40歳の未婚女性が妊娠出産のために考えておくこと

40歳で現在未婚ではあるが、近い将来結婚や妊娠出産を考えていて今からできることは何かあるかというご相談は結構あります。最近では仕事やライフスタイルの変化から30代後半から40歳でも未婚の女性はあたりまえになってきました。ただ高齢での妊娠出産に備えて未婚の状態から準備できることはあります。

要チェックですっ!
要チェックですっ!

 

40歳未婚女性が結婚してから妊娠するための準備

やはり20代と違い肉体の老化はどうしても避けられません。毎日の生活の見直しや運動習慣でしっかりメンテナンスをしていくという意識が必要です。今までの生活を変えるということは非常に難しいとも言われます。
しっかり継続していくために自分の意志だけでなく、カラダづくりの指導やアドバイスを親身になって行ってくれるお店を利用してください。

こちらのブログも参考にしてください⇒高齢不妊でも妊娠できる条件

 

体のコンディションを若々しく保つために使える漢方や東洋の知恵

東洋医学はその昔不老長寿を目指した学問でもありました。つまり「治療」よりも「予防」に重点がおかれ、いつまでも若々しく元気な体をつくるためにアレコレ対策がうてるのです。何千年も前からアンチエイジングを考えてきた学問が東洋医学ということです。
その知恵は妊娠しやすいカラダづくりに応用できます。若々しい肉体や卵巣機能を保つことは、その後の妊娠出産だけでなく産後に元気に子育てできるようなカラダづくりでもあるわけです。

こちらのブログも参考にしてください⇒不妊治療に使える漢方の良さ

 

健康な卵子を育てる卵巣をつくるためにはマイナスの発想で

妊娠する力は35歳をこえてくると年齢とともに下がってきますが、妊娠出産できないかと言われれば多くの方が妊娠出産できています。40歳をこえても妊娠出産するためには、妊娠する力(妊孕力)を妨げる様々な事をなるべくとっていくマイナスの発想が大事です。
良いことを足し算していくよりか、悪い影響を及ぼしている生活習慣(食習慣、運動習慣、睡眠習慣)をやめてから体に合った漢方をとっていくと体質改善が急激に早くなります。
年齢を重ねても体内年齢や卵巣年齢は若々しくいるための最短ルートを40歳をこえたらしっかり考える必要があります。

 

未婚でも不妊検査は受けておこう

40歳をこえて未婚でも、将来的な妊娠出産を考えるなら不妊検査は事前に受けておきましょう。なぜなら検査で分かるような不妊理由は最初から排除しておきたいのと、なにか疾患や理由がわかるならすぐにでも治療に入れますし、妊娠を考えるときに不妊治療も必要ならスムーズに入れるからです。時間的な制限もどうしても出てくることを考えると、余分な時間のロスを防ぐことができます。

 

まとめ

正しい美容法や運動法、健康法を継続できている方は、年齢を重ねても何も気にしていない人より若々しくいれるものです。より短時間で回り道なしに現在より妊娠しやすいカラダにどんどん近づいていけるように準備しておくことが大切です。40歳をこえた方はなおさらカラダづくりを基本に考えて妊孕力を下げないよう、または上げていけるようアドバイスを受けて下さね。

妊娠しやすいカラダづくりの期間を短縮するための漢方

漢方をつかった「妊娠しやすいカラダづくり」は通常での生活習慣の改善では年単位かかってしまうものが、それをグンと短縮するものという考え方でもご提案しております。多忙な中、思うような生活習慣の改善ができない場合もあると思います。その中でもしっかり改善していけるように、さらに生活改善できた中で漢方でカラダづくりできたらもっと妊娠しやすい状態にもっていくスピード感が上がるように考えていただけるとイメージしやすいのではないでしょうか。ぜひご相談をお待ちしております。

不妊の体質改善の目安は180日間

当店に不妊相談に来られている方には体質改善の目安は180日とお伝えしております。新しい何かをスタートするという時に、特に不妊という終わりが見えにくい話のときに明確な期間がわかると妊娠しやすいカラダ作り(不妊体質改善)に取り組みやすいですよね。

180日後に妊娠しているイメージを持って取り組みましょうとお伝えしております。

期間を設定することで集中力もアップ!
期間を設定することで集中力もアップ!

 

卵子の成長には180日かかります。それが体質改善の一つの目安

良質な卵子ができるまでに最低90日はかかるとされています。排卵日にはすでに3周期後の卵胞が成長を始めているということですね。
当店ではカラダをづくりの時間も重ねて180日卵子の成長にかかるとお伝えしております。それを体質改善の目安として考えられてはいかがでしょうか。質の良い卵子や精子をつくるための食生活を含めての生活習慣上のアドバイスをさせていただいて、それに漢方薬を考えると体質改善のスピード感が上がると考えております。

 

体質改善ですることの具体例

ここでは基本的な事項も含めて体質改善につながる具体例を挙げていきます。

  • 1セックスの回数
  • 2冷え症の改善
  • 3甘い物や粗悪な油の摂りすぎを防ぐ
  • 4ストレス度数の軽減
  • 5睡眠の質
  • 6アレルギーの改善
  • 7肥満の解消
  • 8旬を意識した食生活
  • 9入浴の習慣
  • 10禁煙や禁酒
  • 11適度な運動
  • 12過度なカフェイン接種を避ける

1セックスの回数

基本的な話ですが、夫婦生活が多い方が当然妊娠率が高くなることと性的な接触が多ければ多いほどホルモンの活性が上がるようです。ですのでタイミングだけとってセックスするという事は必要ではありますが、それだけにならないように夫婦で工夫していきたいですね。

2冷え性の改善

体を温める力が失われているということは、体の活性が低く代謝が悪い状態になりやすいです。老廃物がたまりやすく疲れやすい、むくみなどでまた冷えるといった悪循環に陥りやすく命が芽吹きにくい環境にあると言えます。冷えは集中して改善するといった意識がとても大事です。漢方も非常に有効に働きます。

