっているのです。この段階での対処が一番よくなるのも早いですね。

 

足首が冷えると子宮が冷える

三陰交は有名なツボで特に重要ですよ♪
三陰交は有名なツボで特に重要ですよ♪

三陰交は有名なツボで特に重要ですよ♪

足首には三陰交(さんいんこう)という子宮のツボがあり、漢方の経絡上は妊活のためには絶対に三陰交は冷やしてはいけないと言われます。

なぜなら経絡で子宮に繋がっており子宮が冷えて固くなります(子宮は筋肉でできており冷えると固くなる)。赤ちゃんが「十月十日居たい」と思える子宮になれないかもしれません。

実際に西洋医学的でも東京女子医大で十数名の妊婦さんの三陰交にお灸をしたところ、全員の子宮動脈の血流が上がったとのことで、三陰交には子宮の働きや機能を改善する働きがあることがわかっています。ぜひ冷やさないようにしましょう。

 

冷えを確かめるには手首と足首の温度の違い

実際に冷えているかどうかは触って確かめてみることでわかる場合も多いです。実際に冷えを自覚している人は、手足が冷えるなどの訴えがあります。
自覚がない人でも「足先」「足首」「太もも」「おへその下(子宮)」など素肌に触ってみて分かるときがあります。手の温度とどう違うか確かめてみましょう。基本的には冷え性の方は下半身の人が冷えやすいので確認しておきましょう。

 

基礎体温と冷えとの関係をチェックする

基礎体温では低体温ではないか?(低体温が35℃台でないか)や、どういった一日を過ごすと基礎体温が変わり体温と関係するのか?(例えばストレスがかかると体温が下がります)、また全体として冷えから黄体機能不全(高温期が短いなど)を見ることができます。
低温期は卵胞が育つ最終の総仕上げ期間です。余分な冷えから成長効率を落とさないため基本的には体温以下の飲食は避けましょう。

このように現状把握にも、妊娠しやすいカラダ作り(妊活)にも使えるのです。

 

まとめ

本当に冷えと不妊の密接な関係は現代人にとって重要です。健康はホメオスタシスという免疫・自律神経・ホルモンの3つの相関図を維持することで成り立ちます。
実際にはこのホメオスタシスの機能を維持できていない状態の方が多く、中でも現代人の一番多い問題が「冷え」で、それによりホメオスタシスが崩れているのです。

冷えは自律神経を乱し、免疫やホルモンを乱していくという事です。妊娠力を上げるという事は冷えを克服ホルモンのバランス免疫力の向上をも視野に入れていくという事がお分かりいただけると思います。

冷えると卵子の生育が遅くなります

冷蔵庫の4℃の飲み物を飲んでも、排泄される尿の温度は36~37℃で出てきます。つまり、少し乱暴ですが体内での代謝や合成、排泄の機能が36~37℃で働くようになっている限り、私たちの体はどんなに冷えても36~37℃に維持していきます。このエネルギーを維持することは現代では大変な作業でしょう。体内にレンジがあるわけではないので、4℃の飲み物を36~37℃に「体温」で温める作業になります。人間のエネルギーは限りがあります。余分なエネルギーロス(冷えたものを温める)がなければ、卵子や精子などの次世代のためにエネルギーがまわせるはずだったのに。。。と思う事がよくあります。ちょっとした気遣いで大きく体は変わってくるんですよ。

不妊ストレスでなる「うつ」病は、誰でも起こりえる脳の病気

不妊や不妊治療でのストレスが原因でのうつ状態にお困りの方は、現在非常に多くなっていると感じます。

女性だけでなく男性も不妊ということを知った時のショックが大きい場合もあり、不妊期間や不妊治療期間はうつと関係性があるという事を理解してストレス管理をしながら、この不妊期間に向き合っていくことが重要になってきます。

もうダメって時はどうする?
もうダメって時はどうする?

