妊娠出来ない理由はシンプルに「卵子や精子の質」と考える

妊娠出来ない理由は様々あります。ただ頭を整理するために考えておく必要があるのは不妊専門クリニックで受ける不妊検査です。これは夫婦で検査しましょう。
不妊検査で問題なければ妊娠できる準備が整っていない可能性があります。

妊娠できないのではなく妊娠できる状態ではないという事です。

自分自身でそう思う事が重要だと思っています。

「迷い」や「焦り」はシンプルな思考が防ぐ!
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夫婦で考えて取り組む事と男女の不妊原因

不妊専門クリニックでの不妊検査でも結局原因がわからないことがあります。これは原因がないのではなく、「原因はあるんだけれども見つけれない」といった状態です。

現在専門クリニックでの夫婦で行う不妊検査で不妊原因の50%が見つかるといったレベルです。ですので女性側だけの検査ですと25%になってしまうのです。

わからない事が多いんですね。
逆に理由がわかればすぐ治療に入れます。

不妊理由がわからなくとも病院では不妊治療を勧められるでしょう。

それは大切な事です。

それと同時にご自身では妊娠しやすい身体をつくっていくという自覚が必要です。
生活習慣や食習慣、それに漢方をとりいれるなど不妊治療していても自然妊娠の可能性は高めておきたいし、せっかくの不妊治療の成功率も上げていくということです。

これは自分自身や夫婦でしかできないです。

意外と不妊治療はしているが妊活はしていないといった方が多いので気になります。

その前提の上で男女の不妊原因を見ていく必要があります。

 

大事なのは卵子と精子の質

流産を繰り返す不育症の問題も最近話題に上ったり、着床障害などのキーワードも気にしている方が多いと思いますが、全体から見ると明らかに重要度が高いのが卵子や精子のクオリティ(質)の問題です。

体外受精の現場でいる医師や培養士も質の良い卵子や精子でコンディションの良い受精卵がとれれば、妊娠が明らかにしやすいという事を言われます。

確かに卵管のトラブルなど一般的な不妊検査で分からない部分があるため、卵管を経由しない体外受精などの選択肢を考える事は重要ですが、そこでも結局は卵子や精子の質が重要です。

ただし男性の不妊理由で射出した精液の中に精子が少なく自然妊娠や人工授精での可能性がほとんどない場合や、もしくは精子がいない場合は顕微授精です。精子がいない場合はTESE(顕微鏡下精巣内精子採取術)で採精してからの顕微授精になります。ここに関しては「もうそれしかありません」し「それがある」のです。

男性不妊に関しては考える事は女性より少なくシンプルです。

ここで男性側に悩まれ立ち止まられると女性の年齢が上り卵子の質の低下を余分に考えなければいけないケースも考えられます。あまり意味のない人工授精をやり続けて顕微授精に移れないまま何年も経っているという事実も耳にすることがあります。

男性は検査結果にショックを受けている場合ではないという事を肝に銘じておきましょう。

精子検査に関して顕微授精やTESEの必要性を医師に言われたら、すっぱり切り替え「あっそれをやればいい」といった方向に気持ちを切り替えることが女性の卵子の質の低下を防ぐという事になります。

 

生活習慣の問題に取り組みましょう

生活習慣から卵子や精子の質を下げてしまう場合も多くあります。特に35歳以上になってくると生活習慣病(高血圧、高血糖、高脂血、高尿酸血症)には気をつけていく必要があります。

適正体重を保つこと

生活習慣の中で一番気になるのが、生活習慣病を招くような肥満から始まるメタボリックシンドロームの状態や痩せすぎの状態です。明らかに妊娠率が落ちます。

タバコや飲酒

またタバコや飲酒の習慣をお持ちの方もそうですね。卵子や精子の質が落ちて妊娠率が低下します。タバコに至っては妊娠率は半減するという事です。

適度な運動

ストレスや疲労回復にも適度な運動は役立ちます。週末に夫婦で軽く汗ばむくらいの運動でもいいのではないでしょうか。ぜひ取り入れましょう。

睡眠時間

睡眠不足が日常化しているのが「普通」になっている人がいます。基本的には11時くらいには就寝し、7~8時間くらいの睡眠時間を目指しましょう。睡眠時間が規則正しくなれば、他の生活も規則正しくなっていくものです。

食事

過剰な糖質(パンや麺、丼もの、お菓子)だけの食事はさけて、たんぱく質や野菜類を意識して食べましょう。特に寝る前には食べないように心がける事は必要だと思います。

男性には他にも注意点「睾丸を温めすぎない」

男性のブリーフたボクサーパンツ、長風呂やサウナ、冬はコタツの習慣など睾丸を温めてしまい精子の質が劣化する生活習慣もあります。

精子の良いコンディションを保つ温度は32~34℃くらいです。それ以上温めると大ダメージです。日々の生活で工夫しましょう。私は男性は家に帰ってきたら紐で縛るタイプのステテコをノーパンではくぐらいでいいと思っています。

 

解決策は今では無数にある

上記の生活習慣も、これが出来なければダメだというよりも健康なパパとママでいるために子供を迎え入れる準備としてできる範囲で考えておきましょう。

生活習慣が変えれればいいですが、できない場合は効率を上げるためのサプリや漢方などの提案を受けるなどの選択肢も積極的に考えてください。

高度生殖医療は日進月歩で現在も進んでいます。新しい考え方や技術、検査機器など病院でもできる事も増えてきました。有名な不妊専門クリニックはその選択肢がそうではないクリニックより多いという事です。

自分でできる妊活の話と病院で行う不妊治療を分けて考えていきましょう。
当店にはどう考えていったらいいかのアドバイスを求めてご相談に来られる方も多いです。

 

妊娠できない人の共通点は「ストレス発散が下手」

全体的な印象で言うと「ストレス管理がうまいかどうか」です。ストレスとうまく付き合っていける人の妊娠に向いています。もともとの性格もありますから、そもそもネガティブであったりすると思います。

基本的にポジティブであればいいですが、ネガティブな人もポイントはストレス発散することを意識的に生活に取り入れているかどうかです。

「できたらする」ではなく「積極的にストレス発散」していくというイメージが正しいと思います。

ストレスを受ける事は避けられませんし、性格もすぐには変えられません。
ほおっておくと冷えを招きホルモンバランスを崩します。
ストレスは母性を遠ざけてしまうんですね。
夫婦の関係にも影響を及ぼしかねません。

