高齢の不妊治療に年齢制限はないけど。。

年齢制限はありませんが、女性の年齢が40歳を過ぎると体外受精による出産は7.7%です。45歳を超えると0.6%まで下がります

 

自分達の年齢と不妊治療のデータで考えてみる

具体的に不妊治療の年齢制限はありませんが、(閉経という終わりのタイミングはもちろんあります)先の将来に自分たちが納得できるかどうか重要とよく言われます。そのために、不妊治療データを参考にすることも重要です。

40歳以上で体外受精をした場合、妊娠された方は6回までで大体9割の方が妊娠されているようです

不妊治療のデータを元にして、自分たちの不妊治療をどう考えるかを決めていってはいかがでしょうか?

  1. 年齢を考えて何歳まで頑張る
  2. 体外受精は6回までで頑張る
  3. 費用を考えると体外受精を3回は頑張る

データを元にして、もしくは不妊治療の助成金の年齢制限を考えて、夫婦で話し合い一生懸命その間は夫婦で妊娠出産に向けて協力しあうという時間にすると決めることが大事です。

年齢制限なくても不安
年齢制限なくても不安

 

まだまだ知られていない、不妊治療や年齢のこと

晩婚化が進んでおりますが、閉経の年齢が50歳前後の事が多いところをみると、妊娠適齢期は確実に存在するようです。

生物学的にみると、妊娠、分娩に適しているのは20〜35歳までと考えられます

30歳を超えると頃から少しずつ自然妊娠の可能性は落ちていき、35歳から急激に低下するようです。体外受精を使っても40歳では13人に1人(7.7%)にまでおちます

という現状があるにもかかわらず35歳以上の初診平均年齢が77%です。

いつでも妊娠できるという間違った認識がまだ根深くあるようですね。

ご存知ですか?卵子は選ばれて排卵するのです

一個の卵子が排卵するのに 20歳代で約1000個の中から1個 30歳代で約500個の中から1個 35歳代で約100個の中から1個 40歳代で約10個の中から1個 の原子卵胞が必要です。 選べる候補が少なくなってくるんですね。 ですから、年齢が上がってくると数で勝負できなくなるので、より卵子や精子の質を上げていくことが重要になってくるんですね。 年齢が上がれば上がるほど卵子や精子の質を向上させる「妊娠しやすい体づくり」の必要性が増します。ぜひすぐにでもスタートしましょうね。 正しい知識や考え方が大事です。 むしろ情報量が多すぎて、自分に必要な情報がわからなくなっているということも多くあるでしょう。あなたにとっての正解をアドバイスさせていただけると思います。