3甘いものや粗悪な油の摂りすぎを防ぐ

甘いものや粗悪な油は精子や卵子の質を落としてしまいます。細胞自体のレベルを落としてアレルギーも起こりやすくなります。甘いものや粗悪な油は、過去の日本ではほとんど存在しなかったものですが、コンビニなどが多く存在するようになった現在では口にしない日はないという人も多いのではないでしょうか。

4ストレス度数の軽減

ストレスを受けることは避けれませんが、ストレスをためないようにすることは可能だと思います。抗ストレスに働くような漢方や愛のあるセックスもストレスに有効です。ストレスのダメージから体を守ることは妊娠しやすいカラダをつくることに不可欠です。

5睡眠の質

質の良い眠りは成長ホルモンを促進させ体をリフレッシュさせる大事な時間です。そしてこの時間に精子や卵子の成長も加速するようです。ストレスから脳を守りホルモンバランスを保つためにも質の良い睡眠は欠かせません。

6アレルギーの改善

花粉症などのアレルギー人口の増加に伴って不妊の人口も上がっている側面から、卵子や精子に対するアレルギー反応が不妊の一因になってると言われています。他者の遺伝子を受け入れるという事をアレルギー反応で拒絶してしまうのです。アレルギーの体質を正すことは不妊の体質改善につながってきます。

7肥満の解消

肥満の方はやせると精子も卵子も質が上がり妊娠率も上がることがわかっています。脂肪は断熱効果はありますが組織自体は血管がなく冷やしてしまいます。内臓周りにつきやすいので子宮や卵巣の冷えにもつながると考えております。体質を変えるのに非常に有効なのでぜひ肥満の方は正しいダイエットに取り組みましょう。

8旬を意識した食生活

旬の食べ物には「気」があると東洋医学では言われています。その季節に合った体をつくってくれる食べ物という事になります。事実栄養価も旬のものの方が良いようです。どんな食べ物を口から入れるかによってどんな体がつくられるかが大きな基本と言えるでしょう。

9入浴の習慣

現在では入浴の習慣がなく、シャワーだけの方も多くなってきています。入浴は水圧によるマッサージ効果と共に体をあたためる事で血流を上げ老廃物を溜まりにくくし寝ている間の回復力を上げてくれます。また睡眠の質を上げてくれ体質改善には大きなサポートとなるでしょう。

10禁煙や禁酒

当然禁酒や禁煙はできた方がいいのは間違いないのですが、習慣となっている場合なかなか止めれずについつい続けてしまっている方も多いです。特に禁煙は妊娠率が半分にしてしまうという報告もあります。流産率も軒並み上昇するのでこの180日間を良いキッカケとして夫婦で取り組みましょう。

11適度な運動

運動習慣がないという事は現代人にとって大変な問題となっています。筋肉を使うような運動量や動きが少ないために非常に疲労がたまりやすいのです。適度な運動はストレスをとる効果と肉体を作り変えるのに非常に有用です。夫婦で運動習慣を始めると「夫婦共通の時間」としてコミュニケーションが上がるといったことも良く言われますよ。

12過度なカフェイン摂取を避ける

水分補給が「ほとんどコーヒーしか飲まない」といった方も多くいらっしゃるようです。コーヒーに含まれるカフェインは興奮剤としての側面があります。リラックスした心とカラダをつくる上では一日1~2杯くらいを目安にしましょう。

全て改善できたらいいですが、実際お仕事などの都合により無理な場合もあると思います。この中で当てはまるものがあれば、180日後を目標に一つでも二つでもいいので夫婦で取り組んでいけたらいいですね。あなたの状況に応じてさらに具体的なアドバイスもさせていただいております。

 

妊娠がゴールではなくスタートということを知っておくと準備が必要だという事がわかる

普段の生活習慣が排卵に影響しているという事を意識してください。
妊娠する前から子育てが始まっているといった言い方をする場合もあるのは、妊娠してからでは遅い場合がほとんどだからです。妊娠し母子ともに健康な妊娠中、出産を迎えるために妊娠する前から準備が必要です。
不妊治療も有効な方法の一つですがその前に妊娠しやすい状態をつくっていくという事はさらに重要という事でしょう。当然不妊治療の成功率を上げるためにもです。

 

カラダを妊娠しやすくするのに効率を良くするのが漢方

妊娠を考える年齢は、お仕事をされている方にとっては仕事量が増えてくるような社会的な立場であることも多いです。なかなか生活習慣を変えることが難しいけど、よりよい状態にしていきたいからという理由で漢方薬やサプリメントを考える方も多いでしょう。
全て自力でやるという事は時間がかかるうえで現実的ではない場合もあります。妊娠できるような準備を整えるのに便利よく効率化を図るものとして漢方薬やサプリメントを考えるという事が重要かもしれません。

 

まとめ

不妊は時間との勝負になる場合もあります。不妊においての体質改善においてはできるだけスピーディに結果が得られるようにカウンセリングを行い貴女にとって必要な180日間のプランをご提案しております。
単純に仕事に追われて半年経過していたというよりも、時間は半年経過するけどホルモンの状態や冷えの状況など低湿改善を意識し、引いては卵子の質を良くすることを目指していきましょう。

妊娠しやすいカラダに向かってプラスを積み上げていきましょう!