そういった場合は、一人の時間をつくったりその時間で癒しの場所にいったり(映画やリフレクソロジーやマッサージなど)、夫婦で感謝を伝えてデートを計画したり(子宝温泉へ旅行)、適度な運動を入れ頭をスッキリさせたりすることを意識してストレスレベルをコントロールしていきましょう。

ポイントは家や職場以外の環境に身を置く事です。

そういう意味で不妊の事を相談できるという意味で、当店のような相談形式のくすり屋にカウンセリングに来られた方が

「ストレス解消になって不安やいらだちが落ち着きました」と言ってもらえるように私も意識している処です。
意外と不妊の事を相談でき親身に聞いてアドバイスができる他人は貴重だと言ってもらえる事も多いです。

実はストレスのコントロールは一番大事かもしれません。

 

まとめ

色んな情報を集めている方は、情報の取捨選択ができずに不安感が増大している方もよくお見かけいたします。
情報の取捨選択と自分にできて考えておくべき部分はコレだと目標がはっきりすれば、なんとなくの不安を防げたりします。
不妊検査の結果から、明確な不妊理由がわかればいいですがそうでない場合は男女ともに卵子や精子の質を意識して妊活のプランを組むという事が重要ですね。

妊活プランの立て直しを!

考えておくべきは「卵子や精子の質」であり、質を上げるために何が自分に必要なのか。 その問いに対してカウンセリングとデータ分析を合わせてご提案をしております。東洋医学と西洋医学を合わせたあなたへのプランの提案をお聞きになってみてくださいね。

仕事しながら体外受精をするために必要な休み日数

体外受精をしながら仕事を続けていく為に必要な事や知っておくべきことはどういうものでしょうか。
肉体的な負担もありますが、仕事をしている女性にとってみたら気がかりなのは体外受精のどれほど時間がとられるかどうかではないでしょうか。

半休とって移植に行こう!
半休とって移植に行こう!

 

体外受精ではOHSSに注意!

体外受精での身体的な負担は、連日の排卵誘発のためのhmgによる筋肉注射が挙げられますが、注射による辛さよりもその結果副作用としておきるリスクがある卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に注意が必要でしょう。

hmg注射で起きる可能性がありますが、薬の卵巣への刺激が過剰となり、卵巣が腫れひどければ腹水などがたまり入院が必要な場合があります。

お腹の痛みと張りなどの症状が出て辛いです。

詳しくはこちらも参考にしてください⇒hmg注射の副作用について

 

体外受精のスケジュール

体外受精のステップを知らない方は大まかな流れくらいは知っておきましょう。流れは以下の通りです。

1排卵誘発

薬で卵胞を育てる

2卵子・精子の採集

妻:超音波で確認しながら卵胞から卵子を採卵する
夫:採卵の当日に自宅もしくはクリニックの採精室にて精子を採精する

3受精・培養

培養容器の中で卵子に精子をふりかけて受精をさせて培養(顕微授精の場合は卵子の中に精子を直接いれる)

4胚移植

受精卵を子宮内に移植し戻す(受精卵が多く取れた場合は凍結保存する)

5妊娠判定

約1カ月後に検査を行い判定します

詳しくは過去ブログを参考にしてください⇒体外受精の流れと費用について

 

4~5日間は体外受精において休む可能性があります

まず初診日があり、生理が来たら自己注射などで次に病院に行くのが生理スタートから11日目くらいで卵胞の大きさを見て採卵日を決めます。
次に採卵日でその次が移植日、最後が判定日です。

移植日はその日に帰りますから半休で対応もできると思います。

仕事が終わってから移植という事も状況によっては可能だと思います。

通常通りお仕事もすぐしていてもいいですが、着床に2日間ほどかかるため移植後2日間は水泳やジムなど激しいスポーツが習慣の方は止めておかれた方がいいとアドバイスしています。

初診日から2回目までは間があきますが、連続ではないものの4~5日間の休みを考えていいのではないでしょうか。

休日にかかると仕事をお休みしなくていいので楽ですが、毎回そうとは限らないという所がありますし、医師の判断で急に明日来てくださいという事もありえます。

 

まとめ

お仕事の融通がきくなら、採卵日だけ休むので大丈夫だったという方もいらっしゃいます。ただかなり職種などの個人差があると思います。
体外受精のプランと自分自身の仕事の日程を考えて余計なストレスを感じないようにできるといいですね。

周りの協力と理解があるとありがたい

当店でも仕事をしながら体外受精に臨まれている方はたくさんいらっしゃいます。ただ仕事のレベルや働き方を変えざるを得ない職場環境の方もいらっしゃるのも事実です。職場の不妊治療への理解や協力がキモとなってきますね。

妊活&不妊治療で妊娠した方の話を聞いて

当店で妊活・妊娠しやすい身体づくりをしながら不妊治療をしている方はかなり多いです。全体の半数近くが病院で不妊治療を受けていらっしゃいます
(実際にはそもそも不妊治療をしていて、結果がでないということで当店に来られる方が多いとは思います)

相談している中で不妊治療に対しての思いや葛藤を聞くこともあります。
金銭的な理由や夫婦の不妊治療に対しての考え方の違いなどすごく個別な事情などもある時も多いです。
妊活・妊娠しやすい身体づくりへの思いも含めて当店に来られていたAさんをご紹介します。

体験して至る思いを聞くことの意味は大きい
体験して至る思いを聞くことの意味は大きい

 

「やめよう」という思いと「続けたい」思いの間

不妊治療といってもタイミングから体外受精まで様々な段階があります。特に体外受精を何回も繰り返し妊娠された方の至る思いには考え方として本当に勇気や元気をいただく事が多いです。

その中で不妊治療を「やめたい」思いと「続けたい」思いの葛藤はよく聞くことがあります。いや、正確には続けたいというよりは「続けないといけない気がしている」といった方が正しいでしょう。
不妊治療を続けないと「努力をしていないような気がしてダメだと感じる」と言われていたAさん。
当店に最初来たときは本当に悲壮な表情でこられたのを覚えています。
Aさんは最初から漢方と不妊治療との合わせていきたいようでしたが私が、Aさんに対して3か月~半年間不妊治療をお休みし、妊娠しやすい身体づくりを提案した時に本当に「ホッとした」とその方は後に言われていました。

「単純に3か月~半年間、不妊治療を休むという提案なら受け入れなかったですが、単純に休む訳でなく不妊治療での妊娠率(もちろん自然妊娠も)を上げるための準備としてこの半年間を使えるという自分に対しての不妊治療を休む理由が出来たんです」とも。

本当は少し休みたかったという思いがあったようです。

それぐらい肉体的にも精神的にもゆとりがなかった時期だったようです。
行き当たりばったりではなく、その期間の意味や期限などを決めていく必要があるともいます。余計な迷いが生まれにくいのです。