 

不妊期間や不妊治療中と「うつ」との関係

 

不妊治療でいえば肉体や精神、金銭的なストレスがどうしてもかかってきます。

あとは夫婦共通の目標や夢として、パートナーと一緒に頑張っているといった感覚が最大のストレスの対処法です。

それがなければ、特に女性側が非常に孤独感を感じてよりストレスの度合いが増すこともあります(負担はどうしても女性側に多くかかります)

 

ストレスが原因で起こる脳のトラブルが「うつ」

きっかけは様々なストレスが原因として起こることが多く、不妊のストレスを原因とした「不妊うつ」といった言葉もあるくらいです。

結局うつとは何かといえば脳の神経伝達がうまくいかない病気、もしくは状態の事をいいます。

一時的なうつ状態などは経験されたことがある人もいますが、長期化慢性化すると情緒不安定や前向きな思考、涙があふれる、自律神経失調、ひどい場合はベットから起き上がることすら出来なくなる場合などもあります。

 

うつになったら不妊治療をいったん休むことが大事

不妊治療でつらい状況の中で結果が出ないことに対して、自分の価値がないような感覚になってしまうことが多くあります。

決して自分を否定しないように、妊娠することやしないことと、人間的な価値はまったく無関係だと客観的に自分自身をみるという事を、パートナーと一緒に振り替える時期だと思います。

せっかくの不妊治療も、ストレスによってよりカラダのバランスを崩すことになる場合もあります。

 

東洋医学や漢方は、うつと妊娠しやすいカラダづくりを同時にできる

心身のバランスがとれている状態を漢方では「健康」であると考えています。つまりうつを良くする提案も妊娠しやすいカラダ作りも同じ心身のバランスをとるといった事になってくるのです。

当店でのご提案は以下のとおり、ただ実際には以下を人によって組み合わしていきます。

  • カウンセリング
  • 漢方
  • 温灸

カウンセリング

まず話をお聞きして一緒に情報を整理していきます。何が問題なのかを明らかにしていきます。

そして夫婦関係も重要です。夫婦の関係も不妊のストレスがキッカケになりうまくいかなくなる事も非常に多いものです。

夫婦2人で解決していく問題として考えていくため、夫婦2人で初回はカウンセリングを受けていただくことも大事だと思います。

漢方

もちろん西洋医学が必要になる場合もあると思いますが、妊娠を望むのであればできるなら避けていきたいでしょう。

そこで、東洋医学の知恵や漢方が重要になってきます。

漢方は心と体は繋がっており、様々な症状を良くするために心と体同時に考えて服用していただく処方を組み立てます。

基本的にストレス(気滞と言います)は様々な症状を招きます。

特に精神状態の抑鬱が激しくなり(肝鬱と言います)、自律神経を乱しホルモンバランスに影響を及ぼします。

そのバランスをとっていくことが漢方のもっとも得意とすることです。

温灸

うつには耳に温灸することもおすすめしています。耳には全身のツボが集まっており、耳を温める事により自律神経のバランスがとれ、リラックス効果が期待されます。

血行がよくなり、ポカポカして脳下垂体から卵巣へのホルモンでの指令も良くなると言われております。

また妊娠の妊は任脈の任からきているといわれ、命の源が宿るといわれる妊娠三穴(神闕・関元・鼠蹊部)を温める事が重要です。

黄体ホルモンが増えたり、子宮の血行が良くなると考えられます。またセロトニンという自律神経を安定させストレスをとる働きがあるホルモン(別名・幸福ホルモン)があります。

実はずっと脳で作られていると思われていたのですが、セロトニンの95%は腸で作られていることが最近わかりました。

妊娠三穴の一つの神闕(しんけつ・おへその位置)は腸を温めるのですが、おそらくお腹を温めることによっても腸が元気に活発になり、セロトニンの分泌を良くするのではないかと考えられています。

温灸で腸を温めることによっても、ストレスに対抗できるということです。特に不妊治療中は、なにかとストレスも溜まりがちです。

気分もリフレッシュし、質の良い深い眠りも期待できます。妊活中でうつに対抗する手段として非常によいでしょう。

温灸器で命の火をともそう!
温灸器で命の火をともそう!
温灸器なら耳を温灸できるっ!
温灸器なら耳を温灸できるっ!