始めようと思った時に、正しい方法でプラスを積み上げていく事が妊娠しやすいカラダへの近道です。回り道をすることなく真っ直ぐ進んでいただけるようにアドバイスさせていただきます。できる範囲でできることを効率よく進めていく事が重要です。貴女のライフスタイルをお聞きしてご提案していきます。

漢方相談ができる、練馬漢方堂です

当店は漢方専門の相談できるくすり屋です。ただほとんどの方が今までくすり屋でのカウンセリングを受けて漢方を購入した経験がある人は少ないと思います。

ですので「実際どういう事をするのか?」「カウンセリングはどんな流れですすんでいくのか?」がよくわからないので不安というお声も聞くことがあります。ここでは漢方相談の考え方と流れをご説明しておきます。

しっかり一度相談してみましょう
しっかり一度相談してみましょう

 

漢方相談の流れ

  1. カウンセリング
  2. 漢方説明

簡単に説明するとこの流れになります。ただこの「カウンセリング」という事をあまりやったことがないので順に説明していきます。

カウンセリング

当店の漢方のカウンセリングは問診舌診をメインにして進んでいきます。問診にて色んな体調や体の状況をお伺いしどんな体質の方かという事をつきとめていきます。

場合によっては悩んでいるのと全く関係ないと思われるような質問もあるかもしれません。西洋医学とは違って体質によって選ぶ漢方薬が違うのです(例えばもともと冷え性の人と暑がりの人が風邪をひいた場合では選ぶ漢方薬が違う)。

さらに西洋医学的な病名が同じでも症状が違えば選ぶ漢方薬がちがいます(例えば風邪でも、寒気からはじまる風邪と熱やのど痛からはじまる風邪もあるということです)、体質や症状に合わせた漢方を選ぶためにカウンセリングには30~60分はいただいております。

漢方説明

カウンセリングによって得た情報から体質を考えて漢方薬を選択します。それをご説明していきます。実際に「どういう役割や効果を狙ってこの漢方薬を飲んでいるのか、なぜこの組み合わせなのか」知って飲む事も重要です。

ここまでお聞きになられてから、購入するかどうかをご検討いただければと思います。

 

当店でのアトピーやダイエット、不妊の相談以外の相談で多いランキング10位

当店での特に多い相談はアトピーやダイエットや不妊になるのですが、それ以外でも多いご相談をランキングでまとめてみました。

  1. 頭痛・めまい
  2. PMS・生理不順・生理痛
  3. うつ
  4. がん
  5. 不眠
  6. 認知症
  7. 更年期
  8. 貧血
  9. 甲状腺疾患
  10. 敏感肌・にきび

不妊相談においても、実際には生理不順や生理痛や排卵痛などを合わせて相談されるケースも多くあります。他にも男性の精力のお悩み脱毛喘息リウマチなんかもよく相談としては多く受けます。

あなたのお困りの相談はありましたか?

 

西洋医学と東洋医学は得意分野が違う

病院の治療(西洋医学)はもともとは緊急の状態の救命に優れており薬や手術の素晴らしい技術進歩は目の見張るものがありますが、言い換えると薬や手術で自覚症状をとったりすることは本当の意味で【治っている】とは言えないという事です。

なぜ調子がわるくなったかという部分の解決がなされないと、いつまでも薬を飲み続けないといけなかったり再発の可能性を常に抱えたままということになるのです。

つまり症状を抑える対症療法ではなく漢方相談では困ってる症状を招いてる原因を良くすることを考えれるのが最大のメリットでしょう。

 

予防医学としての漢方

西洋医学で苦手な部分がもう一つあり、それが予防です。何か起こってからでないと手が打てない西洋医学に対して、まだ起こってない段階から体質に合った漢方でアレコレ手を打つことができ、病気にならないようにするという事が漢方は得意です。

漢方の考え方で「そもそも病気にならないようにする」ということに最大の力を注いできたという歴史の流れがあります。言い換えれば何千年も前からアンチエイジングを考え若々しく健康にいるという事を考え抜いた学問でもあると言えるでしょう。

 

ちなみによく質問される漢方の味について

漢方相談をしているときに良くある質問の中に「漢方の味」について質問を受けることがあります。

確かに人によっては味が苦手で飲むことが苦痛という方もいらっしゃいますが、最近では錠剤やカプセルのもの開発されており味のトラブルを避ける提案もできます。

また本当に体に合っているものであれば、あまり不味いと感じないということも良く漢方の世界では言われることです。味についても気軽にご相談できますのでご安心くださいね。

 

まとめ

基本的に当店に相談に来られる方の共通点があります。「病院に行っているが満足いかない、もしくは良くならない」といった方が主に来られます。

アトピーをはじめとするアレルギー疾患、ダイエット、不妊はもちろん上記に書いてある病気や症状は病院の治療でうまくいかないケースも多くあります。ダイエットなどは病院の治療の範疇外ですし、慢性疾患の場合は多くの場合症状を抑えたりコントロールする薬を出されている場合がほとんどです。

西洋医学と東洋医学のいいところをそれぞれうまく利用していけばいいと思います。

ぜひ病院でうまくいかない方やお悩みを持たれている方は、お1人で悩まず漢方をご検討ください。

まずは漢方相談を一度受けてみられることをお勧めいたします。

漢方は効果が強い弱いではなく体質に合うかどうかがすべて

漢方薬は効果が強い弱いというのはありません。体質と症状に合っているかどうかが全てです。体質や症状に合っていなければどんな漢方薬も効果がでません。つまりカウンセリングを受けてしっかり漢方薬を選ぶ漢方相談が必要だという事を知っておきましょう。ここが重要なポイントですよ。

夏バテと、妊娠症状の違いについて

夏バテと妊娠初期の症状はよく似ています。夏バテと思っていたら妊娠だったといったような話も良く聞きます。基本的には妊娠検査薬産婦人科に行って確認するのが確実ですが、夏バテと妊娠の症状についてまとめました。ぜひ参考にしてください。