 

Aさんの不妊治療期間は6年

不妊治療の平均期間が2年だといわれています。Aさんは当店に来られていたときに、体外受精を6回していて初期のタイミング療法から合わせると不妊治療歴は5年という状況でした。そこから約1年後に妊娠という事になりました。

精神的、肉体的疲労を積極的にとって半年後に半年前よりも圧倒的に妊娠しやすい状況に持っていくのだと当店でも様々な事に取り組んでいただけました。
ずいぶんとAさんの表情も柔らかくなったとご主人も喜んでいただけてたようです。
Aさん自身も体調が良くなっていくことによって体外受精をに対して前向きな気持ちになったようです。

 

Aさんには不妊専門クリニックを紹介

半年後に不妊治療を再開する病院についても気分を一新するために転院を考えられていましたので、不妊治療先の相談も受けさせていただきました。その中で実績のある有名不妊クリニックをご希望でしたので、大阪と神戸のクリニックをご紹介させていただきました。

なによりAさんのゆとりが生まれたことで、ご主人にもゆとりがでたとAさん自身が言われていました。Aさんも不妊治療だけでなくご主人に対して気遣いや思いやりができるようになり良い循環が生まれたようです。
県外への治療にいくのもご主人と予定が合う時はデート気分にしたり美味しいお店をまわったりとワザとに時間の余裕をつくって治療に望まれていました。

そして無事採卵し2回目の移植で妊娠反応がでました。わかったときに本当に信じられないといった心境で、妊娠がわかった時点では素直に喜べなかったと言われていました。
すごく共感できる感情ですね。

 

まとめ

命が育まれる状況はどういった状況でしょうか。緊張やストレスの中ではどれだけ最先端の技術をいれても命は育ちにくいと考えています。胎内が疲労物質やストレスホルモンだらけだと赤ちゃんもいやですよね。

当店が行う妊娠しやすい身体づくりは、身体だけでなく「ゆとり」をつくって母性を最大に発揮できるような意味合いも含みます。

ぜひ妊活や不妊治療は夫婦の一大プロジェクトと捉えて、専門家も交えて考えてみてください。客観的な意見や時間的な見通し、また夫婦の話し合いなどもうまくいくケースが多いでしょう。

妊活も不妊治療も夫婦でやる!

「お互いを労わり合い、良い関係を築いて夫婦として妊活や不妊治療なども含めてやれる範囲でやりつくす」という気持ちが夫婦共通の気持ちとして持てたら最高だと常々思っております。夫婦の話し合いに専門家の意見が入るとスムーズにいくことも多いです。

妊活がストレスに対して強くしてくれる

妊活と不妊治療を一緒にしてはいけないと思います。

妊活>不妊治療で、妊活が先でその次に不妊治療です。

妊活があるから不妊治療のストレスにも耐えれます。

「ストレスをためない考え方」「ストレスをためない生活環境づくり」「ストレスをためない夫婦関係の構築」も妊活の範疇なのです。

不妊治療に関してはストレスを感じる事は当然あるかと思います。
それに負けないような身体や心、環境をつくって準備していくのも妊活です。

今度の休日は子宝温泉にでもいく?
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妊活がストレスになるパターン

妊活の意味をはき違えてしまうと、妊活がストレスになってしまう場合があります。妊活は以下の意味以外にはないと考えています。

  • 妊活はストレス管理をすること
  • 妊活はどんどんカラダを元気にしていく事

逆にこの意味以外の妊活を考えてしまうとストレスになります。
大前提で妊活をスタートさせるということは肩の力を抜いてリラックスするということです。
昔と違って親との同居もなく共働きだったりして家事と仕事、人間関係などで夫婦でゆっくりする時間も取れないという人は多いのではなくでしょうか。

妊活している時間が子供を望むという夫婦の共通の夢のもと、相手の事をおもいやり夫婦一緒にリラックスしたりストレスをためない様にしていく期間だという認識が大事です。

夫婦一緒に時間が合うのが週末だけなら週末だけ妊活するという週末妊活という形をとっている方も多いですね。夫婦一緒にする運動やデートやリラクゼーションも妊活です。

またそんな夫婦の努力を最大限に効率よくカラダを変えていくのに使われるのが漢方薬や機能性食品という事です。

妊活に漢方薬や機能性食品を使うメリットについては過去ブログを参考にしてください⇒漢方薬は体質改善のスピードアップ&効率化のため

 

ストレスの妊娠への悪影響

  • 冷えやホルモンバランスが崩れる
  • 卵子や精子の老化

女性も男性ホルモンは少ないですがつくられています。ただ過度なストレスがかかると男性ホルモンが活性化し女性ホルモンを乱します。また脳のダメージとなるストレスは脳下垂体から卵巣に精巣にむけての性腺刺激ホルモン放出ホルモン(FSHやLH)の働きも乱してしまうのです。

さらに緊張やストレスは血行とホルモンの働きを乱し、活性酸素をつくり卵子の老化をすすめます。やっかいなのはストレスがずっと続いているような状況が現代人は多い事です。
その間ずっと活性酸素は発生し続け、血行やホルモンの働きを妨げていきます。

 

ストレスを解消したり軽減するのは夫婦関係

ストレスや気分を発散することは本当に大事です。それぐらいストレスを感じやすいと現代は言われています。つまりストレスがかかる事はある意味仕方ないかも知れませんが、ため込まないようにするためにしていく事が妊活となります。

ここで大事なのが夫婦一緒に始める事です。二人の事なので当たり前ではあるのですが、意外と妊活に対して夫婦で温度差があることはある話です。
孤独感をパートナーに感じさせない事。愛情を感じあい夫婦の共通の目標対して努力していけるのであれば、夫婦の結束は固くなりストレスは問題にならないようなカップルもいます。

新しい家族を迎えるために、夫婦という家族の最小単位の絆はストレスに対抗しうる最大の武器だと思います。

 

まとめ

妊活とは妊娠しやすい身体を作る事だけではなく、その環境づくりや夫婦関係も含めて妊活です。間違えてはいけないのが緊張をとりリラックスすることが最大の妊活の目標です。
そういう風に具体的に行動をとらないとストレスを抱えてしまうような状況が多くなってきたという事ですね。

妊活がストレスになるという事は、妊活の目的がまず間違っている可能性があるという事を知っておいてくださいね。

夫婦でスタートラインに立つことが大事

多くの夫婦を見てきて思う事は、妊活をするにあたって夫婦で同じスタートラインに立っていないと思う事が多くあります。団体スポーツと同じように気持ちや目標を共有するとあらゆるストレスも充実というものに変えていけるでしょう