 

「あなたの子供が欲しい」という気持ちを大事にしましょう。

しんどいのは頑張った証拠。
少しだけ休みましょう。
その時間でちょっとだけ考えてみましょう。
あなたが頑張った理由は何でしょう。
誰のためでもありません。
周りの評価のためでもありません。

あなたの目の前にずっと当たり前にいてくれる
パートナーがいるからこそ子供を持ちたいという気持ちにさせてくれたはずです。

不妊期間中は、夫婦の絆を何度も何度も試されます。

ちょうど良い機会だと思って感謝の言葉をパートナーに伝えてみてください。

いつも一緒にいてくれるパートナー

夫婦なら当たり前のような気がどうしてもしてしまいますが、
絶対的に今後も保証があるわけではありません。

「あるべきもがある」という喜びやありがたさに気付いた時だけでも感謝の言葉を伝えてください。

どんなことも、目の前にあることは「当たり前」じゃない。

当たり前は幸せなことです。

人生の「当たり」は、今あなたの目の「前」にあるそうですよ。

 

基本方針はうつも不妊相談も同じ、「心身のバランスをとること」

普段の子宝相談での漢方治療でも、うつを良くするのも基本方針は同じです。

不妊という期間はストレスを産むので、常にストレスの関与を念頭においてご提案できるのが漢方の良いところですね。

心身のバランスととることが漢方の真髄といえるでしょう。バランスを崩してさまざまな病気になったりうつ状態や不妊状態になったりするのです。

それがうつを良くすることは自律神経をよくし、ホルモンの状態を良くすることにつながっていくので「妊娠しやすいカラダ作り」に結局つながっていきます。

うつは脳のトラブルと考えましょう

うつとは脳のトラブルです。精神的に弱いとか自分がダメなせいだと思わないでください。パートナーもそういうものではないという事を理解してください。うつ状態にある人は自分でどうにかするという事をなるべくさけて、心身のバランスをとるような東洋医学の知恵が必要です。それが妊娠しやすい状態に近づいていくでしょう。ぜひご相談くださいませ。

不妊に良いのは、品質の良いルイボスティーで、3つの成分が理由です

当店にも不妊相談で来られる方にルイボスティーを飲んでいる方が多くいらっしゃいます。

その中で、よくルイボスティーについての質問もいただきますので、私のルイボスティーに対しての考えを書いておきます。参考にしてください。
(ちなみに当店ではルイボスティーは扱っておりません)

注目を浴びるルイボスティーのパワーはいかに?
注目を浴びるルイボスティーのパワーはいかに?

 

ルイボスティーは通常のお茶ではない

「ルイボス」とは南アフリカの先住民の間で飲まれていた豆科の植物です。一般的な紅茶や緑茶とは、まったく違う種類の飲み物で赤いハーブティーです。

最近の研究で以下のような特徴があることがわかってきました。

  • 抗酸化作用
  • ミネラルが豊富
  • ノンカフェイン

不妊にルイボスティーは効果的か?

不妊に効くかどうかはわかりませんが(そもそも食品です)、上記の特徴を考えると不妊の方におすすめできる健康茶と言えると思います。

抗酸化作用(SOD様酵素)

SOD(スーパーオキシドジムスターゼ)様酵素が多く含まれており、体内の老化や病気の原因である活性酸素の除去能力(抗酸化作用)があります。精子や卵子、子宮内膜のコンディションを保つために私も意識しているキーワードが「抗酸化作用」です。

ミネラルが豊富

お茶の中では非常にミネラル含有量が多く(鉄分やカルシウム、亜鉛、マンガンなど)新陳代謝に必要なミネラルがお茶感覚で飲めるものから補給できるというのはメリットでしょう。

ノンカフェインで安全

カフェインは様々な飲料やお茶(コーヒーや緑茶など)に含まれています。私たちは意外に多くのカフェインを摂取していたりします。

カフェインは興奮作用があり、妊娠したい人や妊娠中は控えておきたいですね。

そこでノンカフェインのハーブティーを利用している方が多いですね。もちろんルイボスティーもノンカフェインです。

以上の事から、健康的な部分と安全性で不妊でお悩みの方や、妊活中、妊娠中の方に喜ばれているのではないかと思います。

ルイボスティーもどきにご注意!