妊娠の可能性があるひとは気軽に夏バテと考えない事
妊娠の可能性があるひとは気軽に夏バテと考えない事

妊娠の可能性があるひとは気軽に夏バテと考えない事

夏バテの症状とは

  • 食欲不振
  • 全身倦怠感
  • 下痢や便秘
  • 頭痛
  • 微熱
  • めまい
  • 吐き気

夏バテは急激な温度差内臓の冷え栄養バランスの崩れ、睡眠不足などから自律神経のバランスが崩れてしまい起こります。

心臓の動きや血圧の調整、食べ物の消化や体温調整など命を維持するうえで必須の機能をコントロールしている自律神経のバランスが崩れることから上記の様な体調の悪化がでます。

 

妊娠初期の症状とは

  • 異常な眠さ
  • 匂いに敏感になる
  • 熱っぽくなる
  • 唾液や鼻水が増える
  • 足の付け根や腰が痛くなる
  • 悪心(ムカムカ)やゲップが増える
  • 食欲や味覚の変化
  • おりものの変化(茶おりなど)
  • 胸やお腹の張り
  • めまいや頭痛
  • トイレ回数の増加
  • 便秘や下痢

やっぱり夏バテと症状が被ることが多いみたいですね。基本的に妊娠による体調の変化は生理予定日の一週間後から出ることが多いと言われています。もっと早くに感じる方もいて、場合によっては妊娠予定日の前から感じるといった人もいます。

ただ夏バテはだいたい症状は似ていることが多いのに対して、妊娠の症状は個人差が大きいという事も知っておきましょう。

 

夏バテを防ぐために必要な4つのこと

  • 睡眠をしっかりとる
  • 適度な運動をする
  • 胃腸を冷やさない
  • ミネラルの多い食事をとる

以上の4つが非常に大事だと言われています。

睡眠をしっかりとる

夜は寝苦しければクーラーは使ってよいので外気と5℃以上変化を出さない事。一般的には28℃以下にはしないようにしましょう。

適度な運動をする

激しい運動ではなく、朝夕の適度な散歩などで体を動かすことが自律神経の乱れを防ぐポイントです。

胃腸を冷やさない

冷たい飲食を続けると、内臓の機能低下が起こりバテやすくなります。冷たいものをとったとしても最後にはあったかいものを飲むなどの工夫があるといいでしょう。

ミネラルの多い食事をとる

また食欲がなくなりやすく汗をかきやすいことからミネラルが不足しがちなのでミネラルが多い食事を意識してとりましょう(味噌汁・緑黄色野菜、貝類など)。

夏バテによく効く漢方薬もあるので予防にも現在夏バテに困ってる時にも使えます。基本的には夏バテは体の余分な水分を除き、胃腸を元気にしていく漢方薬です。胃腸は食べ物からエネルギーを作り出す大事な器官です。漢方では胃腸を本当に大事にします。ぜひ漢方薬を利用するのもいいと思います。

 

妊娠の症状を防ぐために

つわりなど妊娠の症状は原因もはっきりしてない事がおおく、原因がわからない以上「特効薬」はありません。ただ漢方による妊活でコンディションを整えて妊娠すると妊娠中も比較的妊娠の症状も軽くてすむことも多いです。

つわりなどで体調悪化を防ぐ妊娠中も飲める漢方薬もあります。当帰芍薬散は安胎薬として有名ですし、小半夏加茯苓湯はつわりに有効です。ぜひ漢方薬局へ相談し利用しましょう。あんまりひどい症状なら迷わず病院へ行きましょう。

 

妊娠時は基礎代謝が上がり、疲れやすく夏バテも引き起こしやすい

妊娠中は夏が一番つらい季節だと言われます。妊娠すると体温が高いなどの体温調節に影響がでるので、夏バテや熱中症にもかかりやすい。妊娠する前の気持ちで外出など簡単に考えないように、暑い日中の外出などは避けた方が良いでしょう。

 

まとめ

どうやら夏バテと妊娠の症状の違いは、個人差も大きく夏バテか妊娠か分かる人もいるようですが、本当に体にでる症状が似ており判断がつかない場合もあるので、妊娠の可能性がある方はいち早く検査薬や産婦人科にて確認することが大事です。

夏バテ妊娠中の体調悪化の予防にも、妊娠中の夏バテにも、しっかりとした睡眠や体や内臓を冷やさない事、適度に体を動かすことが大事です。

ただ妊娠中は無理が禁物でもあるので漢方薬でのコンディショニングを考えても良いと思います。ぜひご活用ください。

夏バテを毎年するという方は特に注意を払っておきましょう

毎年夏バテを起こしているという方は、毎年自律神経のバランスが大幅に乱れてダメージを受けていると認識しましょう。胃腸のコンディションが悪い方や虚弱体質の方、貧血傾向の方、生活スタイルや食生活に問題がある場合もあるでしょう。そういう場合に妊娠し夏を妊婦で迎えることのデメリットは怖いと思います。短時間でしっかり自律神経のバランスや内臓の力をつけるためにも漢方は便利ですよ。ぜひお問い合わせくださいね。 不妊についてですが漢方の特徴も書いてる記事があったので参考にしてください⇒体を強くしていくという現代医学にはない漢方の特徴

未妊(みにん)という言葉の意味は?

未妊という言葉はご存知でしょうか?この言葉が世に出て10年ぐらいになるのではないでしょうか。不妊でなく未妊。

私は漢方を専門として不妊相談をさせていただいていますが、この未妊という言葉を知った時に、まさにご相談にのらせていただいているお客様の状態を表していると感じたのを覚えております。

妊娠する準備を整えよう!
妊娠する準備を整えよう!

 

不妊と未妊は違います。未妊とは?

