不妊治療で悩んでいる20代、30代の女性の多くは、年齢は若いにもかかわらず、性ホルモンのバランスが崩れていることが少なくありません。
そのために卵巣機能が低下しているケースがあります。
卵巣機能が低下するとどうなるか?
卵巣機能が低下すると、卵巣内で卵が成熟せず、排卵がスムーズにいかなくなります。性ホルモンの分泌も少ないため、子宮内膜も十分厚くなりません。
このような状況の場合、経口の排卵誘発剤(クロミッドなど)や、FSH製剤、hMG製剤などの排卵誘発剤を使って卵巣を刺激して、卵胞の成熟や排卵を促す治療が行われるのがごく一般的です。
ただ、ここでも排卵誘発剤を使っても卵の成熟がスムーズに行われない方もいらっしゃいます。
排卵誘発剤を使っても卵巣機能が向上しない状態を「低反応卵巣」と言います。
卵巣機能が低下し、薬でも反応しない状況では非常に不妊治療は難しくなります。成熟卵胞がつくられなければ、人工授精や体外受精もできないからです。
何とか採卵し顕微授精を行ったとしても、質の高い卵ではないため分割が進まず子宮に戻せないという状況は多いのです。
卵巣機能が活性化させて生命力のある卵を!
すべての不妊治療において、最も大事な事は卵巣の中で「より質の高い卵」を育てるということにつきると思います。
「質が高い」とは「生命力のある卵』の事です。
生命力のある卵でなければ、たとえ受精できても妊娠、出産にいたるのは難しいからです。
卵巣を若返らせよう
このような悩みの中で「卵巣を若返らせる」といった考え方は非常に大事な考えになってきます。
今でも、低下した卵巣機能を高める方法としてさまざまなホルモン作用を持つ排卵誘発剤を使って卵巣刺激し卵を成熟させ、自然な排卵を抑え、採卵して体外受精を行うといった方法が一般的です。
「卵巣を若返らせる」とは、性ホルモンが体内でつくられる過程において関与して、自然なホルモン生成を促進させホルモンランスを整え、卵巣機能を活性化させるという考え方です。
さまざまな要因はありますが、根本的な不妊原因としては卵巣機能の低下ということにほかならないからです。
そこを置き去りにしてはせっかくの不妊治療も効果が上がらないこと多くなってきています。
そこの関与において、
- 食事
- 睡眠の量や質
- ストレス
上記の乱れが、卵巣機能の力を奪っています。妊娠出産は女性の本能です。
本来の原因(卵巣機能の低下)を活性化させるためには
やはり「食事、睡眠、ストレス」から対処した方が良いです。
「妊娠しやすい体づくり」はここから始まります。
そこに漢方薬やサプリメントなどのアドバイスでさらに卵巣機能の回復を促していきます。
ですので、病院での不妊治療と「妊娠しやすい体づくり」を併用されている方は当店でも多くいらっしゃいます。
より根本的な精子や卵をつくるあなたの「カラダ」を作ることは、漢方の世界では「畑」によく例えられます。
よい畑だからこそ命の芽は芽吹くと、不妊治療技術が日進月歩で進んでいる現在、、、特に大事になってきていると感じています。
卵巣を若返らせるという考え方で卵巣を活性化すれば卵巣機能も向上してくるのですね。せっかく真剣に不妊治療するなら、卵巣機能の低下に対処していきましょう。カギはやはり「食事、睡眠、ストレス」ですね。生活習慣や妊娠しやすい体づくりにも、この不妊ブログが参考になれば幸いです。
根本的に、良い畑にしませんか
卵巣は活性化させれば、機能が向上してきます。日常生活を一つ一つ思い出して、何が原因か一緒に考えていきましょう。生活習慣の改善から、卵巣を若返らせてみませんか。妊活は練馬漢方堂がサポートいたします。