ルイボスティーが流行った経緯があるので気をつけなくてはいけないことがあります。

それは有名になってしまうと「粗悪品」が出回るということです。

飲まない方がマシといった様な品質のものも出回っているのでご注意ください。

◎有機JAS認定
「有機」の規格に適合しているかどうか、厳正な審査を受けて認定されたものが「有機JASマーク」を表示できます。つまり安心安全の証になります。

少なくともこのマークがついているものを選びましょう。安全性が確立できていない商品でなければ意味がありません。

 

まとめ

個人的に不妊でお悩みの方がルイボスティーを飲むことは良いと思います。

その際、品質や安全性には、こだわってください。良いものであるなら妊娠しやすいカラダ作りの手助けになりえます。

食養生の一つとしてルイボスティー

現代人の足りない栄養素(ミネラル)や抗酸化物質を摂取することは、不妊や妊活中の方にはぜひ意識しておいて欲しい事です。ただ不妊で大事なことは何を摂取するかよりも、何を摂取しないかがより大事になってきます。糖分や粗悪な油の摂取を控えることと同時にルイボスティーも取り入れるといいかもしれませんね。

高齢出産した有名人、芸能人まとめ(35歳から53歳)

一般的に35歳以上で出産した方を高齢出産と呼びます。

高齢出産した有名人を以下に列挙します。

35歳過ぎても元気に妊娠出産したいよね
35歳過ぎても元気に妊娠出産したいよね

35歳以上で出産した有名人

  • 戸田菜穂(39歳で第2子妊娠)
  • 辺見えみり(36歳で出産)
  • 宮沢りえ(36歳で出産)
  • 橋本聖子(36歳で出産)
  • 生田智子(37歳で出産)
  • 吉村由美(37歳で出産)
  • 黒木瞳(37歳で出産)
  • 小沢真珠(37歳で出産)
  • 梨花(38歳で出産)
  • 江角マキコ(38歳で初産で43歳第2子出産)
  • 松坂慶子(39歳で出産)
  • 麻生祐未(39歳で出産)
  • 永作博美(39歳で出産)
  • 中澤裕子(39歳で出産)

40歳以上で出産した有名人

  • 伊藤さおり(40歳で出産)
  • 松嶋尚美(40歳で出産)
  • 財前直見(40歳で出産)
  • 古内東子(41歳で出産)
  • 相田翔子(41歳で出産)
  • 山下久美子(41歳で出産)
  • 落合信子(42歳で出産)
  • 長山洋子(42歳で出産)
  • 松本志のぶ(42歳で出産)
  • NOKKO(42歳で出産)
  • 田中美佐子(43歳で出産)
  • 加藤貴子(44歳で出産)
  • 横山智佐(44歳で出産)
  • 兵頭ゆき(44歳で出産)
  • 林真理子(44歳で出産)
  • ジャガー横田(45歳で出産)
  • 戸川昌子(46歳で出産)

50歳以上で出産した有名人

  • 坂上みき(53歳で出産)

結構ざっと上げるだけでも公表している有名人はいますね。
有名であればあるほど、若い時期に交際ができなくなったり結婚も遅くなったりと
有名人ならではストレスもあり
一般人とは事情も違うことが有名人の高齢出産が多い理由になると思います。

ただ金銭的な負担があまり気にならないようなお金持ちであったり、周囲のサポートが万全であったり高齢出産するなかでも一般人とは違うということも忘れずにしましょう。

現在の日本ではいわゆる高齢出産の女性は全体の2割といわれています。
つまり5人に1人は35歳以上で出産しているという事になります。
有名人に限らず今や珍しいことではないんですね。

今後も増えていく高齢出産

晩婚化が進んで出産時期が遅れてしまうことや
経済的なことが理由で、すぐに子供を持つことに踏み切れないこと
また医学の進歩によって子供をあきらめていた方にも
妊娠出産の可能性が増えてきたことなどからこれからも
高齢出産は増えていくという事が予想されます。

40歳以上でも妊娠できると思っている方は72%

NHKが実施したアンケートによると72%の方が40歳以上でも妊娠できる
答えています。もちろん間違いではないですが、高齢出産した有名人の話が
そのまま自分にも当てはまるかは確実に違いますし、医学の進歩の恩恵が
確実に自分にも受けれるかはまた違う話です。