不妊症妊娠できない事ですが、未妊ただ単にまだ妊娠していないということを指します。このような言葉が生まれた背景として「妊娠できる状態でないから妊娠に至ってないだけで、不妊ではない・・・」そういう方が本当に多くなってきているという事でもあると思います。

原因不明不妊も含めてさまざまな卵管や卵巣、卵子、精子の機能低下にまつわるものが多いです。アレルギーが関わっている不妊も増加してきています。

まさに不妊ではなく妊娠できる準備が整っていないだけかもしれません。未妊という事ですね。 現在では本能とも呼べる妊娠出産の機能を狂わせてしまうような生活習慣や食習慣が、当たり前のようになってきてしまっているということだと考えています。

 

最初に未妊という言葉が世に出たのは河合蘭さんの著書

最初はジャーナリストの河合蘭さん著の【未妊ー「産む」と決められない】で、子供が欲しいのに一歩踏み出せないままとどまっている状態で自分で産もうと決めれないという女性たちのことを「未妊」と名づけています。

この著書では現代女性は子供は欲しいけれど自分の時間がとられることに強い抵抗感があることや、不妊症の不安がとても強いことが特に印象的なレポート集となっています。

河合蘭著 未妊ー「産む」と決められない⇒http://booklog.jp/item/1/4140881798

最近よく言われている未妊は、名付け親の河合さんの意味とは違ってきています。繰り返しになりますが現在よく使われる未妊とは「自分で産むという事を決められない」という意味ではなく、妊娠にまだ至っていないだけで準備中という意味です。

 

未妊の場合の対処は「妊娠しやすいカラダ作り」

妊娠できる状態にするため「準備」を整えていく事に尽きます。例えば当店では漢方を使って妊娠しやすいカラダ作りをご提案しています。

調子を崩している症状がある場合、例えば生理不順生理痛PMSなどから冷えや貧血、ストレスに至るまで漢方での治療対象になります。

調子を崩している症状がなくとも妊娠しやすくしていくために、卵巣や卵子や質を上げていく事を効率よくするために漢方や漢方の知識をもとにアドバイスしていきます。

 

まとめ

未妊という言葉で非常に心が軽くなったといった事もよく聞きます。準備が整っていないだけで準備が整えば妊娠するという事です。妊娠は女性の本能です。

不妊治療よりももっと先にやることとして基本的な部分の妊娠しやすいカラダ作りの意識を持つことが大事です。未妊の時間をうまく使って赤ちゃんを授かる準備を整えてきましょう。

妊娠に関して意識改革が進んだこの10年

結婚適齢期という言葉がなくって、色んな価値観や生き方が出てきていますが、妊娠の適齢期は生物である人間には決まってるという事ですね。晩婚化が進む中、妊娠適齢期を過ぎて子供を持ちたいと思った時に妊娠するための準備は必要という意識を現代人はもっておくという事が高齢妊娠出産を望む方に必要なことといえると思います。未妊という言葉もそういう時代背景から生まれた大事な言葉ですね。 こちらの過去ブログも参考にしてください。 未妊の時間をうまく過ごすことによって卵巣や精巣の能力は上げられます⇒高齢不妊でも妊娠できる人の2つの特徴

不妊治療に漢方薬を合わせると妊娠しやすくなりますか?

不妊治療と並行して、妊娠しやすいカラダ作りをつくるために漢方薬は適しています。漢方薬と馴染みがない方もなるべくわかりやく、簡単ですが紹介していきたいと思います。

漢方を不妊治療や妊活に取り入れよう!
漢方を不妊治療や妊活に取り入れよう!

 

妊娠するという【本能】を引き出す漢方薬

女性にとって妊娠するということは、体に備わった「本能」とも呼べるものです。ただ、現在はさまざまなことでその本能が発揮できない状況に追い込まれていることが多いのです。

妊娠という本能を乱してしまう3つの要因

  • 加齢
  • 冷え
  • ストレス

50年前の日本人と比べても明らかに晩婚化も手伝って、妊娠したいと思った時期に上記の項目の3つ、加齢・冷え・ストレスの負担が増えているのが現状ではないでしょうか。

それが基本的に体に備わっている妊娠するという本能の力も落としていっています。加齢・冷え・ストレスのそれぞれ漢方薬で対応できる事があるのでご紹介いたします。

 

加齢

漢方はそもそも何千年も前から究極のアンチエイジングを考えてきた学問です。何か病気になってから対処する西洋医学とは逆の発想で、そもそも病気にならないようにより元気に年齢を重ねていけるように考え抜かれた学問です。

ですので年齢による体の機能はもちろん卵巣の衰えを防ぐような考え方や漢方薬に数多くあります。

不妊症に良く使われる加齢に対する漢方薬
鹿茸大補湯(ろうじょうだいほとう)
http://k-suisinkai.jp/recommend/4987045196454/index.html/

漢方では植物の葉や根だけでなく、気血精(きけつせい)を補う力を漢方薬で出そうとするときには【動物生薬】を使用します。この場合は鹿の角である鹿茸(ろくじょう)を使用している漢方薬です。体を温めて造血する力が強く冷えを良くし卵巣を元気にする事が期待できます。

冷え

漢方では寒熱(かんねつ)の考え方が中心にあり、冷えを機能低下の指標として非常に重要視しています。西洋医学において冷えは対処の方法は少ないのです(そもそも西洋医学には冷えを治そうという考え方はありません)。

冷えはホルモンバランスを崩し老化をはやめます。温活(おんかつ)という言葉もあるように漢方では温めることにより、ホルモンのバランスを良くすることができます。
不妊症に良く使われる冷えに対する漢方薬
芎帰調血第一加減(きゅうきちょうけつだいいちかげん)
http://www.kotaro.co.jp/kampo/explain/kyukichoketsuin-exp.html/

温めながら血液の流れをよくしていく漢方薬です。特にストレスの関与もある冷えや血行不良によく使用します。生理痛や排卵痛も使用目標になります。

ストレス

体と心を表裏一体として同時に考えて漢方をご提案することがほとんどです。ストレスは気の流れを止め、自律神経やホルモンバランスを乱し、免疫力も低下するなどして妊娠するという本能を妨げる大きな理由となります。

