乏精子症の方にとっては、精子の濃度、運動率、そして質のすべてが一気に上昇するような薬があれば良いですし、無精子症であれば精子が出てくる薬の出現を期待したいところですが、現実的には不可能と考えられています。
その理由は、その精子形成の複雑さ故です。
それでは、どうすれば良いのか?
それは、少しでも精巣にとっていい環境を与えてやることです。
そしてそれしかないのです。
ちゃんと役割を果たせるための環境。。。
精子をつくる工場である精巣や精子の気持ちになってみる。
例えば、禁煙。
精子は酸化ストレスに非常に弱いです。
精子の表面は油でできています。
言い方を変えれば非常に’サビやすい’のです。
喫煙は酸化ストレスのカタマリです^^;
また精巣は高温環境を嫌いますので、サウナや長風呂を避けること。
自転車やバイクも。(血流障害や高温環境を避けるためです、精子の適温は32〜34度です)
あと精液を貯めすぎないことも。
(精子が店員オーバーで運動率が下がります)
4日に1回ぐらいは出しましょう。
食べ物から飲み物にいたるまで現在は酸化物質で溢れています。
・質の良い油(例えば魚油のEPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸)
・ストレスの管理と睡眠の質(ホルモン活性の高い10ー2時にかかるの睡眠時間の取り方)
・血流改善(血行を良くし精巣に酸素と栄養を送る、腰痛を持たれている方は要注意‼)
少しの生活習慣から歯車が狂い、現在の男性の精子は非常にダメージを受けています。ただ、きちんと精巣が働ける環境を作ってやればきっちり答えてくれます。
ストレスからホルモンバランスを守り、体や精子のサビをとり、必要な血流と栄養を与えることは、体や心のバランスを重視する漢方や東洋医学が得意なことばかりです。
女性は卵子の質の問題があり、生殖可能年齢がある程度決められてしまいます。まずこの男性側の理解があると無いとでは、カップルの不妊治療や妊娠しやすい体づくりの進み方が桁違いに変わります。
男性側の自分たちの都合で、体づくりや不妊治療を遅らさせてしまうことや、自分たちには関係ないといった姿勢は子供を持つチャンスをどんどん減してしまいます。
私自身男性ですので、特にそう思うのです。
男性からのご相談も増えております。
夫婦間にカウンセラーが入ると、正しい情報はもちろんですが、さまざまな夫婦間の問題すらも進み出すことさえあります。
ぜひご相談をお待ちしております。
病院の紹介も行っております
費用の目安は
女性の場合:一ヶ月2万円〜
男性の場合:一ヶ月1万円〜
練馬漢方堂
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