芸能人の不妊治療からわかること

芸能人という職業柄、プライベートな事も世間に公表している方々がいらっしゃいます。芸能人の不妊治療についてもブログや書籍などからその情報発信から私たちは考え方や行動を参考にできることは多くあります。

本やブログ、SNSを通じて芸能人たちの感情や考え方を知れる
本やブログ、SNSを通じて芸能人たちの感情や考え方を知れる

 

芸能人としてテレビや雑誌などで有名になっている方の中にも、一個人としての悩みは当然あります。その中に芸能人の不妊や不妊治療の話はよく見聞きするカテゴリーになるでしょう。

良くも悪くも注目されそれが仕事にもなる芸能人という職業からか、個人的な考えや感情を世の中に知ってもらいたいと書籍やブログにその思いを公表している芸能人も多数いらっしゃいます。

有名であればあるほど影響力は大きく、その中から私たちに考えさせられるものも沢山あり勇気づけられたり、参考になったりすることは多いでしょう。

ここではそんな芸能人を紹介します。

 

不妊治療をして妊娠・出産した芸能人

不妊治療を公表して妊娠・出産した芸能人を紹介します。

大島美幸 さん

人気お笑いトリオの「森三中」のメンバーである大島美幸さん。そんな中突如の芸能活動の休止。まだ記憶に新しいのではないでしょうか。

不妊原因は公表されているのは「子宮筋腫」があったそうです。ご主人の放送作家鈴木おさむさんも一緒に妊活をして不妊治療に望まれたそうです。当店でもあつかっている「ショウキT-1」を妊活に使ったそうです。

タイミング療法から人工授精をチャレンジしめでたく妊娠となったようです。35歳で無事母子ともに出産となったようですね。

川村ひかる さん

人気グラビアアイドルとして有名だった川村ひかるさんが36歳で妊娠を発表されました。2016年10月に出産予定ではないかと言われております。10代の頃から人気グラビアアイドルだった川村さんは、過剰なダイエットや冷えのためにホルモンバランスを崩して23歳の時に子宮内膜症を患ったとされています。

さらに31歳で若年性更年期障害とされ「もうすでに卵子の数か少なく妊娠は難しい」との診断も受けたようです。

そこで川村さんはなんと独身でパートナーがいない状況から妊活をスタートさせました。結果からみれば結婚の3年前からということになります。

結構ネットで有名になった川村さんの「妊活ABC理論」もご紹介しておきます。
<A:当たり前のことをB:バカにせずC:ちゃんとする>だそうです。

1時間でも多く睡眠をとり、夜にスマホやPCを見ないようにしてリラックス度を高め、冷たい飲み物を控えるなどまだまだありますがしない方がいいと分かっていることだけどできていない事を徹底したようです。

川村さんのコメントで「最新の不妊医療技術も大事ですが、ベースとなるのは継続するのが難しい小さな努力の積み重ねです」と言っています。なんかイチロー選手も似たようなコメントをしていたと思います。

王道が一番すごいという事ですね♪
34歳の時には脳動脈瘤もみつかり妊娠出産に対してはリスクが高いようですが、元気に赤ちゃんは育っているようです。母子ともに元気に出産してほしいと心から願っております。

なるみ さん

関西では人気のお笑い芸人である、なるみさんが43歳で妊娠出産しました。40歳前後から不妊治療も受けられていたようで結婚14年目にして待望の第一子という事になります。

ご主人は一般の方で現在54歳でありなるみさんと11歳差。女性ばかり年齢による妊娠率の低下が言われますが、男性ももちろん確実に妊娠率はおちます。不妊治療は体外受精ではないかと言われていますが公表はされておりません。
お酒が大好きななるみさんは妊活中、不妊治療中、妊娠中と禁酒を頑張ったそうです。

 

不妊治療を断念した芸能人

芸能人で不妊治療を断念することを公表することは珍しいと思います。おそらく公表する事で自分たちの新しい一歩を踏み出そうとするために考えたからではないでしょうか。
不妊治療を断念した事を公表している芸能人をご紹介しておきます。

エド・はるみ さん

お笑い芸人のエド・はるみさんが49歳から超高齢ではあるものの不妊治療を開始し3年間続けたようですが、ブログで不妊治療の中止を報告されました。
もともと高齢のため不妊治療が通常の体外受精なのは卵子提供なども考えられていたのかは不明ですが、ブログの中でファンに励ましの言葉に対しての感謝を書いている部分から辛かった時期も多くあったかもしれませんね。

陣内貴美子 さん

元バトミントン選手の陣内さんは36歳の時に、元プロ野球選手の金石昭人さんと結婚しましたが、子宝に恵まれず40歳の時に不妊治療をスタートしたそうです。

結局その後も長期間にわたり不妊治療をされていたようですが、夫の金石さんのアドバイスで陣内さんは不妊治療を中止したことを語られています。陣内さんが不妊治療の断念するという決断を金石さんが「助けた」というエピソードが語られていました。大きい決断を陣内さんだけに背負わせないような金石さんの愛情かもしれませんね。

 

まとめ

公表している芸能人から感じる事ですが、家族の最小単位である「夫婦」の関係がすごく良いと思います。

芸能人である立場や仕事から不妊治療をする大変さは一般人の私たちとは少し違った苦労もあるかもしれませんが、不妊治療を始めることや中断することに関しても共に悩んで互いの事を考えた強い夫婦としての濃い時間になるのは一般の人と同じ事だと思います。
価値観は様々ですが私たちに多くの事を教えてくれるような気がしております。

同じ状況の人の意見や考え方に影響を受けよう!

不妊についていっぱい悩んで考えた事や感情や考え方、はたまた失敗などが公表されている範囲でも非常に参考になります。ネットの中の匿名での話よりも、実名を出している芸能人の方が共感できるという方が多いですよ。

妊娠しやすい体質はこの3つで作られる!

妊娠しやすい人の特徴として「年齢が若いこと」という有名は話は知っている方が多いですね。ただ年齢以外にも3つの要素が大きく妊娠しやすさに関わってきます。ぜひ知っておいて意識して妊娠しやすい身体をつくっていきましょう。

 

今が妊活スタートの時!
今が妊活スタートの時!