漢方は気の流れを良くするという理気剤という種類の漢方薬を使用することによりストレスによる体のダメージから体を守ります。
不妊症に良く使われるストレスに対する漢方薬
加味逍遥散(かみしょうようさん)

http://www.jps-pharm.com/product/item/4987438060768.html/

気を巡らす漢方薬の代表処方です。基本的には生理前のイライラやストレスから体調を崩す方にはよく使用します。血流を良くする漢方薬との併用でよりストレスによるダメージを減らして心身のバランスを整えていきます。

 

漢方薬を合わせて不妊治療の成功率を上げる

以上のように西洋医学では対処しきれないようなことも東洋医学の知恵である漢方を組み合わせることによって、不妊治療(西洋医学)の不足を補うといった事が出来ます。痒いところに手が届くといったイメージでしょうか。

病院で困るのはやはり「質」の問題です。卵子や精子、子宮内膜など自身の能力以上のものはできません。冷えていれば冷えている卵子が、ストレスを感じていればストレスの影響を受けた精子が、高齢であれば高齢な卵子や精子ができるものです。

それに関して対処でき「質」を変えることができるのが漢方薬の良い所ですね。

 

まとめ

不妊治療に漢方薬は体質を選んで選べば、妊娠はもちろん妊娠中や出産、産後までフォローできるカラダ作りを応援できます。

実際には不妊ではなく未妊(みにん)と呼ばれる状態の方が日々のカウンセリングにおいて多く見受けられます。未妊とは「妊娠できる状態ではない」という意味です。

加齢やストレスや冷えによって妊娠できる状態にないので、妊娠するという本能がきちんと働かないといった感じでしょうか。妊娠できるような状態をつくることが、自然妊娠はもちろん不妊治療を行った場合でもその成功率は高まるでしょう。

漢方薬を服用する場合はカウンセリングを受けてくださいね

漢方薬を服用する時には、ぜひカウンセリングを受けてからにしましょう。例えば「冷え」という状態に対して漢方を考えるにしても、ストレスから冷えている場合や体を温める力が弱っている場合など様々な状況が考えられます。もともとの体質や生活スタイルと合わせて漢方薬の構成を考えて提案する必要があり、体質を考えたものでない場合服用しても効果的ではありません。不妊治療中の方も、自然妊娠を狙う方もぜひカウンセリングを受けて提案を聞いてみてくださいね。

不妊治療のせいで障害児が生まれるリスクはどうなりますか?

不妊治療で障害児が生まれるリスクは自然妊娠の場合と同程度です。
国内外の報告から不妊治療のせいで障害児が生まれるリスクが上がることはありません。

大丈夫ですよ
大丈夫ですよ

 

不妊治療の障害児のリスクは自然妊娠と同程度

母親の年齢にかかわらず染色体異常などの障害児が生まれるリスクは誰にでもあります。
ただ高齢の方は卵子や精子も高齢であるために染色体異常も起きやすく流産の危険性が高く障害児のリスクが若い年齢の時よりも非常に高くなります。
(確かに20代と比べると40代は「ダウン症」出生率は10倍に増えます)

ただ高齢の方は不妊治療を利用している割合が高く不妊治療のために障害児が多く生まれるなどの誤解を生むことになったのだと想像できます。

ただ実際は自然妊娠した時とリスクは変わりません。

 

精子や卵子の質を上げることことはできない不妊治療

妊娠は授かりものと言われます。 その理由はどんな薬や技術でも卵子や精子の質を上げることはできないのです。 だから高齢化による卵子や精子の老化が問題となるのです。

最先端の不妊治療といえど、最終的な所は自然の摂理に沿っていると考えています。

なぜなら「受精」や「着床」などを現代医学は手助けはできても、させることはできません。

あくまで「受精」や「着床」をするのは卵子や精子の質や力により行うことができます。

 

自然でも不妊治療でも妊娠できたということは生命力があるということ

生命力のない卵子や精子では、自然淘汰されます。
生きていくことが不可能であれば受精や着床、そしてその後胎児が体内で生きていく過程のなかで命のステージを降りる(流産)こととなります。

つまり「受精できている」「着床できている」「妊娠が継続できている」という事自体選ばれた命であり、生命力があるということになるわけです。
そのお手伝いに人工の医療の力が入ろうが入らまいが関係はないと考えています。

不妊治療は無理やり不完全な命を人工的に作りえるわけではないのですから。

 

自分の分身である卵子や精子

卵子や精子の質の低下を防げるのは、卵子や精子をつくるあなた自身のカラダの能力を向上させること以外に
方法がありません。病院で困るのはやはり「質」なのです。

自分自身のコンディション以上の卵子や精子はつくりえないのです。
食生活が悪ければ、それを材料としてつくられる卵子や精子ができます。

冷えがあれば、冷えている卵子や精子が、運動不足であれば、運動不足の卵子や精子が、
ストレス状態の方は、ストレス状態の卵子や精子が、疲れているのなら、疲れている卵子や精子がつくられるわけです。

 

まとめ:だから大事な妊娠しやすいカラダ作り

精子や卵子が自分の分身という事から妊娠しやすいカラダ作り(妊活)が大事なわけです。精子や卵子をつくる肉体をより若く生殖能力を高めるという事です。

受精しやすい状況や場は不妊治療が作りえますが、実際には質を伴った卵子や精子がなければ受精もしないし着床もできないし、胎児がそのまま育ちはしないのです。

不妊治療だけでなく妊活しましょう。

自然でも不妊治療でも決め手は卵子や精子の質!

不妊治療でも自然妊娠でも、結局のところ根本的な妊娠率を左右するのは、 生命力がある卵子や精子であるかどうかです。妊娠する力とは、そういう卵子や精子を 作り上げる力のことを指しています。それを引き上げれるのは漢方であり、妊娠に向かない 普段の生活をどれほどしないかによって来るのです。卵子の成長には180日です。 そんな期間を集中して6か月(180日)つくりましょう。

不妊でストレスがたまります。どう解消したら良いですか?