体外受精で100%妊娠出産できるわけではありません。
40歳での出産率は「7.7%」で、およそ13人に1人です。
(日本産婦人科学会2010年)

まとめ

残念ながら妊娠出産にはリミットが確実に存在します。
結婚をして「子供がほしい」と思う時期はひとそれぞれかもしれません。
しかし妊娠適齢期は存在し、それ以降はさまざまなリスクが増えていくのです。
もし、今ではなくそ高齢出産になるが子供が欲しいと思っているあなたは、
なるべく年齢的には急ぐということと、妊娠・出産に備えてリスクを減らす
カラダ作りは最低限してから高齢出産にのぞみましょう。

あなたの妊活プログラム、見直しませんか?

一個の卵子が排卵するのに20代で約1000個、30歳で約500個、35歳で約100個、40歳で10個から選ばれます。 年齢が上がれば上がるほど、「排卵する卵子の質を上げること」が必要になることがわかります。卵子の成長には180日かかります。いまこそ、妊活プログラムを見直していきましょう。

不妊でストレスがたまります。どう解消したら良いですか?

不妊でストレスがたまることはよくあります。不妊が原因で、精神的にプレッシャーがかかり、ノイローゼというか、うつ症状になったりして、夫婦間の悩みになったりすることもあるでしょう。

また妊娠できない原因として、不妊のストレスが原因であることもあります。ですので、不妊でイライラすることもあります。

今回は、そんなストレスをどうやって解消するのかをご紹介したいと思います

ストレスが、不妊の原因になることは明らかです。ストレスの対処法は人それぞれ違うと思いますが、私は次の事をオススメしております。

不妊で悩んでる期間の「意味づけ」をする

です。

単純に不妊の期間として悩んで過ごすか、子供を待っているこの不妊の期間をどういう時間として意味づけして将来夫婦のかけがえのない時間とするようにするかでストレスのかかり方は違います。

まずはお互いについて、二人の将来についていっぱい話をする所からはじめましょう。以下のステップがオススメです。

ストレスを減らすには?
ストレスを減らすには?

 

  1. パートナーとの相互理解を深める
  2. ストレスを解消するためには目標をもって行動する(食事、生活習慣、漢方、温灸など)
  3. カウンセリングを受ける

パートナーとの相互理解を深める

意外と子供について、不妊治療について、二人の将来について二人の話し合いがない場合が多いことです。

互いの意思疎通がとれてないまま不妊治療に進んでたりすると、「夫が協力的でない」や「ケンカが絶えなくなった」など、一番味方になるべきパートナーとうまくいかないという事態に発展してしまう事もあるようです。

まずは「本当に子供がほしいのか?」しっかり改めて話してみてください

このステップが大事なのです。特に男性の当事者意識を高めて、お互い支え合うために。

夫婦とはいえ他人です。話をしなければわからないことがたくさんあるものです。

そこをサボってしまっては後のトラブルを招きます

妊娠は二人で100%になればいいとよく言われます。妻が20%しか出せなければ、夫が80%だせばいいのです。夫が30%なら妻が70%を出すと言ったイメージです。

カバーし合うという意識が大事です。当たり前のことですが、子供ができるまでは、夫は妻のことだけを、妻は夫のことだけを考えるくらいでちょうどいいのですから。

まだ見ぬ子供より目の前のパートナーをしっかりみましょう。ここができているかどうかがストレスに対して負けないキモの部分です。

ストレスを解消するためには目標をもって行動する

協力体制が整ったなら、二人の生活改善の目標を決めましょう

まずは食事や生活習慣を見直すことです。病院ではあまり言いませんが、当然自分の食べた物と生活習慣で私たちの体は100%できています。

その体から作られる精子や卵子も同じです(運動不足なら運動不足の精子や卵子になるということです)

