不妊の原因になるミネラルの亜鉛欠乏って?

食事の重要性を日々お伝えしている、みどり薬店店主の上田です。

漢方専門のくすり屋ですが、漢方を飲んでいただいて効果が良い悪いという事があります。

それはなぜか?

一つ目は、
腸内環境の悪化。
もう一つは栄養状態です。

昔と比べて腸内環境の悪化は、なんとなくわかるけど、、、、

栄養状態は良くなったのでは?

という声もあるかと思います。

そうなんです。
昔の栄養不良ではなく、現在においては新型栄養失調という言い方をされています。

カロリーは非常に足りている(過剰過ぎ)なのに対し、それを回せるだけのミネラルが足りていないということです。

体にほんの少しだけ。。。でも絶対に必要なもの
それが「微量栄養素(ミネラル)」です。

そしてこと生殖や精子の数や運動量、ホルモンバランスに関係しているのミネラルが「亜鉛」です。
細胞の成長や発育、生殖器の発育に重要な働きをするということから、不妊治療をしている方にとっては、ずいぶんと有名になったミネラル(別名:命のミネラル)ですが、その理由は亜鉛ミネラルが現代人に非常に欠乏しているという事実からなのです。

現在の精製されたご飯やパンには入っていません。
加工食品にも入っていません。
ストレスがかかると肝臓で亜鉛が消費されます。
重金属などを代謝するために流出がはげしい

など、

現代は亜鉛を体内にとどめておくのが難しいのです。

成人男性の精子数はおよそ50年間前と比べて半減しているといわれますし、WHOの発表では、精子の運動率も20年前と比べて80%から50%に落ちたという報告があります。

非常に短期間なので、食事の問題が影響しているのは間違いないと思います。
そこに亜鉛を含む微量栄養素は関係しているのは、栄養学からの視点であれば誰もが認める事だと思います。

亜鉛に関しては、30歳以上の男女50%が不足の可能性ありと言われている状況です。

ただ、亜鉛単独のサプリメントを摂れば良いかと言われればそうではありません。
体内では亜鉛単独で働くことはなく、色々な物質と絡んで力を発揮します。

質の良い物をお選びになるのも体づくりの一環として非常に重要になります。
妊娠出産の時にも非常に大事になるミネラルなので、生まれてくる我が子のためにも、ご自身の健康のためにも大事なことですね☆
「栄養医学」は単なる食事療法ではなく、すでにその域を超えてその人の持つ自然治癒力を引き出す事が栄養医学です。

栄養素を予防ではなく、「治療」に使う時代は到来しています。

最も欠乏しやすいミネラルのうちの一つの「亜鉛」、「命のミネラル」。

意識していきましょうね。

食材で最も有名で必要なその他のミネラルも補給できるのは「牡蠣」ですよ(^∇^)

 

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費用の目安は
女性の場合:一ヶ月2万円〜
男性の場合:一ヶ月1万円〜

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