 

妊娠力チェック

妊娠しやすいかどうか調べる簡単な方法あります。以下のチェック項目を参考にしてください。

  • 35歳以上である
  • 生理不順
  • 生理痛がひどい
  • 経血の出血量が多いまたは少ない
  • 冷え性である
  • 貧血である
  • 短期間での体重の増減

上記にかかれている物はどれも妊娠を妨げる原因になるものです。
ただチェックがあったり、チェックが多くても体を変えていく事ができます。本当に基本的な事から以下に書いていきますのでぜひ意識してやってみてください。

妊娠しやすい体質に必要な3つの要素

当たり前の生活のようなイメージがあるものが多忙な私たちはできなかったりすることも多いです。もう一度見直してみましょう。

  • 健康的な生活
  • 良好な夫婦関係
  • ストレスをためない考え方

健康的な生活

健康的な生活とはどういうものか?意見は色々あると思いますが

・基本的には起きる時間や寝る時間、食事の時間が決まっている
・汗をかけるような運動量が週に1~2回はある
・睡眠時間は7時間ほどある
・食事は買ってきたものではなく作ったものである

このような状態が健康的な生活の下地になるものではないかと考えています。休み時間があり、活動量もあり、行動が決まっていてリズムがある状態です。ただお仕事などの都合で上手くいかない場合も当然あるでしょう。
できる範囲の中でやっていく事が最も重要ということは知っておいてください。

良好な夫婦関係

[夫婦としての性生活][妊娠のための性生活]

両方なければ良好な夫婦関係と言えない場合は多いのではないでしょうか。ここには様々な考え方や夫婦の形があるのでもちろん一概には言えませんが。
ただ妊娠のためだけの性生活になってしまうと、多くの場合ストレスが増え(特に男性)夫婦の営みが原因で夫婦間の関係に溝がでてしまうような事もでてきたりします。

相手の心情や体調を気づかいえる本当の豊かな性生活を目指すという事は、この次に書いてあるストレスの管理にも非常に重要です。
性生活が夫婦の愛情のコミュニケーション法の一つでもあり、夫と妻の孤独感を防ぎストレスを少なくしていきます。

ですから性生活も排卵日を意識することは大事な事ですが、排卵日に関係なく回数が増える事によって妊娠しやすくなるようです。
性生活においての充実度は精神的に良い影響が出て生殖能力にも関係してくることがわかっています。
SEX回数が月3回以下ならご注意くださいね。

ストレスをためない考え方

ストレスを受けないようにするという事は非常に難しいでしょう。しかし、ためないようにする事はできます。
意識してストレス度数を下げていけるテクニックです。ストレスは管理するものという意識が重要で、要は自分自身が「スッキリできストレス解消になったな」と思えるような事を実践していく事だけです。

運動でも、映画でも、マッサージでも自分自身がスッキリして気分が良かったと思えるような事なら何でも良いと思います。夫婦二人で相談して週末は協力してリフレッシュする計画と継続的に立てていけるといいですね。

妊娠しにくい人は「冷え」がある

相談していて感じるのが、ほとんどの方に冷えの自覚があります。極度の運動不足や欠食によるダイエットなどで代謝が落ちている方が本当に多いと感じます。

そうして代謝が落ちると体を温められなくなり冷えが発生し血流が悪くなります。脳や卵巣から出されたホルモンは血流にのって全身に運ばれますから、うまくいかないと排卵障害や子宮内膜が厚くならないという事がおきてきます。
つまり積極的に冷えを摂っていく必要があるのです。

漢方薬は妊娠体質になる効率をアップすることが目的

生活の改善や食べ物の改善を行う事は本当に大切です。ただライフスタイルによってはそれがしたくてもできなかったり、年齢的にどうしても急ぐ必要がある時があるでしょう。そういう時に漢方は非常に便利です。妊活における漢方の最大のメリットは体質改善の「効率化」です。

体を変えていくスピードを上げたり、やってる努力をもっと効率よくしたり、生活改善できない代わりに漢方をお飲んだりと非常に便利です。
体を温め冷えをとったり、生理不順や生理痛を良くしてホルモンバランスを良くしたり造血したり単純に年齢によって落ちてきた生殖の能力を高めたりなどやれる事が漢方には多くあります。

 

まとめ

意外と私たちが普通と感じる生活と、身体が元気になる生活はどうやらここ数十年で大きく変わってきました。私たちにとって普通の生活を送っているだけなのに妊娠に向いていない身体になる方が多くなってきている実感があります。

ストレスや電磁波、食べ物、空調、睡眠時間や質など毎日の積み重ねで少しずつ身体が「病気ではないけど健康ではない状態」になっていくのだと思います。このことを漢方では未病(みびょう)といいます。この未病に対して漢方薬は最大の力を発揮します。
不妊の状態も未病と言えるかもしれません。最近は未妊(みにん)といういい方もするようになってきました。

不妊ではなく未妊。
ただ妊娠する準備が整っていないだけ。

その妊娠する準備を整えるために体質改善の効率化を狙える漢方薬は、多忙な現代人には特に重要になってきていると感じています。
不妊治療だけでなく妊活も取り入れてみましょうね。

あせらないで、できる範囲で

不妊期間が長くなり焦りや苛立ちから追われるように毎日毎日妊活、、、、精神的にまいってしまう事だってあります。不妊うつなんて言葉もあります。大事なのはパートナーの事を気づかい、話し合って妊活は始める事です。二人で考えてスタートすることがストレスをためないコツになるかもしれません。 お二人に合わせた妊活プランをご提案することを心がけています。

子宝のジンクスおすすめ選

不妊、子宝に良いものとして様々な言い伝えやジンクス、おまじないがあります。医学的な話からは根拠に乏しいというものも多くありますが、精神的な意味合いとしては使えるものも多いと思います。
私の解釈もふまえて有名なものをまとめましたのでご参考にしていただければと思います。

ジンクスや縁起物や言い伝えのパワーをうまく使う!
ジンクスや縁起物や言い伝えのパワーをうまく使う!