基本的に健康になることなので、この期間に見直していきましょう。

目標をもって二人で努力できていると、ストレスを受けにくいようです。
またストレスから体を守るタイプの漢方や温灸も有効です。

西洋医学にはない「温めること」「ホルモンや自律神経のバランスをとる」という考え方から生まれた漢方や経絡がたくさんあり、ストレスをためにくいようにできたり、ストレスからの体調不良を回復させたりできます。

また食事や生活習慣改善の効果大幅にアップさせることができるはずです。

私が漢方や温灸の効果のイメージをお伝えする時に言うのが、食事や生活習慣だけで冷えや低体温を改善しようとすると、年単位でかかったものが、漢方や温灸を使うと1〜2ヶ月でできてしまうイメージです。

3、カウンセリングを受ける

不妊の悩みは、誰にでも話せる悩みではありませんよね。

もし話せたとしても相手が困ってしまったり、専門家でないために的確なアドバイスもない場合が多いのではないでしょうか。

つまり、「相談する所がない」というのもストレスになります

実は人に話したり相談するだけでストレスって解消されます。

相手がカウンセラーなら、違う目線や考え方、今一番考えないといけないことなど的確にアドバイスをもらえたり一緒に考えたりしてストレスに対抗する有効な手段です。

 

まとめ

不妊のストレスを解消するには、上記3つのステップにしたがって行動するのをおすすめします。

不妊が原因で、うつになったり、プレッシャーを感じて、ノイローゼになったり、悩みが多くなったりする方もいらっしゃいます。妊娠できない原因は、原因不明の場合もあるからです。

まずは、夫婦間で話し合い、目標を持って行動するために、カウンセリングを受けてください。

不妊の期間が、ご夫婦にとって良い期間となることを祈っております。

夫婦の力を高める良い期間です

結婚したから夫婦になるわけではなくて、自分たちに起こる様々な問題を二人で協力して解決していく中で本当の夫婦になっていくものだと思います。互いがそういう思いになると、不妊の時期を「子供がいないこの時期だからこそできること」を考えるようになりえます。不妊の期間を夫婦の力を上げる期間としたカップルはストレスにも強いですよ。

犬を飼うと不妊になりますか?

犬を飼うと不妊になりやすくなるのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません

逆に、犬を飼うことによって妊娠しやすくなる可能性があります。

根拠のない迷信です。犬好きの方はご安心くださいね。

ただ、そういう迷信があるのは事実なので
「犬に愛情をかけると子供ができない」「犬には飼わないほうがいい」などど
言われる可能性があります。

おそらく子供がいない夫婦が、動物を我が子のように可愛がるというイメージからきているものだと想像できます。

ただ、犬を飼うことは犬好きの方にとってはメリットが大きいと私は思います。

愛情ホルモン「オキシトシン」で妊娠しやすくなる?

オキシトシンというホルモンをご存知でしょうか?
別名愛情ホルモンとも呼ばれます。

これは恋人や我が子に対して愛おしいと感じる時に出ているホルモンです。

乳汁を出しやすくするホルモンとしても有名ですね。
主にスキンシップを図っているときに出るそうです。
我が子との最初のスキンシップは授乳ですもんね。

そのオキシトシンの効果は、
幸福感
信頼感
浮気の防止
記憶力アップ
血圧安定
美肌
アンチエイジング
うつ
数え上げればきりがありません。

赤ちゃんを抱っこすると愛情にあふれませんか?
赤ちゃんを抱っこすると愛情にあふれませんか?

 

不妊に有効なオキシトシン

そして注目すべきは、不妊や不妊治療をしている方に有効なことがわかっているのです。

不妊の一番の問題であるストレスに対して、その解消に働いてくれるホルモンなのです。

夫婦の愛情が確かならば、様々なストレスに対して強いのはこういう理由があるのでしょう。

また、オキシトシンは精子と卵子に働きかけ受精しやすくしてくれたり、着床しやすくしてくれたりする影響があるそうです。

 

オキシトシンを分泌させるには

オキシトシンを出す基本としては、「触れる」ということです。

愛のある性交時にも多く増えます。そしてペットを撫でることでもオキシトシンを活性化できることがわかっています。

不妊期間や不妊治療中の問題として、子作りの夫婦生活になり、セックスの愛情や回数が減ることにより、オキシトシンが減ることが問題視されています。

そうすると、ストレスに余計にさらされる悪循環となってしまう可能性があるのです。それを解消する方法として、犬を飼うことによるオキシトシンの増加を期待することができます。

妊娠しやすい体作りの大前提として、夫婦でオキシトシンを意識していきませんか?