不妊でストレスがたまることはよくあります。不妊が原因で、精神的にプレッシャーがかかり、ノイローゼというか、うつ症状になったりして、夫婦間の悩みになったりすることもあるでしょう。

また妊娠できない原因として、不妊のストレスが原因であることもあります。ですので、不妊でイライラすることもあります。

今回は、そんなストレスをどうやって解消するのかをご紹介したいと思います

ストレスが、不妊の原因になることは明らかです。ストレスの対処法は人それぞれ違うと思いますが、私は次の事をオススメしております。

不妊で悩んでる期間の「意味づけ」をする

です。

単純に不妊の期間として悩んで過ごすか、子供を待っているこの不妊の期間をどういう時間として意味づけして将来夫婦のかけがえのない時間とするようにするかでストレスのかかり方は違います。

まずはお互いについて、二人の将来についていっぱい話をする所からはじめましょう。以下のステップがオススメです。

ストレスを減らすには?
ストレスを減らすには?

 

  1. パートナーとの相互理解を深める
  2. ストレスを解消するためには目標をもって行動する(食事、生活習慣、漢方、温灸など)
  3. カウンセリングを受ける

パートナーとの相互理解を深める

意外と子供について、不妊治療について、二人の将来について二人の話し合いがない場合が多いことです。

互いの意思疎通がとれてないまま不妊治療に進んでたりすると、「夫が協力的でない」や「ケンカが絶えなくなった」など、一番味方になるべきパートナーとうまくいかないという事態に発展してしまう事もあるようです。

まずは「本当に子供がほしいのか?」しっかり改めて話してみてください

このステップが大事なのです。特に男性の当事者意識を高めて、お互い支え合うために。

夫婦とはいえ他人です。話をしなければわからないことがたくさんあるものです。

そこをサボってしまっては後のトラブルを招きます

妊娠は二人で100%になればいいとよく言われます。妻が20%しか出せなければ、夫が80%だせばいいのです。夫が30%なら妻が70%を出すと言ったイメージです。

カバーし合うという意識が大事です。当たり前のことですが、子供ができるまでは、夫は妻のことだけを、妻は夫のことだけを考えるくらいでちょうどいいのですから。

まだ見ぬ子供より目の前のパートナーをしっかりみましょう。ここができているかどうかがストレスに対して負けないキモの部分です。

ストレスを解消するためには目標をもって行動する

協力体制が整ったなら、二人の生活改善の目標を決めましょう

まずは食事や生活習慣を見直すことです。病院ではあまり言いませんが、当然自分の食べた物と生活習慣で私たちの体は100%できています。

その体から作られる精子や卵子も同じです(運動不足なら運動不足の精子や卵子になるということです)

基本的に健康になることなので、この期間に見直していきましょう。

目標をもって二人で努力できていると、ストレスを受けにくいようです。
またストレスから体を守るタイプの漢方や温灸も有効です。

西洋医学にはない「温めること」「ホルモンや自律神経のバランスをとる」という考え方から生まれた漢方や経絡がたくさんあり、ストレスをためにくいようにできたり、ストレスからの体調不良を回復させたりできます。

また食事や生活習慣改善の効果大幅にアップさせることができるはずです。

私が漢方や温灸の効果のイメージをお伝えする時に言うのが、食事や生活習慣だけで冷えや低体温を改善しようとすると、年単位でかかったものが、漢方や温灸を使うと1〜2ヶ月でできてしまうイメージです。

3、カウンセリングを受ける

不妊の悩みは、誰にでも話せる悩みではありませんよね。

もし話せたとしても相手が困ってしまったり、専門家でないために的確なアドバイスもない場合が多いのではないでしょうか。

つまり、「相談する所がない」というのもストレスになります

実は人に話したり相談するだけでストレスって解消されます。

相手がカウンセラーなら、違う目線や考え方、今一番考えないといけないことなど的確にアドバイスをもらえたり一緒に考えたりしてストレスに対抗する有効な手段です。

 

まとめ

不妊のストレスを解消するには、上記3つのステップにしたがって行動するのをおすすめします。

不妊が原因で、うつになったり、プレッシャーを感じて、ノイローゼになったり、悩みが多くなったりする方もいらっしゃいます。妊娠できない原因は、原因不明の場合もあるからです。

まずは、夫婦間で話し合い、目標を持って行動するために、カウンセリングを受けてください。

不妊の期間が、ご夫婦にとって良い期間となることを祈っております。

夫婦の力を高める良い期間です

結婚したから夫婦になるわけではなくて、自分たちに起こる様々な問題を二人で協力して解決していく中で本当の夫婦になっていくものだと思います。互いがそういう思いになると、不妊の時期を「子供がいないこの時期だからこそできること」を考えるようになりえます。不妊の期間を夫婦の力を上げる期間としたカップルはストレスにも強いですよ。

不妊が原因不明の場合に考えられる5つの原因と、その場合の主な治療法

原因不明の不妊とは、不妊症の基本的な検査を行っても、悪いところが見あたらず不妊の原因がわからないことを言います

治療法としては、一般的な治療で様子をみて体外受精にすすむことがすすめられます。

 

原因不明の不妊のなかで原因として考えられること

  1. 着床障害
  2. 受精障害
  3. 加齢による卵子の質の低下
  4. ピックアップ障害
  5. 子宮内膜症

など実は多くの異常の可能性があり、原因不明の不妊は、現在の検査でわからないだけで理由は存在すると考えておいて良いでしょう

腹腔鏡検査をすると、一般的な不妊検査で異常がでない場合でも約55%に異常が見つけられるそうです。

現代の医学でも、原因不明があります
現代の医学でも、原因不明があります

 