 

言い伝え

  • 妊娠菌

妊娠菌

言い伝えとしていわれている「妊娠菌」の話。妊婦さんのお腹を触ってその手で自分のお腹を触ると妊娠菌がうつって妊娠するというもの。
実際にはもちろん妊娠菌というものは存在しませんが、考え方には一理あると考えております。

お腹が大きくなった妊婦さんはまさに母性そのもの。やはり想像妊娠といった言葉があるように、気持ちや精神的な事で体が妊娠しやすい状況になるという事は考えられることです。

ストレスなどから、およそ母性とは遠ざかるような生活をしている方もいらっしゃいます。
そういう時に自分のなりたい姿を思い出してもらい優しい気持ちになるために振り返るきっかけになるのではないでしょうか。

また愛情ホルモンといわれる「オキシトシン」というホルモンをご存知でしょうか。
授乳中にママの体を満たしているのがオキシトシンです。このホルモンは不安やストレスから身体を守ってくれます。それで産後ボロボロになりながらもママは育児ができるのかもしれません。。。

ただこれは授乳中しか出ないわけではなく、性行時の精子の取り込みを助けたりしたり、相手を愛おしいと思う気持ちにしてくれたりとベビ待ちの夫婦にも非常に大事なホルモンなんです。

スキンシップや優しい気持ちからこのホルモンが出やすくなることもわかっております。
そういうオキシトシンという医学的な側面から見てみても、妊婦さんのお腹に触るという事はよいのではないかと思っています。

玄関にベビーシューズを飾るというものもありますが、小さい靴をみて「かわいい」とか「たのしみ」ということをイメージできるという事で、より母性を引き出すのではないかと思います。そういう気持ちになるという意味では根底は妊娠菌と一緒なのではないかと考えております。

 

食べたらいいもの

  • サツマイモ
  • 里芋

サツマイモ

中国ではサツマイモは子宮の形に似ていると言われて子宝食材と言われています。栄養的にみても穀類と野菜を合わせたような栄養構成で、糖質と共にビタミンとミネラルも摂れます。またビタミンCが多く抗酸化食品としての側面もあります。
通常はビタミンCは熱に弱く加熱処理するとほとんど減ってしまうのですが、サツマイモはでんぷんがビタミンCを守ってくれるため活性酸素を除去する食べ物として卵子をサビから守ってくれますよ。妊活のお共にぜひ食べていただきたいですね。

里芋

山芋が有名ですが、男性に良い滋養強壮の食べ物としては里芋も有名です。ネバネバの成分には「ムチン」という栄養素が含まれており性ホルモンの活性化に良いです。また精子の材料としてもよく言われている「亜鉛」も多く含まれておりぜひぜひ毎日欠かさず少しずつでも食べてみてはいかがでしょうか。
個人的には上記のさつまいももそうですが、毎日の朝の味噌汁の具材として使えると半年や一年の期間で考えると本当に多くのサツマイモや里芋が食べれます。週替わりでサツマイモと里芋の味噌汁がいいと思います。
味噌も発酵食品として根菜と非常に相性の良い身体づくりには適した食べ物ですよ。

 

持っていたらいいもの

  • 子宝草
  • ガーネット

子宝草

最近流行っている多肉植物の中に「子宝草」と呼ばれるものがあります。子宝草は繁殖力が非常に強く葉の縁がでこぼこしており、ここに子宝草の子供(子株)できます。子宝草自身の葉だけで繁殖できる力強さは見ていて頼もしく、でこぼこした葉が丸みを帯びていて愛らしいと部屋の中で育てるのに簡単で大変人気です。
花言葉はズバリ「子孫繁栄」だそう。この花言葉や繁殖能力から不妊に悩む方や妊活のジンクスとして使われ始めたのだと思います。

ガーネット

パワーストーンがお好きな方には「ガーネット」がおすすめです。仲の良い夫婦が子宝を望むときに、夫婦愛をより強くするといわれているのがガーネットです。日本名では「ざくろ石」などと呼ばれて深みのある赤色をしています。
(そういえばざくろも妊娠アイテムとして流行っていますね)

前向きな努力を応援してくれる石としても非常に有名ですので、身につけれるお守りのような形でブレスレットなどにして身につけてみてはいかがでしょうか。

過去ブログさるぼぼ⇒飛騨高山の子宝アイテム「さるぼぼ」

 

まとめ

ジンクスやおまじないは、本来気持ちを軽くしストレスから体を守るためのものでもあると私は考えています。夫婦で楽しんでやってもらえる範囲でぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

昔から言われている物には意味がある場合もある

確かに迷信で全く根拠のないものもありますが、意外と想像力を働かせたりして意味づけすると意味があるように思えるものもジンクスでたくさんあります。ぜひ一度生活に取り入れてみてくださいね。

妊娠する「おまじない」5選

あなたは「おまじない」「ジンクス」って大事にしていますか?
迷信であったり気の持ちようだというご意見はあろうかと思いますが、ストレスがかかりやすいベビ待ちの方や不妊治療中の方にとっては気の持ちようが大事だったりするのではないでしょうか。
妊娠する「おまじない」「ジンクス」について私が聞いたことがあり、なおかつ私自身がそれにどんな力があるか考察いたしました。ぜひ参考にしてください。

おまじないをうまく使う技術は使える!
おまじないをうまく使う技術は使える!

 

妊娠する「おまじない」5選

  • 「さるぼぼ」
  • 「けんちん汁を食べる」
  • 「お墓参り」
  • 「妊婦のお腹をなでる」
  • 「部屋を綺麗にする」

「さるぼぼ」

岐阜県飛騨地方で昔からつくられる人形の事です。「ぼぼ」とは赤ちゃんの事を言うそうで縁起物として大事にされてきたようです。最近では色んな色のさるぼぼが販売されていて色ごとにパワーが違うそうです。子宝に良いのは「赤」「オレンジ」の色だそう。県外の方も次の旅行には飛騨高山もいいかもしれませんね。

これが飛騨高山の「さるぼぼ」見たことある?
これが飛騨高山の「さるぼぼ」見たことある?

「けんちん汁」

けんちん汁は根菜類がたくさんとれて身体があたたまります。妊娠するおまじない(料理?)として聞いた事があります。
それにぜひ子宝食材のサツマイモ里芋を入れて食べましょう。中国ではサツマイモは子宮の形をしているといわれ赤ちゃんを望む方に有名な食材ですし、里芋は男性が食べると良いとされています。ヌルヌルするものは免疫アップの成分が多かったり事実里芋にはセックスミネラルと言われる亜鉛もしっかり含まれております。

朝食の定番にいかが?
朝食の定番にいかが?