スキンシップをはかるのはもちろん、犬を飼うことも妊娠しやすい体作りの一環となりえます

 

まとめ

「犬を飼うと不妊になる」というのは迷信で、逆に「犬を買うと妊娠する」可能性があります

妊娠のベースには愛情が必要で、愛情ホルモン「オキシトシン」によって妊娠しやすくなるというわけです。

この愛情ホルモンは、不妊の一番の問題であるストレスに対して非常に有効です。妊娠しやすい体作りの大前提として、夫婦でオキシトシンを意識してスキンシップをはかるのも良いと思います。

むしろ積極的に、犬を飼いましょう。

犬に触れる→オキシトシン増加→愛情や幸福感というわけです。ペットを飼うことで、この効果が期待できます。ただ、一つ注意点があります。ご夫婦が犬好きであることです。そうでないと余計なストレスをかえって生んでしまうかもしれませんからね(笑)

不妊が原因不明の場合に考えられる5つの原因と、その場合の主な治療法

原因不明の不妊とは、不妊症の基本的な検査を行っても、悪いところが見あたらず不妊の原因がわからないことを言います

治療法としては、一般的な治療で様子をみて体外受精にすすむことがすすめられます。

 

原因不明の不妊のなかで原因として考えられること

  1. 着床障害
  2. 受精障害
  3. 加齢による卵子の質の低下
  4. ピックアップ障害
  5. 子宮内膜症

など実は多くの異常の可能性があり、原因不明の不妊は、現在の検査でわからないだけで理由は存在すると考えておいて良いでしょう

腹腔鏡検査をすると、一般的な不妊検査で異常がでない場合でも約55%に異常が見つけられるそうです。

現代の医学でも、原因不明があります
現代の医学でも、原因不明があります

 

着床障害

受精卵となっても、子宮内膜との相性が悪く着床に至らないことがあります。

免疫異常(自己抗体)が理由で着床がうまくいかないこともあります。

受精障害

精子と卵子が結合しづらい状態で、体外受精で精子と卵子を受精させる過程ではじめてわかります。一般不妊検査や治療ではわかりません。

加齢による卵子の質の低下

この言葉の通りの内容ですが、受精卵の分割の状態などで体外受精を行う過程において質の低下などがわかります。

ピックアップ障害

卵管采が排卵された卵子を取り込めないことをピックアップ障害と言います。

自然な流れでは受精卵自体がつくれないということなので、一般不妊治療では妊娠は難しいので、体外受精がもっとも効果的な治療法と言われています。

子宮内膜症

子宮内膜が子宮内部以外で増殖してしまう病気です。子宮内膜症の半数以上(7割とも8割とも言われる)が不妊症になると言われています。

さらに軽度なものは発見が難しく、腹腔鏡検査などをしてはじめてわかるような事も多いのです。

 

まとめ

原因不明の不妊では、体外受精に進んではじめてわかる不妊原因や、結果として妊娠への近道に体外受精がなることも多いです。

体外受精には費用が高いことや、通院の回数などの負担がありますが、
不妊の期間が長くなり年齢がすすめば、卵子の老化も問題になってくるのです。

私見ですが、体外受精を検討するのに早すぎるということはないと考えております。

特に30代後半の方は、パートナーと早急に検討しましょう。

原因不明でも、体質改善は必須です

原因不明の不妊の原因として現在もっとも注目をされているのが、 「ピックアップ障害」です。 あらゆる不妊検査を行っても原因がわからない時の原因は、この可能性が高いと言われています。ただ色々な問題が複合的に絡んでいる事が実際は多いはずです。 免疫異常や子宮内膜症が絡んでいるので、冷えやアレルギーなどの体質改善は体外受精を考えるなら、なおさら必須と言えるでしょう。練馬区の不妊治療をささえる薬店の練馬漢方堂は、あなたの妊活を応援します。