不妊が原因不明の場合に考えられる5つの原因と、その場合の主な治療法

原因不明の不妊とは、不妊症の基本的な検査を行っても、悪いところが見あたらず不妊の原因がわからないことを言います

治療法としては、一般的な治療で様子をみて体外受精にすすむことがすすめられます。

 

原因不明の不妊のなかで原因として考えられること

  1. 着床障害
  2. 受精障害
  3. 加齢による卵子の質の低下
  4. ピックアップ障害
  5. 子宮内膜症

など実は多くの異常の可能性があり、原因不明の不妊は、現在の検査でわからないだけで理由は存在すると考えておいて良いでしょう

腹腔鏡検査をすると、一般的な不妊検査で異常がでない場合でも約55%に異常が見つけられるそうです。

現代の医学でも、原因不明があります
現代の医学でも、原因不明があります

 

着床障害

受精卵となっても、子宮内膜との相性が悪く着床に至らないことがあります。

免疫異常(自己抗体)が理由で着床がうまくいかないこともあります。

受精障害

精子と卵子が結合しづらい状態で、体外受精で精子と卵子を受精させる過程ではじめてわかります。一般不妊検査や治療ではわかりません。

加齢による卵子の質の低下

この言葉の通りの内容ですが、受精卵の分割の状態などで体外受精を行う過程において質の低下などがわかります。

ピックアップ障害

卵管采が排卵された卵子を取り込めないことをピックアップ障害と言います。

自然な流れでは受精卵自体がつくれないということなので、一般不妊治療では妊娠は難しいので、体外受精がもっとも効果的な治療法と言われています。

子宮内膜症

子宮内膜が子宮内部以外で増殖してしまう病気です。子宮内膜症の半数以上(7割とも8割とも言われる)が不妊症になると言われています。

さらに軽度なものは発見が難しく、腹腔鏡検査などをしてはじめてわかるような事も多いのです。

 

まとめ

原因不明の不妊では、体外受精に進んではじめてわかる不妊原因や、結果として妊娠への近道に体外受精がなることも多いです。

体外受精には費用が高いことや、通院の回数などの負担がありますが、
不妊の期間が長くなり年齢がすすめば、卵子の老化も問題になってくるのです。

私見ですが、体外受精を検討するのに早すぎるということはないと考えております。

特に30代後半の方は、パートナーと早急に検討しましょう。

原因不明でも、体質改善は必須です

原因不明の不妊の原因として現在もっとも注目をされているのが、 「ピックアップ障害」です。 あらゆる不妊検査を行っても原因がわからない時の原因は、この可能性が高いと言われています。ただ色々な問題が複合的に絡んでいる事が実際は多いはずです。 免疫異常や子宮内膜症が絡んでいるので、冷えやアレルギーなどの体質改善は体外受精を考えるなら、なおさら必須と言えるでしょう。練馬区の不妊治療をささえる薬店の練馬漢方堂は、あなたの妊活を応援します。