「お墓参り」

自分たちの先祖を大事にしたり思いをはせたりする事で、自分ひとり自分が成り立っているわけではないという先祖への「感謝」が子宝を呼ぶと言われています。感謝の気持ちはフラットな気持ちにしてくれストレスに良いと思いますよ。

お墓はその家のパワースポットと呼べるかもしれませんね
お墓はその家のパワースポットと呼べるかもしれませんね

「妊婦のお腹をなでる」

都市伝説と言われる類にはなりますが妊娠菌?なるものがあり「妊娠がうつる」というような言い方をして妊婦のお腹をなでるといったおまじないがあります。これは妊婦はとても母性のわかりやすい姿をしていることや「そうなりたい」というイメージがしっかりできる事で精神的に妊娠しやすくなるのではないでしょうか。
悲壮感では逆効果だと思いますが想像妊娠なんて言葉があるぐらいですから、ポジティブで母性的な「思い」は身体に影響を与えると思います。

やさしい気持ちになることが大事
やさしい気持ちになることが大事

「部屋を綺麗にする」

部屋の掃除をすると赤ちゃんがきやすいといった話を聞いたことがあります。赤ちゃんは綺麗で整理整頓できているママの方が好きという事でしょうか。
考えると部屋が片付いていなかったり汚れていたりする状況は精神的にも乱れやすいという事があります。整理整頓や掃除でモノが整えられていく事で、精神的にも整理できているような感じでストレスに良いと感じます。

綺麗好きのママの方が赤ちゃんに好かれる?
綺麗好きのママの方が赤ちゃんに好かれる?

 

「おまじない」はストレスに効く!

もともと妊娠出産に関しては生命の神秘という言葉が使われるほどです。少しおまじないなどのスピリチュアルな考え方があると一気にストレスから解放されたりする場合もあるのではないでしょうか。
スポーツ選手や勝負事をする人が縁起をかついだりおまじないなどを重要視するのもメンタルを整えるためだと考えられます。ぜひネガティブな気持ちではなく「気軽」に「楽しむ」ようなイメージでおまじないを考えてはいかがでしょうか。おまじないは昔から伝わるストレスに対抗するテクニックかもしれませんね。

 

まとめ

子宝や不妊、妊娠したい方へのおまじないを紹介しましたが、全国にはここに書いたもの以外でも様々なおまじないがあるでしょう。なるべくすぐできるようなものをご紹介しました。習慣にしてしまうと健康に良いものも多いです。ぜひおまじないを妊活に取り入れてみましょう。

妊活におまじないを取り入れるのもいいですね

子供が欲しい!妊娠したい!という場合、自分やパートナーだけに理由を求めないことも時には大事かもしれません。おまじないなどで心のバランスをとることや、精神的に妊娠に向くような状況にもなりやすいでしょう。子供はつくるではなく「授かる」もの。そういう気持ちからだと「おまじない」もいいですよね

流産と不妊には明確な関係はないが精神面のケアが重要

流産を経験することは、喜びから一転、女性の心を悲しみのどん底まで落としてしまう事かもしれません。不妊期間があった方ならなおさらだと思います。「流産」とは妊娠初期から22週未満までに妊娠が継続できなくなる事と言いますが、実際には胎盤が作られる12週までに起こる場合がほとんどです。悲しい事ではありますが、流産について正しく理解する事が重要です。まとめてみました。

辛い感情に押し流されそうな時は、冷静な専門の第三者のデータや意見が役立つ
辛い感情に押し流されそうな時は、冷静な専門の第三者のデータや意見が役立つ

 

ほとんどの流産は受精卵の染色体異常でおきる

流産は悲しく辛いことではありますが、実際にはなくてはいけない命のシステムだとも考えられています。染色体異常や先天性の疾患などが発生した時に流産という形で胎児の方から命のステージから降りると言われています。

 

全体の約15%に流産は起こります

そしてそのほとんどは妊娠初期と呼ばれる次期(12週までに)起こります。8人に1人は初期の流産を経験します。胎児の心拍が確認される妊娠6週以降では流産する確率は5%以下に下がると言われており、それまでの超初期の流産が起こりやすい事がわかっています。
高齢では一気に流産の確率が上がってきます。それは仕方のない事ですが、受精卵の染色体の異常が高齢により起きやすいからに他なりません。
初期の場合では、生理が遅れたと思っていて実は気づかない内に流産ということは珍しくない(化学的流産)という事も知っておきましょう。流産をすると妊婦さんは自分を責めてしまいますが、初期流産の原因はほぼ受精卵の染色体の問題です。

 

不妊だから流産しやすいということはない

流産は不妊に悩んでなくてもごくごく当たり前に起きるものです。ただ流産は精神面に影響が心配されます。次の妊娠に対して不安感が出てしまい、前向きに次の妊娠に向き合えないこともありえます。流産は「自然淘汰」ともいわれます。自然界の正しいシステムの一つだと理解する必要があります。
最初の妊娠が初期流産に終わってしまった場合、次回の妊娠も流産になってしまう確率が高くなるわけではありません。流産になっても、あえていうなら妊娠できる力や環境が自身の身体にあったという事は確かです。流産後は1~2か月後には生理が再開しますのでぜひ新たな妊娠を試みましょう。流産後は妊娠しやすいと言われることもある理由です。
それ以降の不妊の判定に関しては、生理が再開してタイミングを合わせて1年間妊娠がない場合には、年齢にもよりますが不妊検査がまだの場合は検査することをお勧めいたします。

 

繰り返し流産する場合

連続して3回以上繰り返す場合を「習慣性流産」といいます。一度でも辛い経験なのに連続となれば不安感も大きい事でしょう。基本的には初期流産の原因はほとんど受精卵や胎児側だと言われていますが、繰り返すようなら話は違ってきます。偶然が重なったりする場合もありえますが、妊娠が維持できない原因が母体にある可能性も考えていく必要があります。自己免疫異常などの可能性もあり、受精卵を異物として免疫が判断し排除してしまうため、検査が必要です。

 

流産や不妊の原因は検査でもわからないことが多い

流産や不妊の原因に関しては偶然が重なることもありますし、産婦人科や不妊クリニックで原因が特定されることもありますが、わからないことが多いのもまた事実です。おそらく理由はあるのですが、現在の検査では判断できないという事です。
夫婦がしっかり不妊検査をしても、わかる理由は50%とも言われることがあります。半分は不明なのです。ですので、なおさら自分の身体の妊娠しやすい環境を整える事や卵子や精子の質をより良くしていく事がすべての段階でどんな方にもお勧めできるのです。

 

漢方による体質改善で流産しにくい身体づくりを

母体側の妊娠する準備が整っていないということを指摘する医師もいます。自己免疫が受精卵に反応する場合も、受精卵や赤ちゃんにとって居心地がよくない子宮環境である場合も「妊娠する準備が整っていない」という言い方が当てはまります。体内の環境は自身で変えていける部分も大きく漢方でそのスピードや効率を上げていけるというのが実感です。不妊治療だけでなく妊活を併用するという事は、妊娠してからの妊娠を維持する力にもかかわってきます。
また夫の喫煙は妻の流産率を2倍上げてしまうという事も知っておきましょう。
生活習慣を含め、特に高齢であればより手厚く身体づくりしていきましょう。