着床障害

受精卵となっても、子宮内膜との相性が悪く着床に至らないことがあります。

免疫異常(自己抗体)が理由で着床がうまくいかないこともあります。

受精障害

精子と卵子が結合しづらい状態で、体外受精で精子と卵子を受精させる過程ではじめてわかります。一般不妊検査や治療ではわかりません。

加齢による卵子の質の低下

この言葉の通りの内容ですが、受精卵の分割の状態などで体外受精を行う過程において質の低下などがわかります。

ピックアップ障害

卵管采が排卵された卵子を取り込めないことをピックアップ障害と言います。

自然な流れでは受精卵自体がつくれないということなので、一般不妊治療では妊娠は難しいので、体外受精がもっとも効果的な治療法と言われています。

子宮内膜症

子宮内膜が子宮内部以外で増殖してしまう病気です。子宮内膜症の半数以上(7割とも8割とも言われる)が不妊症になると言われています。

さらに軽度なものは発見が難しく、腹腔鏡検査などをしてはじめてわかるような事も多いのです。

 

まとめ

原因不明の不妊では、体外受精に進んではじめてわかる不妊原因や、結果として妊娠への近道に体外受精がなることも多いです。

体外受精には費用が高いことや、通院の回数などの負担がありますが、
不妊の期間が長くなり年齢がすすめば、卵子の老化も問題になってくるのです。

私見ですが、体外受精を検討するのに早すぎるということはないと考えております。

特に30代後半の方は、パートナーと早急に検討しましょう。

原因不明でも、体質改善は必須です

原因不明の不妊の原因として現在もっとも注目をされているのが、 「ピックアップ障害」です。 あらゆる不妊検査を行っても原因がわからない時の原因は、この可能性が高いと言われています。ただ色々な問題が複合的に絡んでいる事が実際は多いはずです。 免疫異常や子宮内膜症が絡んでいるので、冷えやアレルギーなどの体質改善は体外受精を考えるなら、なおさら必須と言えるでしょう。練馬区の不妊治療をささえる薬店の練馬漢方堂は、あなたの妊活を応援します。

不妊治療で使える漢方の良さ

不妊治療において漢方薬では腎(じん)を補う補腎薬(ほじんやく)と言われる種類の漢方薬が基本となります。

漢方では人体の働きや機能を五臓に分類しています

肝、心、脾、肺、腎という五臓を考えることからはじまります。 例えば、漢方で言うところの肝は、現在の肝臓よりも意味は広く自律神経やストレスを担当するところだと考えます。

そういった意味で不妊はどこに属するのかと言うと腎に属します。
腎は成長や老化、ホルモンを担当しています。
そういう意味で補腎薬と言われる腎を補う漢方薬を基本にして考えていくことが、
特に高齢になればなるほど必要になってくることが普通です。

例えば、鹿茸(ロクジョウ)や亀板(キバン)、スッポンや蟻など動物的な素材を使っている漢方薬(服用しやすいように錠剤にしています)は、より強力に補腎の効果が強いものが多いです。
温めて血行の改善をしてホルモンバランスを整え、ストレスから体に変調が来ないようにしていくといった事をする場合でも、人によって体質が違うので人によって使う漢方薬が違う場合があります。

現代西洋医学と考え方が違うからいいんです
現代西洋医学と考え方が違うからいいんです

 

西洋医学にはない漢方の得意分野

漢方の得意なところは

「バランスをとること」
「温めること」

これによって人間本来の力(治癒力、妊娠力など)を引き出すというところに重点を置いています。

ホルモンバランス
血行のバランス
血行のバランス
などをとり、冷えに対応するために
温めることができる。

上記は現在の不妊治療で基本となる西洋医学の苦手な部分ばかりです。
つまり漢方は不妊治療の苦手なところを埋めていく事ができ、または人によって違う体質や生活習慣に応じてきめ細かい対処ができるということです。

個人差のある生活習慣(夜勤があるなど)や、冷えのレベルや場所(お腹が冷える、全身が冷える、手足が冷えるなど)に対処ができるように数多くの漢方薬があります。

 

「未病」(みびょう;病気の一歩手前)や「予防」に重点がある漢方

不妊治療で厚い壁となっているのが、高齢化を基本とした卵子や精子の質の低下とそれに伴う妊娠する力の低下です。

漢方の基本は予防医学であり、病気にならないカラダを作り上げることを最上の医術と考え、
西洋医学に病気になってから対処をするというものとは根本的に考え方が違います。
また漢方はココロ(ストレス)とカラダを同時によくすることを考え、細分化された診療科に分かれる西洋医学とはまた違います。

 

何千年も前からアンチエイジングに取り組んできた漢方

漢方の世界が目指してきたものは病気にならないカラダ、つまり抗老化や若返りを考えてきた学問なのです。 昔の皇帝は、不老不死を目標とし側近の漢方医達にその方法を探るよう命令していたという歴史があります。 今でいうアンチアイジングを何千年も前から考えてきたということです。 若返りや様々なバランスをとることで心身の機能アップができる漢方は、 現在の不妊治療での厚い壁となっている卵子や精子の質の問題や、 妊娠する力の問題に力を発揮することが期待されているのです。

 

妊娠はホルモン剤では起こせません。

私の考えなのですが、命が育つような環境があってこそ妊娠という奇跡が生まれるのだと感じています。 卵子や精子が出会い受精し、着床し、十月十日お腹の中で元気に育ち、母子ともに健康にいるために 漢方を不妊にうまく使ってくださいね。

オーダーメイドが漢方の基本。専門家に相談しましょう

漢方を体質応じて選んでいくというのは、簡単なことではありません。 漢方の専門家に問診、舌診(舌を見て体調をみていくこと)などしてもらい、漢方を選んでもらいましょう。漢方専門の練馬漢方堂ではどこにではそのため初回のカウンセリングに60分はかかります。体質にあっていないと漢方の良さがでないのです。