 

まとめ

流産の一番の問題は精神的な不安感が強くなることかもしれません。夫婦の心の傷や夫婦生活にも影響が出る可能性もありえます。そういう時に医学的な意見を考えて感情をコントロールする必要があると私は考えています。
そのために心と身体の両方の側面からサポートできる漢方も非常に有効な手段だと思います。相談をする事(カウンセリング)自体が流産を防ぐというデータもあります。それぐらい女性にとって話をする場所は精神面の安定に重要なのでしょう。
ただ誰にでも話せる話ではないので、ぜひお一人でお悩みにならないようにご相談ください。

夫婦二人できてください

流産を経験してやっと少し前向きになった妻が、夫から「流産して悲しむ姿をもう見たくない」という気持ちを言われて悩んでいる。。。子供は欲しいけど怖い、夫にとってはまず気遣うのは今いない子供より奥様を心配するお声をいただく事が多いです。夫婦でお互いの気持ちを確認できる場所としてカウンセリングを使っていただければありがたいとも思います。

不妊で悩む夫婦は7組に1組

「不妊大国」。日本の事をそう呼ぶ事があります。不妊治療の需要が増え、不妊専門クリニックの数も世界一です。不妊に対して間違った情報や過度に不安にならないように、冷静に分析することが重要です。

データや数字はどういう行動をとるべきか考える、あくまで指標である
データや数字はどういう行動をとるべきか考える、あくまで指標である

 

不妊で悩む夫婦は増加している

不妊は以前には10組に1組といわれていました。それが現在では7組に1組という事がいわれています。
ここでおさらいですが不妊症とは、子供を希望しているのもかかわらず、普通の夫婦生活をもっていても2年以上妊娠が成立しないことをいいます。最近は結婚年齢が高いことが多くなってきたので、一年たっても妊娠しなければ病院に行くことがすすめられています。

様々な不妊で悩む人が多くなっているといわれます。その理由の一番は「年齢」です。妊娠希望している時期が高齢の事が多くなってきているという事です。「社会的、経済的(仕事やお金のこと)で結婚に踏み切れない」や、「若い時には結婚や子供に興味がなかった」などを理由に晩婚化が進んでいる事が指摘されています。つまり若くから妊娠できないのか、妊娠したいと考えた時には高齢だったのかなど、年齢も体の状態も様々なのですべて一緒にした様々なデータや数字が直接自分に当てはまらない場合も多いという事は理解しておきましょう。

 

「子供を諦める」もしくは「そもそもいらない」と考える方の増加

子供が欲しくて望んでいたが授からなかった夫婦やライフスタイルの変化により価値観の多様さが生まれて、そもそも子供を欲しいと思わない夫婦、経済的な事情から子供を諦める夫婦など事情は色々異なりますが子供がいないライフスタイルの方が増加していると言われております。
ただあるデータでは、夫婦の6組中1組が子供がいないとか、もう一人欲しかったといった事を将来的に考えるようです。

 

不妊が原因で夫婦関係が悪化することも!離婚率も高い!

夫婦として試される時間やタイミングは共に過ごしていく中で数多くあるでしょう。その中でも不妊期間においては「お互いの気持ちに寄り添う事」や「お互い受け入れる事」が必要とされる場面ではないでしょうか。
夫婦どちらかがつらい場合は、もう一方が支えていくという気持ちを強く持つ事が重要で、相手の非難や見て見ぬふりなどの反応では離婚してしまうという事になりかねません。実際に結婚5年目までで子供がいない場合では離婚になりやすいといったデータもあるほどです。夫婦の考え方の違いや様々な事情が受け入れられなかった場合、子供がいないことが逆に離婚のしやすさに繋がっているのかもしれませんね。
ただ不妊時期を共に過ごした夫婦は、「二人でいっぱい悩んだこの時期があったから本当の夫婦になれたような気がします」と言ってくれた方もいらっしゃいました。

過去ブログもご参考ください⇒不妊が原因の離婚を防ぐ心構えとは

 

不妊期間を乗り越えて42歳で妊娠!

結婚3年目で当店にご来店いただいて夫48歳、妻40歳のご夫婦。体外受精を一回やってみたが卵子や精子の質が心配になり、妊娠しやすい身体づくりをご夫婦でスタート。奥様が非常に疲れやすく胃腸も弱い方だったので、漢方の考え方として体のエネルギーを生むのは胃腸で、胃腸を良くする事が体質の改善に繋がり卵子や精子の質を改善する屋台骨になることもお話しして漢方をださせていただきました。

寝込むことがなくなり、夏バテもしなくなって冷えが改善されました。当店で1年半身体づくりをして不妊専門病院をご紹介し、体外受精3回目にてめでたく妊娠が判明し現在も妊娠が継続しています。
高度な医療の力をもってしても、年齢による卵子や精子の質の問題は避けられません。このご夫婦はガッカリするような事やつらい時期もあったはずですが、その度に夫婦としての絆が強まってきたようなお二人でした。

出産と育児などこれからがある意味スタートという事になりますが、不妊期間中の経験はなんでも乗り越えていけると笑顔で言われたのが印象的でした。
偉そうな言い方ですが、妊活とは妊娠しやすい身体づくりだけではなく、心もつくられる時間ともいえるかもしれませんね。

 

まとめ

残念ながら子供を望むすべての方に子供が授かるという事では今後もないかもしれません。ただ自分自身が子供を望んだ時に、または望むであろう時に備えて準備をしていく事は重要です。
これは身体づくりであったり、正しい知識であったり、または夫婦の絆や心の面であったりと準備は様々です。
医療技術の進歩はめざましいものがあり、これまで病気などで無理だとされてきた方にも授かる可能性が高くなってきています。
ただその技術がうまく作用するかどうかは自分自身の肉体や細胞の力であることも同時に忘れてはいけませんね。
やれる事はたくさんあります。考え方も様々です。
お一人でお悩みにならずにぜひご相談くださいね。

結局より健康に美しくなることが大事

妊娠しやすい身体をつくるといっても、一般的な健康観からもはずれません。ホルモンバランスを整えて血流や免疫力などを整えるために冷えをとっていく作業になります。 漢方の世界は二千年も前からアンチエイジングや若返りを目標にしていた医学で、より元気で若々しくいることに対してアレコレできるのがメリットです。そういう風に考えると健康法や美容法に直接なるといってもいいと思いますよ。 現在はライフスタイルの変化から妊娠出産年齢が高齢化しています。何かするぐらいでちょうどいい世の中になってきていると感じています。